Javascriptのcallとbindをちゃんと理解する

2021年5月21日

Javascript テクノロジー

eyecatch Javascript Loveの、弓削田です。 webブラウザの標準言語、で唯一無二というのが、なんとも素敵な言語ですね。 今現在は、だいぶ標準化も進んできていて、ブラウザ事の方言などもかなり少なくなってます。 これもひとえにIEが無くなってくれたおかげですねwww そんなJavascriptの言語で、わかりにくい機能として、 「call」と「bind」というのがあります。 他にも類似や関連機能として「apply」と「this」というのがあります。 質問サイトなどでも、たびたび見かけるこれらの機能をちゃんと理解できると、 Javascriptの開発が非常にはかどるので、自分なりの理解をブログにまとめておくことにしました。

サンプルプログラム

まず、次のようなプログラムを用意してみました。 var a = function(){ this.x = 1; }; var b = function(){ this.x = 2; }; var c = function(){ return this.x; }; 何がやりたいプログラムなのかというと、 a,b,c,それぞれの関数で、 関数aは、this.xに1を代入して、 関数bは、this.xに2を代入してます。 そして、関数cは、this.xを返すという内容になっていて、aとbのどちらかと連動して実行するようになっています。

call

上記サンプルプログラムをcall関数で実行するには、次のように書きます。 c.call(a()); > 1 c.call(b()); > 2

bind

callと同じ結果を出すようにするには、次のように、書きます。 c.bind(a())(); > 1 c.bind(b())(); > 2

簡単解説

ほとんど違いが分かりずらいので、間違い探しのようになっていますが、 bindは、後ろに()がついているのがわかるかと思います。 要するに、callは、それ自体でc関数を実行できているんですが、 bindの場合は、関数を定義する機能になっているようです。 なので、その後実行させるために、()をつけてあげなければいけないんですね。 どのサイトにも、thisの説明やらが書かれていて、少し分かりづらかったので、 もっとも短いサンプルプログラムで解説してみました。 もちろん、thisのことも理解した上で使わないといけないので、 やっぱりprototypeについては学習しておく必要がありそうです。 とりあえず、今回は、簡単にcallとbindが使えるようになることを目的にしてみました。 これでも分かりにくい人は、お便りでもください。

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