
情熱的な赤いホームページを作ってほしいという意見の一方、
安定的で落ち着いた青いページを作ってほしいというオーダーを同時に受けた時に、
あなたなら、どんなホームページを作りますか?
意外と似た様な事はこれまで何度も経験した事があるので、そんな時にどうやって乗り切ってきたかと言う点や、
実際にどうするのが正解なのかと言うことを、お伝えしたいと思います。
赤いページと青いページの仕様見積もりコンフリクト
冒頭に書いた、「赤いページと「青いページ」は、2つのまるで違ったテイストのページ制作依頼で、
それぞれ、別の担当者から言い伝えられた時に、本当に困ってしまいますよね。
同じ会議に、Aページ案の言い出しっぺと、Bページ案の言い出しっぺが、同席しているのであれば、
その2人にどっちが良いか、または、どんな折衷案があるのかを話し合ってもらえばいいんですが、
それぞれ、別のタイミングで、その2人は、まるで打ち合わせができていない様な感じで申し伝えられた時、
ボールはこちらに投げられた状態になります。
もちろん、委託される別会社の場合などは、「2つの意見を、そっち側(クライアント側)で、決めてから依頼してくれ」
と、ボールを投げ返しても良いんですが、
根本的に、これは
コンセプトが決まっていないために発生するコンフリクトでもあります。
そんな役回りになりがちなエンジニア
通常であれば、クライアント(ホームページを作ってほしい人)の意見を優先するために、どちらのホームページを作るかを決めてもらうことになります。
または、自分で最適だと思うページを作って、これで良いかを問いただすでしょう。
問題なのは、やりたいことや、色んな角度からの意見は、たくさん生まれるが、それを一つにまとめるのはエンジニアの役目になりかねないということなんですよね。
社内エンジニアの場合は特にこうやって、最終的にケツを拭く役割をさせられる不毛な役回りの人も多いでしょう。
また、どちらか決まらないのであれば、赤と青のページを作って、どちらでもあると言い通す事も重要です。
もちろん、そうなる旨を全員に伝えた上でですが・・・
エンジニアならではの制作方式
このように、どっちが良いかという、意見の天秤は、定量的な比較がされない限り難しいケースが多いんです。
良い悪いだけの、感覚的な判断をしている様では、どちらを採用しても、、結果的に、緑にすれば良かった、などの、意見がで続けるでしょう。
意見をまとめられない組織も数多くあるので、エンジニアは、それらに振り回されなように、色変更機能を作って!自分達で好きな色を公開後にセットしてくれと、いうのが良いのかも。
そもそも、マネジメントがヘボい組織は、どんなに良いシステムを作っても、運用も決定もヘボいはずなので、正社員じゃない限り、それらまで付き合うギリは無い。
個人的に思うこと
自分は、ホームページを作る仕事をしているので、実際にこれまで、3桁を超えるホームページを作ってきた経験から、
値段を安くしたいホームページは、デザインに対しての注文はほぼ口出しできず、
お金を出しても、仕様設計の間しか、アジャイル的に柔軟に意見を出せません。
だって、コーディング作業に入ってから仕様変更をすると言う事は、ヘタすれば、全てやり直しになるから、
当初の見積もりの倍以上に膨らんでしまう可能性もありますからね。
それでもいいというのであれば、良いのですが、やり直しって、作る人も、作ってもらう人も、お金的にも、時間的にも、何も良い事はありませんからね。
そんな場合は、やっぱり、エンジニアがイニシアチブを取って、プロジェクトをリードしてあげるしか無いんですよ。
こう言う事ができずに、言われたことだけをやると言うスタイルのWeb制作やシステム開発をしているエンジニアは、
結果的に自分で炎上案件を引き寄せているだけなんじゃないかな〜とも思います。
もちろん、相互のコミュニケーションによる解決が一番望ましいので、どちらか一方的な指示系統である場合、失敗する事が多いんですよね。
あとがき
実は、ホームページ制作って、うちの会社の事業でやってはいますが、
個人的には、ビジネスでやる気なんてさらさら無いのが本音です。
もちろん、ホームページ制作の作業自体は非常に好きな領域だし、作って喜んでくれる人や、ユーザーがいるのは、エンジニア日和に着きます。
なにより、ホームページを作って欲しいと自分を頼ってきテックれる人の期待は、裏切れないため、今は営業活動などせずに、申し入れにあった場合に制作させていただいています。
でも、自分の会社は自社制作ソフトウェアを作る会社として活動したいのに、ずっと依頼が来続けて、時間を消耗してしまっているんですよ。
もうそろそろ自分1人で活動をする限界なのかな・・・とも弱気になっている自分もいますが、1人で通常のサラリーマンの何倍も売り上げを獲得していることを考えると、
「自己売り上げ記録を伸ばしてやろう」という意気込みが湧いてくる裏の自分もいるんですよね。
はてさて、どうしたものやら、今日もまた無謀なホームページ依頼が舞い込んでくるでしょう。
ブログで少しずつ自分の頭の中を整理する事も、こうした仕事の役に立つので、この活動もまた重要!
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