気分が滅入る事がない自分を深掘りした話

2023/08/07

マインド 日記

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eyecatch 先日、仕事で会った別の会社のweb担当者の方が、会社内の開発部門のエンジニアの多くが仕事を休みがちで困っているという事を言ってボヤいていました。 ちょっとだけ突っ込んで話しを聴いてみると、その会社はIT企業なんですが、なかなかの昭和のノリでの社風のようで、社長からのトップダウンが非常にキツめに行われているとのことです。 中間管理職の人たちも、合わせて自分の部門の部下たちに厳しい態度で接しているため、多くの従業員が、そうした会社の社風に嫌気がさしているのだそうです。 そして、其の中でも仕事量が半端なく徹夜も伴う残業が耐えない開発部門のエンジニアは、色々な心の病を抱えていて、仕事を休みがちになっているという状態なのだそうです。

周囲はみんな鬱だらけ

色々な人に話を聴いてみると、大体の人が、「過去に心が病んでいた時期がある」という話をすることに気が付きました。 これはもしや、人は通常誰でも心が病むことが普通なのではないか?、と錯覚してしまうぐらい当たり前の事なのではないかと考えてしまいます。 出典 : 第9回「メンタルヘルスの取り組み」に関する企業アンケート調査結果(2019年調査) あれ?なんか50代が以上なほど心の病が低いのが気になりますが、他の年代は30%ぐらいの値なので、3人に1人はメンタルヘルスの問題を抱えているようですね。 なんだ、自分は年代的に心の病が少ない年代なのか・・・ ・・・でも何で? 年齢は違えど、同じ社会で生活をしていて、心の病の割合が違っているという事を考えると、その年齢での置かれている社会的立場の割合なのではないかと考えられますね。 上記のリンク先のPDFには、中間管理職の人が、心の病になる率が高いという風に書かれていました。

中間管理職は墓場のような仕事?!

一昔前は、会社の中間管理職は、基本の給料は上がる代わりに、残業代が付かないとして、無慈悲なトレードオフな役割としてネガティブなキーワードで使われていました。 トレードオフですが、要するにこれまでと同じ仕事量をこなしていれば、単純に給料は上がるということですね。 でも、役職が上がることで、部下の人たちの業務管理という仕事の物量が増えて、かつそれらの責任という目に見えない倫理的要素を押し付けられて、重圧と給料に見合わない仕事量で心が病んでしまうようです。 過去に、とある大きな会社で、「中間管理職にはなりたくない」という事を上司に伝えている若者がいたのを覚えていますが、会社でサラリーマンとして仕事をするのはいいけど、 その会社の中間管理職にまるで魅力が無いという意思表示に、会社側が組織の問題として取り組まなかったことを思い出しました。 社長や役員は全員定年前の高齢だったことを考えると納得感が高いですね。

何かに失敗した時のリカバリー・アイデア

心が病んでしまった時って、その人の力量でどうしようもない状態になった時にですよね。 色々な人の話を聴いたり、自分の周囲で心が病んでいる人を見た時にいつも考えてしまうのは、自分をレベルアップできれば、今の自分の状況を打破できてしまうのではないかという事です。 これって、言うのは簡単だけど、当の本人はそんなことすら考えられないのも良くわかります。 でも、物事がうまくいっている時は、おそらく何の問題もないけど、何かの問題が発生したり、何かに失敗をした時に、それをリカバリーできる力量を持ち合わせているかどうかが、ポイントのように思ってしまいました。 何か問題が発生した時に、どうすればいいか他人に相談することもあるかもしれませんが、所詮他人は他人です。 他人の失敗は、一般的なアイデア程度しか、ヘルプをしてもらえません。 やはり問題のある状況を打破したければ、自分でアイデアを出して、突破するしかないんですよね。 こうしたリカバリーアイデアって、学校でも塾でも、セミナーでも、教えてくれるところなんてありません。 たちの悪い、コンサルティングっていう職種の人たちが、高額な報酬で助言だけしてくれるケースもありますが、まるで確実性は無く、より問題が深刻化するケースも多いんですよね。

自分のリカバリースキルを向上させる方法

自己防衛のために、物事に対するリカバリースキルを向上させる方法って、非常に簡単なんですよね。 それは、失敗した経験を積み重ねるです。 そうです。一度は苦水を飲んで、そこから這い上がると、同じ失敗をしないまたは、失敗をしてもクリアする術を身につけることができるんですね。 世の中のあらゆる失敗を経験したら、もはやその人は、スーパーサ◯ヤ人。 え?一度失敗したら心の病に陥ってしまう? そういう思考で失敗を恐れている人は、成長できずに、能力レベルが1桁から伸びないタイプで、すぐに心の病に陥ってしまうタイプなんでしょうね。 無謀と失敗を恐れないというのを履き違えないようにして、独自のリカバリースキルを育てていくことが、重要なのだと思いました。 ていうか、心の病を患った人って、自分とは別人格の心が病んでいるような言い方をするのが、最近特に気になるので、「実はその思考とても危険ですよ」と言ってあげたい今日のブログでした。

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