WindowsのDSP版が今更ながら理解できた話

2024/03/08

テクノロジー

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eyecatch Windowsの正規品とDSP版の違いは理解できていたつもりなんだけど、明確な違いが理解できた。 でも、こんな簡単な事をどこのサイトを探しても明確に書いてくれていない。 ということで、結論を先に言います。 Windows DSP版は、マザーボードのシリアル番号が固定されるので、1台のPCにしかインストールできないけど、正規版はPCを買い替えても、OSを移行することができます。

DSP版を買うのは自作する人限定?

そういや、メーカーのPCを購入すると、OEM版というOSがインストールされているので、自分でOSのインストールはしなくてもいいし、 なんならOfficeアプリなんかもはじめからインストールされているのが、ビジネス系モデルの定番です。 それ以外でDSP版が必要になるPCって、自作または、BTO購入する場合ぐらいじゃないですかね? ということで、DSP版はGEEKな人用のOSと言ってもいいかもしれません。

WIndowsの正規版/DSP版/OEM版について

これらは、ググればすぐに出てきますが、簡単に書いておきます。
正規 DSP OEM
値段 通常(高い) ちょっと安い(はず) 個人では買えない
パソコン買い替えの時 移行できる 移行できない 移行できない
グラボ載せ替えの時 問題なし 問題なし 問題なし
トラブってリカバリーする時 プロダクトキーで認証可能 プロダクトキーで認証可能 プロダクトキーがあれば認証可能
Macに乗り換えの時 アホか できるわけ ないやろ

WIndows正規版について

正規版は、マイクロソフトが正規に販売しているOSのパッケージです。 MacもLinuxもChromeOSも、最近流行りのOSは無料なのに対して、未だに1万円以上の高額な販売をしているWindowsの利用率は、どんどん下降気味なので、 もしかしたら、今後OS戦略で無料になる日が来るかもしれませんね。

WindowsDSP版について

基本的には、抱き合わせ販売するOSという意味で、本来であれば、マザーボードとセットで売られるべきなのに、グラボや何かのPCパーツとセットで売っているのが現状のようです。 Amazonなどでは、DSP版が単体で売られているのも見かけます。(正規品のアバウト半分ぐらいの値段で) これは、OEM版をDSP版と言っているだけのモノが多いようですね。

OEM版

基本的にはパソコンをオリジナルブランドで販売する会社が、OSをインストールして販売するように作られたモノで、大量購入をして購入金額を抑えるロット販売が基本です。 なので、メーカーであまったOSなどをDSP版として、ネット販売しているケースが横行しているようですね。 ※これおそらくロット購入者側が、売買契約違反になるはず。

正規版とDSP版のどっち買えば言いのか問題

とにかく少しでもお金をケチりたい人は、DSP版一択でしょうが、 パソコンを買い替えてOSも移行することを考えたら、再度DSP版を買い直す場合に正規版買っといたほうが安かった・・・なんて事もあるかもですね。 でもですよ、PCを買い替えた時って、別のPCになることの方が多いじゃないですか。 マザーボードを交換する以外は、別のパソコンが新しく生まれると考えると、パソコンには、1つ1つOSをインストールしてある状態にすることを考えると、DSP版にしておいたほうがなんか問題が少ないような気がするのは自分だけでしょうか? 何度も言いますが、マザーボードの買い替え以外の場合ですよ!

パソコン自作はやっぱり楽しい

これまで10台以上のパソコン自作をやってきて、毎回今どきのスペックでまあまあいい奴(最高スペックじゃないのが小心者の証拠)という目的で作ってきましたが、 パーツを自分で選ぶというのは、めんどくさい反面、独自の思考を入れやすいし、そもそも見た目はケースそのものなので、ここでの個性の出し方なんて購入時にワクワクしながらできるわけですよ。 そして、どんなにオシャレなパソコンを作っても、3年経てばクソデザインとして、ダサく感じてしまうのもまた風流な思考かもしれません。 そして、最新スペック以外のパソコンはゴミと言っても良く、自作パソコンは転売がし辛いので、こうして自作パソコンゴミ屋敷が出来上がっていくのも、また風流・・・ こんな、誰からも嫁からも共感されないパソコン自作ですが、 古いパソコンに、LinuxやChromeOSをインストールしただけでもワクワクすることを考えると、パソコンが好きなんでしょうね。

スペックだけがパソコンじゃない時代

一昔前のインテル入ってる時代は、パソコンの速度=スペックのみが、パソコンの魅力でしたが、 今は、デザイン、小ささ、用途にあった機能など、Goodの感覚が、ケースバイケースになってきました。 USBスティックほどの小さなパソコンもあれば、 手のひらサイズで、そこそこ悪くないスペックのもの、 ゲームに特化した中身がWindowsなヤツ、 見た目がキラキラの、今どきのゲーミングPC、 持ち運びを基本とした、スタイリッシュなオールインワンノート これらのどれも、他には無い特性があり、仕様に応じた適材適所が存在するのが今のところのパソコンなのでしょう。

あとがき

パソコン自作をする度に、WindowsOSを新しく買うかどうするか迷うのですが、DSP版を余分に購入しておこうかと考えてもいいかと脳がバグってきています。 そろそろ、誰もがOSを自作する時代が来るかもしれませんね。 Linuxを改造してそうしている人もいるかもしれませんが、OS自作はなんだかワクワクの頂点ですね。 身震いしてきます。

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