
毎日何かを繰り返す、いわゆるルーティンには、人の気持ちを安心させる安定化効果と、成長を促す、育成効果があります。
でも、多くの人は、「自分は何かを続けて行うことは苦手」と言い張ります。
何でなんでしょう?
他人から「やれ!」と言われてやるのが嫌なのは分かるけど、
自分が決めた日課ですらできない人が多いのは、実はとある思考のポイントを知らないだけの場合が多いので、
今回はそのポイントを簡潔に分かりやすく、こっそりと、秘密裏にブログに書いて伝えてみたいと思います。
何故著名人は本を書くのか?
本を書いてそれが売れたから著名人なのか?
著名人だから本を書いて売れるのか?
この本質に気がついた人は、すでに何かしらの習慣化をしていると思いますが、
普段から自分が信じてルーティンかさせている日々の習慣は、次第に他人に伝えたくなるものです。
芸能人のような有名人は、自分の知名度を生かして書籍販売をして、多種目収入を目指しますが、
そもそも書籍ってタイトルで選ぶことの方が多く無いですか?
もちろん、著者で選ぶパターンもありますが、本屋さんでもネットでも、面白そうなタイトルの本を見つけると
読みたくなるのが人の本性です。
そして、書籍を仕上げるのって、1日や2日では仕上がることはできなくて、毎日コツコツと内容を積み上げて書いていく著者が大半でしょう。
ということは、書籍を書いている人というのは、習慣化が得意な人が多いという風にも考えられます。
本を書くって、やはり一定以上の人のステイタスなのかもしれません。
日記を書くのがどれだけ偉いのか?
毎日の習慣化で、もっとも一般的なのが、「日記」です。
自分の手帖や、メモ帳、何かの紙に走り書く人もいれば、毎日更新するブログも日記そのものです。
個人的な感想ですが、セミナーなどで色々な登壇者と会ってきましたが、
素敵な登壇者は、みんな毎日ブログを書いているという特徴がある事に気がつきました。
ブログじゃなくても、毎日SNSに自分の何かしらを投稿したり、気持ちを残しているのも似た様な特徴です。
多くの人が、他人に見せる日記としてのブログではなく、過去の自分と向き合えるツールとして日記を書いているような気がします。
(自分がそうなので)
これって、ものすごく自己成長を実感できるし、他人から認められやすくなるので、オススメなんですが、
感覚的に9割以上の人が、「日記は苦手」と心に思っているらしいので、ある意味日記継続ができるだけで、標準以上のスキルを保持していると考えてもいいかもですね。
できない自分よりでもできてる継続に目をむける
継続が苦手な人に、それでも継続ができる自分になりたいと思う人に、少しだけヒントになる事をお伝えしたいと思います。
「1日しかできなかった」として嘆くよりも、「2日続けた」という事を自分に対して評価するようにしましょう。
「100日続かなければ意味がない」とか「数年継続できてようやく一人前」みたいなウナギ職人の修行のような事を考えてしまいがちですが、
継続で一番の壁は、0->1の最初の一歩です。
「そもそも継続なんて自分でできない」とか、「継続したくない」みたいに、一歩も踏み出せない人が大半な中、1回でもできたという評価で、自分の気持ちが盛り上がるかどうかで、
2日、3日...とい風に、継続する事が継続できていくサイクルが生まれます。
モチベーションというのはチープな気がしますが、自分に対して色々な期待ができるというのも、継続に対して重要な要素なんですよね。
習慣化マスターになりえるたった一つのポイント
「継続できる人は、偉い」なんて考えていませんか?
継続できる人の大きな特徴として、自分に対して "甘ちゃん野郎" であるという事です。
そして、継続し続ける事ができる、最大のポイントは、「妥協しまくる事ができる」事です。
とにかく継続だけを考えると、毎日物事が続けられればいいので、
極端な話をすれば、
毎日勉強をしたければ、教科書を開いただけでも、「勉強をした」と言い切れるし、
一言しか日記を書かなくても、「毎日日記を書いてます」と言い切れます。
ダイエットや運動なども、毎日筋肉痛になるぐらいやれなければ、1セット、いや腹筋1回、腕立て1回、スクワット1回でも、やったと言い張っていいでしょう。
こんな風に、気分が乗る日と乗らない日を、自分で妥協する事ができる人が継続の達人へと成長していけるのを、このブログを10年間続けて気がつきました。
毎日継続していると、自分ではほんのちょっとしかやっていない事でも、他の人から見たら「十分なボリューム」をこなしている様に見えるものなんですよね。
あとがき
習慣とは自分の言葉でいうと「続けられる形に整えた反復」です。
意志力や才能ではなく、「仕組み化」こそがカギなんですね。
毎日ちょっとの積み重ねで、思ってる以上に遠くまで行けることを多くの人が知らないのもやった人だけが得られる特典だと考えましょう。
このブログが、あなたのちょっとした継続のきっかけになれば、こっそり嬉しいです。
0 件のコメント:
コメントを投稿