ことわざ「後医は名医」のITシステムにも精通するのか?

2023/08/08

テクノロジー 日記

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eyecatch ここ数年、全く風邪すら引かない健康体を手に入れることができました。 どうやって手に入れることができたかというと、およそ想像できる健康な生活を過ごしているだけなんですよね。 毎日筋トレしたり、有酸素運動で汗を書き、無駄に夜更かしせずに睡眠を十分に取り、食事のリズムをしっかりと刻む。 これだけですが、健康の秘訣って不健康を無くすという当たり前のことだと気が付くことができましたよ。

後医は名医

セカンドオピニオンなどでお医者さんを何人か診察してもらう時に、後で見てもらったお医者さんの方が何となく良い印象を持ってしまうというまやかしがあります。 これには、いくつかの原因がありますが、セカンドオピニオンで元の医者の方が良かったという話はあまり聞かなくないですか? 最初に見てもらった医者が診断してくれていることに納得が行かない患者がセカンドオピニオン診断を受けるわけで、自分が納得が行く医者に行き着いた段階で、その医者の評価が高くなるので、なんとなく医学評価ではない感じがしませんか? 見てもらった医者のコミュニケーション能力や、個人的なキャラクターの好き嫌いなどもあるかもしれないし、そもそも、色々な先入観が入り交ざっている可能性の方がたかいですよね。 まあ、実際は、風邪を引いた程度の病気で最初に医者に見てもらうよりも、次に見てもらう医者の時にはもう自己治癒で治りかけているという状態の場合も少なくないようです。 あとは、後で見てもらう医者は、最初に見てもらった医者の診断結果を元にするため、それよりも精度が良くなるのは当然といえば当然です。 実際にお医者さんは、このことわざについてどのように感じているのか興味津津です。

システムに関する後医は名医

ITシステムは、一度作ったら、将来永劫そのまま使えると思っている人も多いかもしれませんが、メンテナンスをしないと、確実に廃れていきます。 食べ物が腐るその感じに似ていますね。 言い換えれば、システムも腐っていくんですよね。 陳腐化って言うんですけどね。 そんな陳腐化を防ぐために、システムはメンテナンスと同時に、リファクタリングやら、バージョンアップを繰り返していくことになります。 最近では、ITドクターという役割の人たちがいて、古くなったシステムを新しく再生させるための助言やコンサルティングをするシステムエンジニアです。 この場合、後で診断をする時に、古くなったシステムは、もはやネガティブ要素しかありません。 システム仕様を作りながら、バージョン1.0を作るのと、1.0が陳腐化してから、バージョン2.0を作るのでは、まるで要件定義が違ってきます。 単にOSや、ライブラリのバージョンアップに合わせるだけのプログラミング修正をするのは、バージョン2.0とは言いませんからね。 ゼロイチでシステムを作る人はこの時に、ボロクソ言われる事も少なくないことを、よく知っています。(ここだけの話ですが・・・)

システムの健康診断は重要

人間も年を取れば取るほど、1年に1回以上は、健康診断をするでしょう。 同じようにシステム診断というヘルスチェックを意識しているシステム管理は、老化を遅らせることができますし、トラブル対応に非常に思考が働いていると思います。 このヘルスチェックは、単にチェック項目をなぞっていくだけではなく、其のタイミングでの最新の診断というエンジニアならではの視点というのもあるため、素人が行うには限界があります。 興味のある人が多いようでしたら、今度ブログでまとめてみたいと思いますが、今回は詳細は割愛させていただきます。 とにかく、今後は、人間だけじゃなく、システムに関するお医者さんという職業が数多く増えてくるというのは、何となく確実な気がしませんか? パソコンが壊れて直してもらうのもそうですし、健康診断を適宜行うだけの職人の職業も増えてくるでしょうね。

あとがき

実は今回、こんなブログを書いたのは理由があって、とある会社さんから、今その会社の中で使っているシステムが非常に使いづらいから、なんとかして欲しいというお問い合わせをいただいて、 ヒアリングしてみると、そのシステムは、15年以上前に作られて、それをこれまで騙し黙っし使っているという状態でした。 社内のエンジニアが構築をしてきたんですが、社員の居残り率が極めて悪いその会社さんは、作った人は軒並み退社していて、誰もシステムを手直ししたり、機能追加したりできないのだそうです。 こんな会社さんって、もしかして、多いのではないか?と思って、ある意味システムに精通している人は、ビジネスチャンスになるのではないかと思って話を聞いていました。 なんとなく、古くなったシステムって、悪く言われがちですが、システムが悪いのではなく、その時の時代背景に沿ったシステムというのがあり、其のシステムも作った当初は非常にありがたがられていたはずです。 ここである名言を思い出しました。 とある世界を一世風靡していまでも語り継がれている漫画の、代表名言ですが、 言葉を置き換えていいますね。 「システムは友達」

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