飽きっぽい性格の人は、なんだか人としてレベルが低く見られてしまいませんか?
でも、飽きるって、一つのスキルなんですよ。
飽きっぽいから物事が継続できないというわけではなく、飽きっぽいのと継続できないのは、全く別の思考なんじゃないかと思ったワケです。
自称飽きっぽい人、自分に対して自身を無くす必要なんてこれっぽっちもありませんよ。
いまこそ、飽きやすい性格を自慢してもいいかもしれませんよ。
飽きるという思考
飽きるっていう言葉には、あと2つの漢字の書き方があり、
厭きる、
倦きるという風にも書くみたいですね。
英語でいうと、
get board。
難しい漢字は、正直あまり興味が無いんですが、辞書でこの単語を引いてみると、
1. 多すぎたり、同じことが長く続いたりして、いやになる。「勉強に―・きた」「彼の長話に―・きた」
2. 十分に味わったり経験したりして、それ以上欲しくなくなる。「牛肉を―・きるほど食べたい」
3. 動詞の連用形に付いて、いやになるほど十分に…するの意を表す。「見―・きる」「聞き―・きる」→飽く
参考 : goo辞書
この「飽きる」という言葉は、江戸時代あたりから使われているんですね。
他にも調べてみると、「興味をなくす」とか、「感覚的な感覚や刺激を無くす」なんていう説明もありました。
飽きるという言葉は、やはりマイナスっぽいネガティブな印象になるのもわかりますね。
感情が下がったり、モチベーションが続かないような意味ですからね。
それでも人は飽きる生き物
毎日同じものを食べ続けたら、誰でも嫌になるという話をよく聞きます。
でも、家族や身内など、一生付き合っていく関係性の人って、飽きるわけにはいきませんよね。
たまに、飽きてる人もいるみたいですが・・・
「飽きる=関係が終了する」という風に考えている人が、どうやらネガティブな飽きる思考ではないかと考えてみました。
焼肉が大好きな人が、毎日三食焼肉を食べていると、きっと3日も経たないうちに、別のものが食べたくなるでしょう。
でも、それから3日も経たないうちに、また焼肉が食べたくなってくるでしょう。
そう、飽きるって、一時の感情でもあるんですよね。
別にその時飽きても、将来的にまた興味が湧いてくるというのが人間の性です。
飽きたからと言って、すぐに手放すという、自分のネガティブ性格こそ、飽き飽きしているのかもしれませんね。
飽きた先の継続性
物事を継続するのが得意な自分としては、何か楽しい物事を始めたとき、継続をしようと心に誓った時に、
一番最初の飽きる感情が来るのが一番の境目だと考えるんですよ。
その飽きる感情が来て、そのまま継続できて、飽きる感情が去った時に、その物事が、長期間継続できるポイントだっていう特性に気が付きました。
これって、あまり他の人が知らない特性なんですよね。
でも誰でも簡単に身につけることができるんですが、中々その壁を超える感覚って、難しいみたいですね。
興味のある人、お試しください。
飽きるスキル
冒頭書きましたが、物事に飽きるのは、その物事にそれ以上魅力を感じなくなったという証拠の様に思えますが、
その物事を見切った段階だとも考えて良いかもしれません。
見きる前に飽きる人は、物事に対して深く見ることができないかもしれませんが、それでも自分の中では見切りをつけて飽きてしまうワケです。
食べ物と同じで、人は習慣でも繰り返していくと必ず飽きてきます。
その飽きる状態を乗り越える工夫する、という思考も重要になりますが、見切りが早い人もいい意味で割り切りが良いという正確なのかもしれません。
自分は、モノがあまり捨てられない正確なので、モノに見切りを付けるのがヘタクソなんですよね。
気持ちよく断捨離出来る人、心から尊敬します。
飽きるコツぜひ自分に教えてください。
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