プログラミングを上達させたければ、他人が使うプログラムを作ると良いという話

2021年6月22日

日記

eyecatch Podcastでプログラミングについて偉そうに語っている、ユゲタです。 毎日配信しているPodcastですが、一緒に参加してくれている相棒との収録は週に一回行っています。 一人で収録できるモノは、日々時間が空いた時に、こっそりと録音しているのですが、 どちらにしても、それぞれの収録内容のシナリオを作るようにしています。 当たり前ですが、これがなかなかタイヘンで、時間のかかるシロモノなんですね。 そして、1回あたり10分を目安にボリュームを考えているんですが、少ないときでも5分以上になるように、アドリブでつないでいるんですが、このへんはお寒いですね。 そんな収録をしていて、まあまあ手応えのある「俺のプログラミング学習法のコーナー」というのがありまして、 自分がどういうプログラミング学習をしているかを発表しているコーナーなんですが、毎週、自分で「良い事言ってるな!」って思っているので、今回はその中の一つをご紹介してみたいと思います。 プログラミング学習をしている人に、是非知ってもらいたい内容なので、参考にしてください。

リスナーターゲットはプログラミング学習をしている人

番組の趣旨でもありますが、今回のブログの内容も、ターゲット層としては、「プログラミング学習者」どちらかというと初心者系ですね。 初学者と呼ばれる人は、とにかくプログラミングに学問のような感覚を持っていて、何から何までわからないので、常に不安に感じているのはよく分かります。 そして、今流行っているプログラミングスクールに通う人も増えている中、9割の人がプログラミング学習に挫折してしまうのだそうです。 「自分には無理」と思ってやめてしまう場合もあれば、 「出題された問題が解けない」と、頭がこんがらがって諦めてしまう場合もあるし、 「覚えることが多すぎる」として、学習のボリュームに引いてしまうケースもあるようです。 多くの場合が、自分を見限って、「自分には向いていない」と考えてしまうようですが、 僕自信が、理系でもなければ、誰かからプログラミングを教わったわけでもなく、コンピュータを使う事に抵抗があった過去があり、絵描きを目指していたぐらいのアナログ人間だったこんな自分でも、プログラミングって、できてしまうというのを、自分の経験を元に話をしている番組の内容になっています。

自分が使うプログラムと他人が使うプログラム

今回番組で話したのは、「他人が使うプログラムを作ろう」という内容だったんですが、多くのプログラミング初心者の人は、「自分の作ったプログラムを他の人に見せるのが恥ずかしい」と考えているようです。 また、プログラミング学習の目的が、プログラムを作るという事になっているケースがほとんどだと思います。 もちろん、学習しながら、いろいろなプログラムを写経したり、出された問題に回答するために、プログラムを書くというのは、当たり前なんですが、初学者の人は、プログラムを学習した先の事をあまり意識していないケースが多いようです。 「プログラミングが習得できたら、その先に何を作りたいか」を聞いた場合に、当たり前ですが、「自分の周辺にある何かをサービスとして作りたい」と答える人がほとんどです。 これを、他の人の役に立つプログラムを作るという視点にするだけで、途端にプログラミング学習スキル事態が向上するというのが、僕の経験談でもあります。 どういうことかと言うと、「自分が使うプログラム」と「他人が使うプログラム」には、次のような差があります。
1、使っているプログラムの不具合が許されなくなる 2、見た目が悪いとプログラムの良し悪しに関係なく文句を言われる 3、他の人が使って便利になった時に、自己学習では得られない快感がある。

1、使っているプログラムの不具合が許されなくなる

当たり前ですが、使っているプログラムは正常に動作しないと、使い物になりません。 自分のためのプログラムであれば、多少のバグも許容範囲になってしまいがちなところを、他の人が使うことが前提になった場合に、高い完成度を要求されてしまいます。 実は、仕事の現場で、こうした最後の帯を締める的な作業ができないプログラマーは意外と多くいます。 こうならないためにも、ちゃんと自分の思考を他人に向けておく必要があるんですね。 最悪の場合、「不具合は、言われていません」という風に受け身な思考になっているケースも笑い事ではなく、本当に勘違いしているプログラマーはいますねwww

2、見た目が悪いとプログラムの良し悪しに関係なく文句を言われる

基本的に他の人が、作ったプログラムを使う時の評価は「見た目」だけです。 どんなにキレイで、効率のいいプログラミングをしても、そんなことは一切評価されず、最初の頃は、見た目や動きのもたつきに文句を言われるでしょう。 しかし、実はプログラミングをする先にあるクオリティという高い壁を、できる限り早い段階から経験することで、プログラミングをする時に気をつけるポイントを養うことができます。 仕事でプログラミングをするような場合、この素質を持っていないと、非常に残念なプログラマーになってしまうので、勘違いをしたプログラマーにならないように注意しましょう。

3、他の人が使って便利になった時に、自己学習では得られない快感がある

最もモチベーションが上がる内容として、他人に「ありがとう」を言ってもらうというのがあります。 多くのプログラマーは、このために、プログラミングをしていると言っても過言ではないでしょう。 そして、これは、自分の作ったプログラムを他人が使わないと、絶対に無いレスポンスなので、この素晴らしい体験を、1日でも早く、1回でも多く、実感することを、オススメしたいです。

最後に

非常に偉そうなことばかり言っていますが、あくまで、僕の経験を元にした持論ということを最後に付け加えておきたいと思います。 でも、内容を聞いてみると、そこそこ納得感があると思いません? 人から言われてやるのではなく、自分で率先して、とにかく体感するという事がいかに重要化は、スキルが上がってくると理解できるようになってきます。 そして、今回紹介したような思考を持っている人と、持っていない人との差が時間が経つにつれて、非常に大きくなってくることもわかるでしょう。 是非、素敵なプログラミングライフを送ってください。 あ、そんな僕の配信しているPodcastのリンクを付けておきますね。 プログラミング初心者の為の「ナンチャッテ・ラジオ」

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