飛行機移動の時に見た映画でしたが、ディズニー&ピクサーの安定コンビで、申し分無い内容でした。
とにかく、炎の表現がピカイチでして、見ていて違和感が何もなかったのがストレートな感想です。
もちろん、水の表現で海や川など、写真さながらなのも圧巻ですが、ピクサーのこうしたフラクタル技術って業界トップクラスなのは間違いないですね。
ストーリー
火・水・土・風というエレメントで別れた人種の話。
それぞれのエレメントは、そのままの特徴があるが、火と水は相交えないという常識だけど、その壁を乗り越えた恋愛ストーリーになっている。
水道調査員のウェイドは、水漏れ調査をしていて、エンバーの父親の店に不意に押し流されていき、二人が出会う。
怒りっぽいエンバーの癇癪のせいで、店の水道管が壊れたことで、店は営業停止の危機にさらされる。
それを阻止するために、エンバーとウェイドは、街の水漏れの原因を突き止め、それを防ぐ活動を通して二人の距離が近づいていく。
しかし、エンバーの父親はとにかく水エレメントの住人を嫌っており、二人が結ばれることはとても難しいと思われた。
そんな時、修理したはずの水漏れ箇所に大きな水が押し寄せてきて、火の街が大洪水に見舞われてしまう。
ウェイドはエンバーの店を救うために、自分を犠牲にして救済に向かうが、エンバーと崩れた店の中に閉じ込められて、エンバーの熱気により蒸発してしまう。
水のエレメントが蒸発するということは死を意味するという事になる・・・
スタッフ・キャスト
監督 | ピーター・ソーン |
エンバー | 川口春奈 |
ウェイド | 玉森裕太 |
ファーン | サンドイッチマン(伊達みきお) |
バーニー | 楠見尚己 |
シンダー | 塩田朋子 |
評価
★★★★★
ピクサー映画は、CGアニメーションなので子供向け映画のようにも思っているひとも多いと思うが、トイ・ストーリーやモンスターズインクなど、大人が見ても十分に楽しめて、感動もできる作品になっている。
このマイ・エレメントも、同じように見終わった後清々しい気分になるので、とてもオススメの映画だと思った。
個人的にCG映画が好きという事もあるのだが、何故かピクサーの映画は、もう一度観たくなる魔法の作品のような特徴を持っている気がする。
細かな描写を確認したいというのもあるが、最初にみたときに、ストーリーがどうなるのか?というワクワクトと、観終わってから、ストーリーがわかった状態でもう一度ストーリーを体験したいと思わせる魅力がある。
個人的には、風のエレメントや、土のエレメントが、表現されていたけど、それぞれもっと目立っても良かったのではないかと思ったが、水と火だけで十分なボリュームなので、泣く泣く話しを削ぎ落としたのだろうと想像してみた。
もちろん、火のエレメントが触ったものが全て燃え尽きてしまうはずなのに、どうやって服着てるの?とか、紙のパンフレットなどを手に持つシーンなどで、なんで燃えないの?と思う箇所などツッコミどころも多いだろうが、それらを無視してもいいぐらいのストーリーパワーがあるので、穿った見方ではなく純粋に観たほうが楽しめるよ。
あ、もちろん、日本語吹き替えを観ました。
元の言語で観ても楽しめるかもね。
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