
先日、X(旧Twitter)で、普段ほとんどツィートもしなければ、閲覧もごくたまにしか観ていなかった自分に、DMが1通届いていた。
「ファンです。フォローありがとうございます。」
もうね、めちゃくちゃ詐欺に誘っているかの様に思えていたんですが、
どうやら、1年以上前にやっていたPodcastラジオのリスナーの方で、数ヶ月前に番組のアカウントをフォローしてくれて、
自分がフォローを返してから、半年後に本人が時を経てDMをしてきたとのことでした。
プログラミング学習ラジオ
耳で聞いて、ラジオでプログラミングを学習するスタイルのラジオは画期的だと思って配信していたのだが、
聞いて喜んでくれていたというリスナーさんがいたというのは、本当に嬉しい限り。
ラジオは、1000回をもって、いろいろな理由で凍結をしたんだけれど、
3年間で1000回までやったという実績は、いまだに色々な人から賞賛される事が多い。
そして、今回DMをくれたリスナーさんは、1000回目の配信の後から聞き始めたので、
もう番組は終わっているけど、その方がプログラミングの勉強を初めて、何気なくPodcastで検索をしたら、ウチの番組がヒットしたとのことで、
全話聞いてくれたのだそうです。
コレ、めちゃくちゃ嬉しいですよね。
プログラミング初心者に興味がある自分
自分のラジオを聞いてくれていたというファンの人でもあるし、
そもそも、プログラミングを学習し始めている初学者の方は、
自分のエデュケーション講師スキルとして、お話を聞いておくべきということで、
すぐにDMで「お話ししませんか?」と伝えたところ、快く承諾していただいたので、
DMしてから3日ぐらいで、お話しするチャンスをいたえだけました。
プログラミング学習の理由はひとそれぞれ
そのファンの方は、プログラミングとは全く関係のない仕事をしていたらしいですが、
自分の子供もできて、子供の成長に合わせて、将来ITを使った仕事をしていたいという夢もあったようで、
思い切って半年コースぐらいのスクールに飛び込んだのだそうです。
でも、スクールでは、広く浅くしか教えてもらえなかった様で、
卒業しても、就職できずに困っている周囲の状況に少し戸惑いもあったと話していました。
プログラミングで成長できるのは、忍耐力のある人のみ
プログラミングって、学び始めてある一定をすぎると非常に楽しくなるのだけれども、楽しくなる前に辞めちゃう人が、本当に多い。
なので、改めて、忍耐強く学習をコツコツと続けていける人が、楽しんでスキルアップできて、仕事にも繋げられる人なのだということをその方から学べる事ができました。
そのファンの方の周囲の人が、就職に困っている中、SES系の派遣会社に就職する事ができたようで、50社以上に、アポイントをとって、就職活動をしたという話を聞いて、
この人は、将来的に成功できる側の人間だと理解する事は容易でした。
もちろん、色々なビジネステクニックもあれば、心理的コミュ力のスキルなどもあるんですが、個人的にも忍耐力強くて人当たりのいい人は、
放って置けないし、何より一緒にいても苦にならないというメリットがある。
人はこのスキルをもっているだけで、どんな苦行も耐えられるハズだ。
将来展望
その方は、将来、お子さんと肩を並べてパソコンをいじる事が夢なのだそうです。
そして、仕事としても、フリーランスになって、ホームページのLP制作を専門で請け負う事ができるようにしたいとの事。
こうした夢をモテている事も、人間力のプラスになっている事がよくわかった。
将来展望が漠然としていたり、先のことはよくわからないと気の抜けた顔で言っている人に、誰がお仕事をくれるんだろう?
そんな気付きから、年齢がいくつなんてあんまり関係なく、将来に向けた目がキラキラしているだけでも、人間的魅力が爆発することはよく理解できた。
いくつか質問を受けました
せっかくなので、今、プログラミングでつまづいているポイントや、困っていることなどがないか聞いてみたところ、3つほど質問を聞かれました。
1. プログラミングのアルゴリズムってなんですか?
スクールで「アルゴリズムの課題」というのがあったけど、いまだに意味がよくわからないので、アルゴリズムについて教えてください。
と質問されました。
アルゴリズムって、学問でもあるし、モノの仕組みみたいなモノなので、一言で説明するのむず〜と考えたのですが、
すぐに答えたのは、「計算式の事」と伝えておきました。
でも、確かに、アルゴリズムって、自分もまだプログラミングがわからない時に、ハリーポッターの魔法の呪文のように聞こえていたな〜ということを思い出して、
同時に、それを的確に答えてくれる人なんて、周囲に誰もいなかったことを思い出しました。
ちなみに、ネットで調べると、「何かの問題を解決するための手順やルールの集合です。」と書かれてありました。
2. 実際にITの仕事に着く前に勉強しておいた方がいいことは何かありますか?
これも、初心者からされる質問ナンバーワンのモノですね。
採用面談で、内定が決まった人が「会社に入る前に勉強しておくものはありますか?」のヤツです。
これは、端的に、仕事に着く前の予習は常にやっておいた方がいいことは話しましたが、仕事で何をやるかわからない状態の場合は、
プログラミングの学習や、ネットワーク、IT知識、デザイン、周辺の知識などなど・・・
たくさん学ぶべきことは多くあるので、それらを、一気にやらずにちょっとずつやって、
ブログでもなんでもいいので、他人にみてもらえて、自分でも見直す事ができる、書き残しをすることをオススメしておきました。
俗に言うところの、アウトプット学習です。
インプットを1の量として考えた時に、アウトプットを2ぐらいすると、一番学習効率がいいのだそうですよ。
コレ知らない人が多いと思うけど、自分で実際にやり続けると、1年ぐらいで信じられないぐらい頭の中身が変わる感じが体験できたんだよね。
3. デザインの学校に通おうか迷っているけどどう思います?
そもそも、「学習にはお金をかけない方が良い」と、伝えておきました。
たくさんお金があるので、教えて欲しいというのであれば、どんどんスクールに通ったりしてもいいと思うんですが、
学校に行かなくてもネットでなんでも学べてしまう時代です。
そもそも、評価の高い書籍を買うだけでもかなり勉強になるし、ブックオフに行けば、少し古くなった書籍を百円程度で購入する事も可能お。
なので、自分が勉強したアウトプットを、他の誰かに評価してもらうという事の方が重要だし、仕事の即戦力にもつながると言うことを伝えました。
あとがき
なんだか、自分のファンである人と話すのって、自分も緊張しますが、その人も相当緊張していたようです。
話をしていても、その緊張感が伝わってきましたが、最後に「お話できて楽しかったです」と、礼儀正しく言っていただいた時には、
こちらも非常にうれしたのしい気持ちになれましたね。
「憧れてます」とか「ファンです」と言ってもらえることって、人生でそうそうないので、貴重な機会をいただいたその方に感謝です。
いや〜改めて、数年越しですが、ラジオ番組という
アウトプットをやっていた甲斐があった事に気がついた、今回の一件でした。
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