とあるWebサイトで、世の中には2種類の人間がいて、
プログラムが書ける人と書けない人と書かれていました。
確かに2種類だけど、プログラムが書ける書けないって、アホみたいな分類基準に呆れましたが、これって実はプログラミングで言うところの
Boolean(ブーリアン)という、真偽の2択分類のことだと気が付きました。
要するにマルかバツを明確に分けるデジタル思考で重要な値なんですけど、面白そうなので、世の中のブーリアンをいくつか集めてみました。
ちなみに、
検索すると偉人の言葉や、映画やドラマのセリフはたくさんあってなかなか興味深い言葉です。
与える人間と奪われる人間
こちらの書籍に書かれている言葉はどれもハッとさせられるモノばかりですが、このブーリアン分類はなかなか芯を食っている言葉で好きなんですよね。
世の中には二種類の人間がいる。
与えることで自分も豊かになることを知っている人間と、
奪うか奪われるかと思っている人間。
後者に近づくと、奪われるから、前者の友を作り、自分も前者になった方が良い。
二種類の人間 : 弾丸の入った銃を持つヤツと、穴を掘るヤツ
クリント・イーストウッド主演の「夕陽のガンマン」で言われたこのセリフは、なかなかお気に入りの2分類です。
ガンマンならではのこのセリフは、2択目が「銃を持たないやつ」と言わずに、穴を掘るやつと言うこのニクい言い回しが何とも素敵ですよね。
要するに、銃を持たないやつは打たれたヤツを処理する穴掘り係と決めつけているイキりっぷりも、かなかな心に刺さります。
二種類の人間 : 男と女
SDGsな世の中では、もはやこの言い回しは成り立たなくなってきているかもしれませんが、
生物上のオスとメスの2択と言っているだけのこのセリフは、何の説得力もなく、このレベルの分類をいう人は、大したトーク力を持たない人間かもしれません。
言わない方がいいという悪例として覚えておくことにします。
二種類の人間 : 足が臭い人間と、臭くない人間
このバカ二択、好きですね〜。
足が臭いのは、本人の体質なのか、運動をやった結果なのか、服などを変えないだらしなさを表しているのか、何とでも取れてしまうのが、くだらなすぎて好きです。
口でも、体臭でも、パンツでも、何でも代用できそうですが、得てしてこの二択は単なる悪口なわけですよね。
上手な使い方の分析
言葉としての研究をしている人もいるようで、
「世の中には2種類の人間がいる。Aという人間と、AではないBという人間だ」
これがこの文章の基本構造で、AとBという分類をして、A+Bは、全人類とイコールになる割合いになるのがポイントです。
そして、話し手の言いたい方がAで、卑下するのがBという構造になっていることのも基本のようです。
自分の言いたいAという話しをして、そうではないBと正反対の分類をして印象を際立たせているいい感じの言い回しです。
少し気になるのは、このセリフを言うタイプの人は、完全に相手を見下している時に言うのであって、自分はAで相手はBという相対する事を表す時の言葉なので、なんとなくお行儀は良くないかもしれません。
ちなみに、ゲーテは次のように言っていたそうです。
「大きく分ければ人間は二種類しかいない」
真偽値を理解しているヤツと理解していないヤツ
今回のブログを書いている時に気が付きましたが、ブーリアンという言葉を理解している人と指定ない人という分類は、
プログラミングを理解している人間とそうではない人間に分類できてしまうのではないかと思いました。
あれ?真偽値って、プログラミングでよく使うけど、別にIT用語ではないぞ・・・って考えた時に、このセリフ破綻しているかも・・・
世の中には、自分の言ったことを正しく認識している人間と、間違って認識している人間がいる。
そして、後者は自分であることに気がついてしまった・・・
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