飲食店のメニュー写真の上手な撮影方法について

2021年6月26日

ビジネス

eyecatch とある飲食店ホームページをリニューアルさせてもらった、ユゲタです。 元々、wordpressで作ってあったホームページですが、海外の料理を扱う店舗で、 その国の言語バージョンも備えていたという事もあり、 結構ひどいbot被害にあったので、wordpressをやめて、独自フレームワークに作り変えました。 これはメジャーフレームワークの宿命なのかもしれませんが、やはり扱いや運用も踏まえて オレオレフレームワークが最強ですねwww そんなリニューアルの時に、メニューページが文字だけで構成されていて写真素材が全く無かったので、 イケてるデザインを作るために、写真をもらったところ、 やはり素人さんの撮影する写真はイケていないという事がわかり、ホームページで見栄えの良い写真を撮るためのコツを少しレクチャーしたので その内容をブログで公開したいと思います。 インスタ映えなどでも利用できるテクニックなので、是非参考にしてみてください。

写真撮影のプロ・アマの違い

飲食店舗のメニュー写真は、基本的にその料理の写真を撮るのが当たり前なんですが、 今回送られてきた画像が、セットメニューやコースメニューに載せる画像なのに、単品画像が送られてきました・・・ 実際の写真を載せることができないので、サンプル画像で説明すると、 例えば「パンケーキセット」の場合に、次のような写真が送られてきました。 もちろん、セット内容でどんな料理があるのかを個別に紹介してもいいんですが、 できれば、セットでどんなテーブルになるのかを撮影したほうが、見ている人もイメージしやすいと思うし、 実際に頼んだら、イメージと違っていたというようなケースも無くは有りません。 あと、見て分かる通り、写真のサイズや、縦横比などもバラバラです。 撮影したあと、自分でトリミングしたようなものもあったり、 おそらくiPhoneで撮影したため、縦横もバラバラ、中にはスクエア撮影されていて、正方形になっているものもありました。 もちろん、フォーマットも様々だったので、統一感はありませんでしたし、容量などは調整されてませんでしたね。 まあ、それはこちらでサイズ変更するとしても、もっとも気になったのは、 「画角」です。 素人さんが撮影すると、上の写真のコーヒーやパンケーキのように、写真素材いっぱいいっぱいに器をセットして、ギッチリ感があり、 見ている人は圧迫感があります。 もちろん、カタログなどのような、写真を詰め込むのであれば、最大限のサイズで表現するという事もありますが、 ホームページで必要なのは、「余白」です。 スマホなどであれば、細かく見たい人はピンチインして拡大してみるので、全体も含めた見栄えを重要視するべきなんですね。 こうした写真素材を撮影するプロは、「余白」を大事にするという事を知るだけで、素人さんでも、素敵な写真が撮影できるようになります。

見栄えの良い写真素材の撮り方

「余白」の撮影ってどういうものかというと、 例えば先程のコーヒーを余白を付けて撮影すると、 このように、テーブルも見せて、空間を表現します。 周囲にある花など、色々と飾り付けてもいいし、広い店舗であれば、もう少し横川から、店舗の奥が見えるよう一眼レフで撮影するのも、いい効果が出るでしょう。 このように、単品写真であれば、写真に対して、対象物は、半分ぐらいになるのがいいでしょう。 もし、配置バランスが気に入らなければ、後から、少しだけトリミングして調整すればいいだけなんですね。 最初からギッチギチに撮影してしまうと、「ザ・コーヒー」という写真で、その店舗の特性などがほぼわからない状態になってしまいます。 もちろん、商品の皿が見切れてしまうというような素材は、見た目が逆に悪くなるので、もはやプロに頼んだほうがいいかもしれませんね。

構図について

写真の余白がわかってくると、構図やパターンなどを理解してみましょう。 1つの対象物を複数パターン撮影しておくと、それを表示する際に、いろいろなバリエーションを切り替えて、見栄え良くすることができるようになります。 素人さんは、1つの対象物の写真素材は1パターンで、かつ1発撮りの1枚に命をかけますが、 少しボケたとか、見切れたとかそういう理由でテイク2を撮影するだけですが、複数パターンは、デザイン構成において非常に重要ポイントです。 ここで考えたいのは、すべての商品をバラバラにいろいろな角度でたくさん撮影するのではなく、 「統一感」も必要なので、すべての商品を同じ角度で複数パターン撮影するという事を意識してみましょう。 実際にホームページなどで、配置するときに、見た目バランスを配置しながらどのパターンがいいかを選んでいけばいいので、 そうした素材が存在しないと、1択でしかないというのは、なんとも考えようが無い状態で、残念なページになりがちです。 実際に、コーヒーの構図パターンを見てみましょう。 同じコーヒーでも、構図によって、いろいろなストーリーが見えてくるのも面白いですよね。

ホームページでの視点

飲食店のホームページを、大衆食堂のメニューにするか、リッチで行きたくなるような店舗のメニューにするか、 やはり、写真素材で大きく変わってくるでしょう。 ネットで写真を見て、その店舗にあった印象をユーザーに与えることができるようになれば、自ずと店舗の売上もあがるかもしれませんね。 写真素材を元に、ABテストをやってみるというのも、悪くないかもしれませんよ。 そういうマーケティングに興味のある店舗は、おそらく人気店舗になるでしょうね。 ガンバレ!飲食店!

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