SDGsが人のコミュニティから地球救済までできると信じて、生活習慣からこれまでの標準思考を変えようと、世界中でいろいろな取組みが行われています。
そんな中、断捨離とは真逆のモノを捨てないをモットーにしている、自分の思考をブログに書いておきたいと思います。
モノを捨てなすぎるとゴミ屋敷になる説
街の厄介モノである、ゴミ屋敷は、全国いたるところに点在します。
「ごみ屋敷」の全国調査 過去5年間で5200件余 環境省
これらゴミ屋敷に住む家主は、ほぼ決まって同じことを言っているて、
・モノが捨てられない
・まだ使えるから置いてあるだけ
こうして、近隣にまで浸透するぐらい足の踏み場が無くなっている住宅が出来上がっているようです。
これらの迷惑ゴミ屋敷住人は、単にモノを大事にしているのではなく、片付けができなくて、掘り起こしても二度と使えないゴミ生成場を大事に管理しているので、SDGsとは真逆の行為と理解しましょう。
断捨離思考
捨てないのではなく、直して使い続けるという昭和の考え方が、個人的には素晴らしいと感じているというのが、今回紹介する「モノを直すチカラ」です。
昭和家電はレトロ家電として、今でも使い続けられているものが多いですが、
最近の便利な家電やガジェットなどは、古くなったら買い替えることが当たり前になっているようです。
スマホなどは、2年使ったらもはや古くて書い直さなければ最新のOSにすらアップデートもできないという、メーカーからして消費期限を決めているのが現状です。
消費者からしても、1つの製品をずっと使い続けるほうが、金銭負担も抑えることができてお得感もあるはず。
何でこんな子供でもわかる仕組みがテクノロジーが進んだ今の世の中で作れないのかというと、
直すより刷新するほうが簡単だからです。
モノを直して使っているとケチと思われる?!
古いものをずっと使っていると、一昔前であれば、
モノを大事にする人と思われましたが、
最近では、
ケチと思われてしまうようです。
そもそも、ケチってどういう意味なのかというと
ケチ
1. ひどく、物惜しみをすること、または、その人。吝嗇・吝嗇家。
2. つまらない、取るに足らない。
3. 価値を下げるもの。
参考: https://ja.wiktionary.org/wiki/%E3%81%91%E3%81%A1
どうしてもネガティブに聞こえてしまうケチという言葉ではなく、倹約家とか、モノを大事にする人という見方ができるようにならないと、
現在の断捨離文化は無くならないような気がしますね。
ミニマリストの本質
何故、人は断捨離をするのかというと、
身の回りにモノを置かないミニマリストというのが、身軽でスッキリしてスタイリッシュでかっこいい印象があるし、
そもそも、生活自体も簡素で無駄がない状態が、身も心も気持ちよく過ごせるからだと思います。
ここで、ひとつ大きな不思議に気がつくのですが・・・
「だったら、モノを買わなければいいのでは?」
それでも、人はモノを買って、それを断舎離する生き物のようです。
季節ごとに新しいトレンドの服を買い、数年為た衣服は消費税よりも安い金額で売りさばいたり、地域のゴミの日に分別素材としてゴミ出しします。
着古した衣服であれば、それでもいいかもしれませんが、値段の高い服は、
長い期間着ることができる。という迷信を信じて、
安物を購入して、断捨離を繰り返して、自分はミニマリストと言い張るツワモノが増えてきていると感じるのは、自分だけでしょうか?
服も家電も直して使えばいいんです。
直すチカラ
修理屋さんに魅力を感じる人もいますが、
専門のスキルを持っている人が修理をしないと、その後安心して使い続けることができないという気持ちは痛いほどよくわかります。
でも、世の中には器用にモノを直してしまう修理が趣味の人はたくさんいます。
衣服の再訪技術や、住宅の修繕のDIYスキル、家電製品などの回路知識や、オモチャなどの修理のためのリメイクスキルなど、
修理するにはそれぞれ何かしらの技術スキルが必要になるのは事実です。
もちろん、修理屋さんに持っていってお金を出してちゃんと修理をしてもらうというのも悪くないし、
思い入れのあるモノは、修理して使いたいと誰もが考えるでしょう。
直すチカラは、モノを大事にしたいと考える人が自分で直して使い続けたいと考える人が付けるスキルなのかもしれませんね。
器用な人は、スキルを意識しなくても、チャチャッと直してしまうかもしれませんけどね。
ITに詳しくなるためにパソコンを直せるチカラを身に着けよう!
デジタルに関しては、ITに詳しくないと手を出すことすらできない人が多いでしょう。
これまで「パソコンが壊れた」と、友達や知人から何度も相談されてきたんですが、正直「自分で直せよ」というのが本音です。
個人的な感覚ですが、パソコンなどは、ITレベルが低い人ほど意味の分からない壊れ方をするというのがあります。
そして、どういう操作をして壊れたのかを聞いても、操作をした本人が、「どういう操作をしたのかがわからない」と答えることが多く、ここは、ITスキルに依存すると考えています。
あとがき
以前、田舎の母からパソコンが壊れたと、連絡があり、話を聞いていて気がついたことがあります。
うちの母は、ITがその世代のほとんどの人がそうであるように、ITが苦手です。
そして、次のような特徴があります。
・ネットインフラの事をwifiと言う
・インターネットブラウザの事をネットと言う
・思った通り動かない時は、壊れたと言う
・ほとんどの場合壊れていない
そう、壊れていないのに、デスクトップからアイコンが無くなっただけで、「壊れた」と騒ぎ立てることがしばしばあります。
自分でマウス操作を誤ってゴミ箱にドラッグしたり、DELボタンを押してしまったというレベルを「壊れた」と言って相談してくる人、
まじカンベンしてくれよ〜と考えてもいいと思いません?
というわけで、モノを直すチカラは、自分の生活も豊かにするという事を改めて教えてあげたいという自分的思考のブログでした。
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