システム障害が発生した時のエンジニアの正直な気持ち

2023年8月30日

テクノロジー 日記

eyecatch ITエンジニアの人は、他の業種と少し違うストレスを抱えます。 特にWebエンジニアと呼ばれる人たちは、若い人も多くそのストレスに耐えられない人も多いようです。 そのストレスとは、システム障害と言われる自称の対応です。 テレビのニュースでも、かなり頻繁にシステム障害という言葉を聞くと思いますが、これらを聞くと多くの人達は、システムに不具合があるのだと考えガチですが、実はそうではない事の方が多い事をエンジニアはみんな知っています。

僕らはみんな生きている

システム障害が発生した時に、システム開発者は、ポンコツレッテルを貼られたような蔑んだ目で見られてしまいます。 システム障害は、策略でも無い限り誰も得をしません。 多くの人が使うシステムであれば、それらを煽って祭りと呼ばれるバカ騒ぎが起こる場合もありますが、そのシステムを使っている人は、困る事だらけになるでしょう。 そして、エンジニアはシステム障害が発生した時に、まず最初に頭に浮かぶことは、
この障害が無かったことにすることはできないか?
という思考アルゴリズムが脳内に巡らされます。

生きているから悲しいんだ

そんな不具合が発生したシステムでも、使う人の使い方次第で壊れてしまう場合もあります。 もちろん、壊れないようにシステム設計をするというのも重要なエンジニアの役割りですが、想定外の使い方をするユーザーは跡を絶ちません。 システムは、多くの人に使われれば使われるほど、不具合は出てしまうものですね。

手のひらを太陽に透かしてみれば

Webシステムで多い障害といえば、サーバーダウン系の、いわゆるハードウェアトラブルです。 これは、サーバーアクセスする人が、一定の許容を超えた時に、処理が多くなって、サーバーがダウンしてしまうんですが、 人間も仕事がいっぱいいっぱいになったら、何もかも投げ出して、ずっと寝ていたくなるアレと一緒です。

ミミズだってオケラだってアメンボだって

Webエンジニアを仕事でやっている人は、24365という数字に敏感になっているでしょう。 「ニーヨンサンロクゴ」と言うふうに呼ばれますが、これは、24時間365日のサポートが必要といういわゆるフルタイム、コンビニエンス店舗のような対応です。 365日が閏年のときは、366日になるのかというと、これは言い方だけですが、要するに休みなしのAll Dayです。 会社で公開型のWebサービスを立ち上げている場合、必ず夜中でもサーバーがダウンした時にメンテナンスを実施するエンジニアの役割が発生しているはずです。 それを経験したエンジニアの人は、みんな口を揃えて、「夜中の3時に、システムアラートが鳴りガチ」というような、オカルトにも聞こえる話をします。 エンジニアは、そんなフルタイムサポートをサービス残業でやっているという今時ではないビジネス事情を抱えている場合もあるので、24365と聞くと、身震いするほど恐怖を感じてしまうエンジニアも少なくないでしょう。

みんな生きているんだ友達なんだ

とある会社で、システム責任者をしていたエンジニアが、大きなシステム障害が発生したタイミングで、連絡が取れなくなってしまったという話を、その会社のCTOから聞いたことがあります。 その後も会社には一切音沙汰が無く、半年ほどして退職届が手紙で届いたそうです。 オカルトですね。 逃げたい気持ちも本当によくわかりますが、エンジニアとしては、そうならないために、より広い視野で不具合に対する対応や、想定できないけど、あらゆる想定を巡らせて、ちゃんと二の手を踏んでおくという事が重要だということを再認識する話でした。 この、広い視野を深掘りしていくと、サーバーのハード障害が発生することを事前に察知する予兆検知というレベルに思考がまわるようになってきます。 少しでも何かしらの予兆を感じたら、アラートを受け取って、大きな障害を無くしていくという、ここまで思考がまわればかなり安心できる運用になるんですが、これってオンプレサーバーを経験したことがないエンジニアには、あまり生まれない思考なのだそうです。 古くからのエンジニアは、老害として嫌われがちですが、こうした時にチカラを発揮するケースも少なくないようですよ。 道路工事等の警備員として働いているおじいちゃんをよく見かけますが、これからは、サーバー障害検知要因としてのweb警備員というおじいちゃんが増えてくるかもしれませんね。 エンジニアのみなさん、定年退職しても安心できる世の中になるかもしれませんね。 え?AIがやってくれるって? 手のひらに血潮が通っている人間がやるのが一番いいに決まってますよ。

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