[アイデア] フードロステックが流行っているがキャンセルテックという新たなビジネスを考えた話

2022年11月6日

アイデア ビジネス

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eyecatch プログラムのビジネスロジックから、リアルなビジネス・マーケティングを考えることが好きな、ユゲタです。 よくテレビでフードテックのニュースを見ますが、SDGsからの食品廃棄を問題視して、テクノロジ(インターネット)を使ってそれらを解決するやり方に非情に関心します。 だって、これまで捨てていた食品を安価に販売することで、環境に良し。 無駄にしてていた食品を救うだけじゃなく、排気量というコストを支払っていた業者が売上に転じて利益になり、 それを購入した人は賞味期限がほぼない状態ではあるが、すぐに食べれば全く問題が無いおいしい食べ物を安価に手に入れられるという、 まさに、三方良し状態の誰も損しない、win-win! あえて問題視をするならば、このようなフードロスビジネスがレッドオーシャンになってきているという点ぐらいですかね? ビジネス領域においては、レッドオーシャンは大手企業の独擅場に成りかねないので、スタートアップとしては、できればブルー・オーシャンを狙いたいところ。 ということで、今回はキャンセルテックというビジネスを考えてみたので、このアイデアに乗っかりたいという人は、是非我社までご連絡ください。

キャンセルテックとは?

その名の通り、キャンセルでの損失を、テクノロジーを使って利益に変えるというビジネスです。 キャンセルというのは、旅行や交通機関などの予約に対してのキャンセルです。 世の中で何かしらのウィルスが蔓延し始めると、インターネットのような非接触ビジネスは全く問題がないんですが、 現実型ビジネスの旅行や飲食などは、キャンセルが相次ぎます。 そもそも予約をすることが定番になっている業界で、キャンセルというのは痛い損失でもありますが、これまでは仕方がない事として処理されていました。 でも、これもフードロステックと同じく、不必要になってキャンセルをするという人とは真逆に、一定の条件次第で必要を感じる人は一定割合存在します。 一定の条件というのは、
その予約に対して魅力を感じている人 通常よりも値段が安いというお値打ち感があること 安全性や利便性の担保
わかり易い例としては、不動産物件の「事故物件」がコレにあたります。 普通、事故物件って分かった瞬間にキャンセルになってしまいますが、安価を求めてワザと事故物件を探している人も世の中には存在します。 キャンセルする人がいる一方で、それをワザと欲する人がいるという関係性をネットの力でマッチングさせることで、
無駄になる商品(空き状態になってしまう部屋や、交通の座席など) キャンセルされて困る業者 より安い商品を求めているユーザー
これらの全てが好転することが出来るまさに三方良し状態が作れます。 このブログを書いている時点で、Googleで検索してみても、まだ「キャンセルテック」というキーワードが存在していないので、「言ったもん勝ち」「やったもん勝ち」「早いもん勝ち」のブルーオーシャンと考えられるます。

マネタイズはどうする?

もちろん、ビジネスであることで、マネタイズはしっかりと構築しておかなければいけません。 必要なコストは、
1. インターネットで常時かどうさせるサーバーコスト(初動は0円だが、サービス拡大に伴って反比例的に上がることが予想できる) 2. 開発、運用をする技術コスト(エンジニア人件費)
他にも、B2Bビジネスになるので、起業への営業コストやその他いろいろな雑費があることも想定できますが、少なくとも上記2つのコストは回収する必要がありそうですね。 通常、キャンセルされた商品に対して、キャンセルタイミングに応じたキャンセル料金というのが発生することがあります。宿泊サービスであれば、対象期間の数日前でキャンセル金額が大きく変わってきます。 前日、当日であれば、満額に近いキャンセル料になり、業者にとっての損失は少ないかもしれませんが、旅行業者などでは、次のようなキャンセル割合だそうです。
・出発の30日~3日前までは旅行代金の20% ・出発の2日前~当日の旅行開始までは旅行代金の50% ・旅行開始後または無連絡不参加の場合は旅行代金の100%
参考:おもてなしHR : 旅行のキャンセル料の仕組みは?旅行内容によりキャンセル料の規定は変わる! コレを見ると1ヶ月前に予約キャンセルされた商品は、通常の20%引きで販売してリスク回避ができるという思考にした方がいいでしょう。 でも、1ヶ月も前であれば、通常でネット販売しても通常料金で販売できるとも考えられるので、このキャンセルテックが有効になるのは、直前キャンセルに対してでしょうね。 もはや直前にキャンセルされて、再販売できない状態で損をするという事から、藁を掴む感覚でこのサービスを使うというのも悪くないでしょう。 ちなみに、キャンセルした人もキャンセル料金を支払っているので、ちゃんとキャンセル補填ができたら、キャッシュバックができるようにしておくとキャンセル負担の軽減にもなり、誰も損をしない状態が作り出せます。

最後に

う〜ん、なんか、単なるアイデアでブログネタとして書いていたら、本当に世直しできそうなサービスみたいに思えてきた。 よく考えたら、B2Bじゃなくて、B2C2Cのような特殊な状態のサービスとして成り立ちそうですね。 キャンセルされて困る業者ではなく、キャンセル料金を代行支払いするサービスにしてしまえば、キャンセルしたい人が申し込むサービスで、キャンセル下人は、それを再購入したいという人へのアプローチを手伝ってくれる可能性もありますからね。 ただ、本人しか有効にならない予約や、複雑な仕組みでの予約、人員構成が制限される予約(人数指定など)などに対しては、ちゃんとマッチさせる仕組みが必要になりそうなので、その辺は、仕様をしっかりと作り込む必要はありそうですね。 この「キャンセルテック」言い方を変えれば、「転売」に成りかねないので、転売ヤーなどの巣窟にならないようにする仕組みも必要になりそうなので、できれば正規の転売として、業者からもユーザーからも良い印象になる仕組みで構築したくなってきました。 クラファンでもやってみようかな・・・

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