収益を考えるプログラミングと考えないプログラミングでクオリティが変わるという話

2021年5月12日

テクノロジー

eyecatch ビジネスプログラマーから、ホビープログラマーに転身した、弓削田です。 ソフトウェアを開発する会社に勤めていると、 「使えるプログラマー」と「使えないプログラマー」という評価をされてしまいます。 あくまでこれは他人評価なので、仮に周囲から使えないプログラマーとレッテルを貼られても、自分自身では、スキルが高いと思っているエンジニアも少なくありません。 当たり前ですよね。 エンジニアは誰でも、自分は高いスキルであるべきと考えているからですね。

企業内でのプログラマーの評価基準

企業内でのエンジニアの評価は、大体にしてエンジニアスキルの評価ではないことがほとんどです。 多くの場合、次のような基準で判断されます。
「コミュニケーションスキル」 「開発実績の評価(納期内に完了できたか?)」 「人として気にいるか気に入らないか・・・」
朝、顔を合わせた時に、大きな声で挨拶ができるとか、 フロアにゴミが落ちていた時に、即座に疲労とか、 廊下でつれちがった時に、目も合わせないとか・・・ 正直、企業内では、こんなバイアスに左右されて評価されることが多いでしょう。 ※全ての企業というわけではありませんが・・・

ビジネスサービスを作ってナンボ

でも、企業内でのエンジニアって、立ち位置が低いわけではなく、 今やITを使わないビジネスって、正直世の中で太刀打ちできないため、 エンジニアのクオリティが、モノを言うということは、間違い無いでしょう。 そして、エンジニアクオリティというのは、売れるITサービスを作れるエンジニアが クオリティが高いという風に考えるといいでしょう。 正直、どんなに優秀なプログラマーでも、売れないモノを作り続けるプログラマーは 企業にとってはお荷物でしかありません。 もちろん、一人でITサービスを作るわけではなく、 チームで作ったり、言われた作業をやるというだけのプログラマーは、 売れる・売れないって関係ないと思われるかもしれないが、 「自分が作ったサービスや機能が世の中に受け入れられるか」という視点を持っていないプログラマーは、いわゆる売れないプログラミングをする、プログラマーであると考えられても仕方がありません。 仮に自分一人で何かしらのITサービスを作った時に、そのサービスを他の人が便利に使ってくれるか、 金を払ってでも使いたいと言う利便性を持っているかという視点は、とても重要です。 この視点を持っているプログラマーと持っていないプログラマーで、 やはり仕事のモチベーションにも、できあがりのクオリティにも大きな差がでているということは、 この点に気が付いている人しか知り得ない情報なのかもしれませんね。 「言われた通り作っています」というプログラマーは、どんなに優秀なアルゴリズムが作れたとしても、 正直使えないプログラマーと判断されても仕方ないかもしれませんね。 ひどいパターンとしては、自分が作ったプログラムをデバッグ以外で触ったことが無いというケースもあるようです。 「仕事で作ったプログラムだから」とか「自分が使いたいサービスではない」なんていうプログラマーだとしたら、 会社は、そのエンジニアをそのサービス構築から即刻外した方がいいでしょう。

ホビープログラマーって何?

冒頭行った、「ホビープログラマー」っていう点が気になった人もいるかもしれないので、少しだけ説明しておくと、 僕が勝手に言っているだけの単語なので、ググっても結果はでてきませんwww。 企業内で、エンジニアとしてプログラミングする人を「ビジネスプログラマー」と言っていて、 趣味でプログラミングをする人を「ホビープログラマー」って呼ぶようにしていて、 最近では、自分の趣味で仕事にしたプログラミングを作ることができる状況なので、 つまらないプログラムを作らない状況って、非常にいい感じということを実感しています。 仕事で日々辛い思いをしてプログラミングをしている人には、申し訳ないですが、 自分の寿命をすり減らしているその状況、きっと打破できますよ。

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