他社からの仕事に追われて、自社の作業が滞っている、弓削田です。
久しぶりにまる1日時間ができたので、ゲーム開発作業を進めることができました。
今回は、サーバーやネットワーク、インフラ関連のセットです。
これまで数々のwebサービスを構築してロンチして、公開して、マネタイズしながら販売してきた経験のある僕としては、
大した作業ではないのですが、
このブログを見ている人で、こうした経験がない人のために、
サービスを起動する時の、サーバーを含めたバックエンドの構築について、可能な限り、書き綴ってっみたいと思います。
サーバー関連の必要な作業
サーバーやインフラ関連と言っても、その内容は次のようなタスクがあります。
・ドメイン関連
- DNSの設定
・サーバー構築
- OSインストール
- 各種モジュール設定
- SSLの設定
- 監視設定
- 各種管理用のバッチ処理
- サービス起動用のプログラムセット
・チェック
- 疎通チェック
- サービス起動チェック
・手順書の作成
- 作業内容の備忘録
- トラブル発生想定の対応手順メモ
どうですか?こうやって書いてみると、なんだかたくさんありますね。
そして、もちろん、ドメインもサーバーも、それらを構築するサービスでどれを選ぶかによっても
作業内容が変わってきます。
今回書いたのは、大体どのサーバーサービスを使っても同じになる内容を書いてみました。
サーバーサービスって何がいいの?
基本的に、サーバーは、絶対にダウンしないサービスというのは世の中に存在しません。
一番大きいであろうAWSでも、これまで何度もダウンしていて、大手企業でも障害発表をしているケースはあります。
なんですが、サーバーがダウンした時に、どうやってサービスを維持するか、別に切り替えたり、復旧時に問題なく起動できたりする
仕組みを事前に作っておくことが重要です。
お金の絡むシステムで、障害が発生した時に、損失補填をしなければいけないというような場合は、
絶対にサービス停止しないような切り替えの仕組みが必要になりますね。
でも、ゲームなどの場合は、ユーザーの反感は買うかもしれませんが、ホスティングサーバーの障害に応じてサービス障害としてしまっても
正直サービス運営側は、余計な負荷をかけなくて済みます。
そして、肝心のコスト面ですが、世の中のエンジニアのほとんどがAWSを選んでいるようですが、これは、アカウントの初回特典の1年間は、
最低のEC2インスタンスの起動料金が無料になるということで、ほぼゼロ円運用ができるということでコストメリットを感じているからでしょう。
でも実際は、値引きのない状態で考えると、月に大体2000円ぐらい(帯域使用料は別)かかるでしょう。
ちなみに、さくらインターネットでは、月に700円ぐらいで、帯域使用料込み。
僕がいつも使っているのは、NTT web Arenaという、会社での登録が必要な契約で使うことができる、VPSサービスで、これだと、1サーバーあたり月に400円弱ぐらいです。
激安すぎてわらけますね。
安さだけで考えると、ロリポップなどもvpsではないですが、wordpressが使えるぐらいのPHPが使えるサーバーが400円弱で使えるので、簡易な選択としては悪くないでしょう。
その他
CentOSがオワコンとなってしまったサーバー環境ですが、最近ではUbuntuを使う人が多いでしょう。
デスクトップ・ディストリビューションだけじゃなく、webサービスにおいても、スタンダードになってきたUbuntuは、
内容について極めておいても損はなさそうですね。
SSL(TLS)もLetsEncryptで、ほぼ無料で使える時代なので、ありがたくて涙がとまりません。
あと、個人的にバックアップを僕の場合は自宅の押し入れサーバーにNASを作って、数テラバイトの容量を持っているので、
こうした環境を利用して、もしもの備えをしています。
それでも、サーバー運用って、何が起きるかわからないので、安心することはできないんですが、
もしもの事をどれだけ予測できるかが、サービス安定化の鍵となることは間違いありません。
監視も含めて、鉄壁の守りを持てるように日々精進しましょう!
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