
先日、結構頻繁に話をしている友達のお子さんにお会いする機会がありまして、
先日4歳の誕生日を迎えたとのことで、成長した姿を見るのを楽しみにしていました。
その子に最初にあったのは、2年半ほぼまえのまだ2歳で、うろちょろ歩いていたのを思い出します。
最初に会った時は、親の後ろに隠れる様に、人見知りする様子で、始終恥ずかしそうにしていました。
2回目に会った時は、3歳になったばかりのちょうど1年前ぐらいのタイミングでした。
この時は、あった瞬間に怖がられて、知りもしないのに嫌われた感でいっぱいでした。
そして、今回3回目に会った時は・・・
もはやこれまでに無いぐらいのギャン泣きっぷりで、手のつけようがないぐらいの様子で、それ以上いたら健康被害が出る可能性もあると判断して、そそくさと帰ることにしました。
その子の親が職場の人に合わせてもいつもそんな感じなのだそうで、親も結構困っている様子だったんですね。
この子、いつになったら人見知りが無くなるのだろう?
人の子ですが、そんな心配をしてしまったので、
今回は人見知りについて少し深ぼってみたいと思います。
人見知りについて
そもそも「人見知り」は、誰にでも起こり得る自然な反応です。
特に子どもの場合、「知らない人=危険かも」という本能的な防衛反応でもあるんですね。
一般的には、生後6ヶ月〜2歳あたりで強く出ることが多く、その後少しずつ慣れていくと言われています。
でも、中には5歳、6歳くらいまで続く子も珍しくありません。
親としても、毎回泣かれてしまうと気まずくなったり、申し訳なく感じてしまう気持ちはとてもよく分かります。
ですが、「人見知り=悪いこと」では決してないのです。
むしろ人見知りができるということは、「相手を見極める力」が育っている証拠でもあります。
いきなり誰とでも仲良くなれる子より、警戒心があって徐々に心を開くタイプの方が、大人になってからの人間関係は安定する傾向もあるようですね。
人見知りの子と仲良くなるためのちょっとしたコツ
人見知りの子に対して、どうすればいいのか調べてみると、次の様なポイントがあるようです。
1. 無理に話しかけない
人見知りの子に「こんにちは!何歳?」「お名前は?」とグイグイ行くのは逆効果。最初はただ同じ空間にいるだけでOK。
2. 親と仲良くしている様子を見せる
親がリラックスしてその人と話しているのを見ると、「この人は大丈夫そう」と安心材料になります。
3. 子どもに無関心なふりをする
子どもはこちらをチラチラ見ています。あえて興味を示さないことで、逆に気になって近寄ってくることもあります。
4. 距離感を守る
急に近づいたり、目線を合わせすぎると圧になります。斜め後ろぐらいの位置から、ゆるっと存在しているだけでも十分。
5. 一貫性を持って接する
何度も会っているうちに、「この人は変なことしない」と学習し、信頼が生まれてきます。時間をかけることも大切です。
大人の人見知りにも共通する話
実はこの「人見知り」、大人でも形を変えて残っていることがあります。
「自分人見知りなんで・・・」と自己紹介で話をする人も、過去に何度もあった事がありました。
そういう人は、初対面の人と話すのが苦手とか、飲み会で話しかけにくいとかとにかく、対人恐怖症みたいにいう人もいるみたいですね。
子どもと違って、表情や態度では出にくいですが、心の中ではドキドキしている人も多いみたいです。
大人になっても、「人見知りしがちだけど、信頼できる人とだけ深く関われるタイプ」という人はたくさんいます。
それは、むしろ一つの強みとも言えるかもしれません。
でも、自分が「人見知り」だと自覚している人は、結構ネガティブな思考が先行するという話も聞いた事があるので、
強みだけど弱みの様に受け捉えている人が多いみたいなんですよね。
あの子がいつか自分から話しかけてくれる日が来たら、それはたぶん自分にとって宝物のような一瞬になるでしょう。
でも、まだまだ先かな〜というのが実感値。
子どもの成長って、直線ではなく波のように揺れながら進んでいくものですよね。
今はその「波の途中」なんだなと思いながら、そっと見守っていこうと思います。
いつかあのギャン泣きも笑い話になる日が来ることを願って。
次会うのは小学校にあがったぐらいのタイミングかな・・・
「知らないおじさん」から、「親と仲のいいお友達」という認識をしてくれていればいいんだけどね。
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