部屋の断捨離よりも思考の断捨離

2024/03/26

マインド

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eyecatch 部屋の荷物が減らないんですよ。 便利そうなアイテムや、パソコンの周辺機器を見かけると、さほど値段が高くなければ、すぐにアマゾンでポチってしまうのは、 個人的に無駄な浪費ではないと言い聞かせていますが、部屋の荷物が増えてくるのを見ると少し反省。 そして、部屋の片付けをどうすればいいかという、片付けコンサルみたいなモノをやっている人は、「捨てろ」の一点張りで、 物事を整理する思考をレクチャーしてくれる人は今のところ皆無です。 個人的なジンクスですが、片付けなどで泣く泣くモノを捨てた次の瞬間に、捨てたものが必要になるという法則があります。 今どきの趣味が多い人の困った現状なのかもしれませんね。 でも、そんな断捨離が苦手な自分ですが、思考の断捨離は人一倍得意という事に最近気が付きました。

思考の断捨離とは?

毎日何かに追われて生活をしている人っていませんか? 仕事のスケジュールに追われたり、 やらないといけないことがたくさんあって、それらを消化するのに、少しウンザリしている人。 そんな人は、思考の断捨離を行うと、かなりいいデトックスになります。 思考の断捨離というのは、自分に都合の悪いことをそれ以上考えるのをやめてしまいましょう。というストレスを無くす思考です。 いつまでも、失敗したことをクヨクヨ考えていても何の得もありません。 何か楽しいことをやろうとしても、以前の嫌な思い出が頭の中に残っていてなんか楽しくない。 こんな人は、思考の断捨離ができないタイプの人です。 どんだけ自分の部屋をキレイにしていても、頭の中はゴミ屋敷状態なんですね。

思考の断捨離は忘れることではなくて超ポジティブ思考

思考を断捨離するというのは、何でもかんでも忘れるというワケではありません。 人は失敗を糧にスキルアップしていく生き物なので、失敗したことを忘れてしまってはなんとももったいない思考になります。 では、思考の断捨離って、何を捨てるのかというと、失敗した時の感情を捨てるという事なんですね。 失敗して、何かしらの悔しさや惨めさが残ったままの自分がなんとも情けなくて、許せなくて、ウジウジしてしまうというタイプの人が、思考の断捨離が出来ていない人です。 思考の断捨離が出来ている人というのは、ケロっとして、自分の失敗を笑って他人に平気で話している人で、 「むしろその失敗がなかったら自分は今の何かしらの成功を手にすることが出来なかった」 こんなセリフを言っている人がいたら、思考の断捨離の達人です。

思考の断捨離が出来ない人の特徴

物事を多面的に見ることが苦手な人は、思考の断捨離が苦手な人が多いようです。 物事に対して、自分独自のゆるがない取り決めのような思考を持っている人は、どうやら思考の断捨離が得意では無さそうです。 何かの物事をマルかバツで決めていて、それが揺るぎない人です。 要するに、思考がガチガチに硬い人ですね。 思い込んだらもう別の思考が入り込む余地がない人は、他人が何と言ってもその人の考え方は変わりません。 こんな人は、アタマデッカチと思われて周囲から人が離れていくのと同時に、自分の何かしらの学びや、思考の範囲すらも狭くなりがちです。 できれば、こういうタイプにはなりたくないですよね。

思考の断捨離アラカルト

思考の断捨離は、自分の考え方を180度変えるだけで簡単にできます。 不思議なことに、これができるようになると、自分の目的などがいとも簡単に達成しやすくなるという、オマケつきです。

1. 大好きな色を無くす

好きな色というのは、無条件に何かしらの選択肢で、都合が悪くても、色だけで選びがちになります。 ある意味、心理的な囚われとして、マイナスに働くことも多いので、大好きな色で全身コーデしている人は、物事の選択ミスをしているパターンが多い可能性が高いですね。

2. 自分へのごほうびを無くす

仕事終わりや、何かしらの大変な作業の後で、「自分へのごほうび」という言葉を出して自分を甘やかしている人は、眼の前にニンジンがぶら下げられないと動けない人間になってしまっています。 逆に言うと、他人のために奉仕する精神がとてつもなく低くなっている可能性が高いんですね。 全ては自分本位になっているこの思考をなくしてみると、普段接しないようなタイプの人とのつながりができるかもしれません。

3. こだわりを無くす

「自分のやり方は、これが一番」という職人思考を持っていると、作業をする時の効率はとてもいいでしょう。 でも、逆に、そのやり方以外は素人みたいな技術でしかない場合もあります。 プログラミングで自分が使っているプログラム言語、フレームワーク、IDEツールなどがないと、何一つプログラミングができないのと同じですね。 そうしたこだわりを無くすと、結構基本スキルって身につきやすくなるのも、こだわりをなくした人だけが気がつける要素です。

4. 嫌いを無くす

苦手なものや気に入らないものって、普通の人はどうしても自分から遠ざけようとしてしまいます。 昆虫や虫は、見るのも聞くのも嫌なモノだし、 嫌いな人は、関係すら持ちたくないというのは、人の生理現象のようなモノです。 でも、嫌いだったものがある日を境に大好きになるという目の鱗が落ちる時があります。 これを経験すると、その人は自分がなんてちっぽけだったんだろうという、お釈迦様のような思考を手に入れることができます。 いきなり嫌いなものを無くすのは難しいのですが、理由もなく食わず嫌いしているものは、少しだけ近寄ってみると世界がわかるキッカケになるかもしれませんよ。

5. やりたいことをやるのを無くす

コレが腑に落ちた人は、人生が楽しくて仕方がなくなります。 普通の人は、自分がやりたいこととやりたくないことが選択してあった場合、確実にやりたいことを選択しますが、 自分がやりたくない方を選択してみると、その後の人生が想像もできない上、自分のいろいろなスキルアップが想像よりも早く、高く、楽しくできるようになるという不思議なジンクスが存在します。 なかなか自分がやりたくない方を選択するってできるものではないですが、勇気を出した一歩を踏み出した人だけが味わうことができる、とても素敵な思考の断捨離なんですね。

あとがき

他人の悩みを聞いた時に、何に悩んでいるかわからないことが多いです。 簡単に解決できるのに、一歩が踏み出せずに悩んでいる人、 普段自分でやっている習慣を見直すだけでいいのに、習慣を変えることが出来ない人、 違うやり方で簡単にできるのに、ずっと同じやり方で足踏みをしている人、 こういう人は、思考の断捨離が必要なんですが、こればっかりは口で説明してもわからないし、眼の前で見せて上げても気がつくことができません。 本人が自分で気がつく以外に道がないんですね。 もしかしたら、「思考の情弱」と言ったほうがいいのかもしれないな。

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