Webマーケティングの技術対応を得意とする、弓削田です。
会社の経営を始めて、ホームページを立ち上げたら、誰でも、インターネット検索の順位を上位に表示させたいと考えますよね。
でも、これってどうやっていかわからないという経営者も多いのも事実です。
もちろん、ホームページを作る時に制作会社などから必ず言われる「SEO」という言葉は、聞いているし、
それが、検索順位を上げるための施策だということは理解しているけど、
業者にお願いしてしまうと、ランニングコストも高くなってしまうし、
そもそもかなりの高値で、ホームページを作る以上の金額を請求されてしまう場合もあります。
こんな時、ITがあんまり得意ではない経営者は一体どうすればいいのでしょう?
今回は、そんな人のために、僕の考える
0円でできるSEO対策をブログに書いておきたいと思います。
6種類のSEO対策
こうしたSEOの質問は、これまで何回もいただいたことがあり、その都度僕は次の6点をご自身でできる限りやってみたら?
というふうにオススメしています。
- GoogleAnalyticsを使ってwebサイトのアクセス解析を行う。
- サーチコンソールを使って、サイトマップ情報など、サイト情報をGoogleに登録する。
- webページの文章や構成などを検索キーワードにヒットさせるように構築しなおす。
- webサイトの読み込み速度を速くする。
- バックリンク(外部サイトから自分のwebサイトへのリンク)を増やす。
- オウンドメディアを立ち上げる。
お金をかけてもいいのであれば、検索結果に表示される広告を利用するという手もありますが、今回はお金をなるべくかけないという事でこれは除外します。
でも、お金をかけないと言っても、webサイトを自分で作る事ができないと、対応できないことも多いので、
制作会社などと話し合って進めるのがいいかと思います。
それぞれの項目の詳細は、次の通りです。
1. GoogleAnalyticsを使ってwebサイトのアクセス解析を行う。
基本中の基本ですが、検索結果を上位にするということの目的は、自分のwebサイトへのアクセスを増やすという事で、
その中にある、お問い合わせや、商品購入につなげていくという事だと思います。
なので、必ずアクセス数を把握して、現在からどのくらいの数を増やしたいかという指標を持ちましょう。
単に「検索結果を上げたい」とだけいう人は、
GoogleAnalyticsのタグはwebサイトに設置しているけど、ロギングの結果数値を見た事がないという人も多いのではないですか?
ちゃんとこの点を理解している人は、「検索上位」という言い方ではなく、「アクセス数を増やしたい」とか「流入を増やしたい」という
言い方をするんですよね。
2. サーチコンソールを使って、サイトマップ情報など、サイト情報をGoogleに登録する。
サーチコンソールは、サイトマップを登録したり、
ページ内の検索にヒットしやすくなるようなヒントをもらえたりする機能があります。
これらを利用して、Googleの検索エンジンにデータを登録して、自分のサイトの点数を上位にするのが、web制作としてやる内容になります。
この点は、webページ製作者に相談して行うしかないので、なるべくお金のかからないようにという事で相談するのがいいかと思います。
3. webページの文章や構成などを検索キーワードにヒットさせるように構築しなおす。
インターネット検索は、基本的にキーワード検索で行われるので、どういったキーワードで、自分のサイトのどのページがヒットするのかという事を、
ちゃんと意識しておかなければいけません。
検索結果を上位にするというだけであれば、意外と簡単で、何もヒットしないキーワードをページ内に埋め込んで、Googleにクロールしてもらえば、
簡単に検索結果が1位に表示されます。
でも、誰も知らない単語を使ったところで、実際のアクセス数には一切影響がないので、やはり自分のwebサイトに見合ったキーワードは何かという事を
改めて考えておく必要はあります。
実際にそのキーワードで自分のページが今検索結果の順位で何位にあるのかを確認しておくことも重要です。
その順位を上げるという事がSEO対策ですからね。
4. webサイトの読み込み速度を速くする。
サーチコンソールの機能の中で、スピード計測機能というのがあり、
webページの読み込み速度が、Googleの検索結果に影響するという事をGoogle社が名言してもいます。
GoogleはAMP機能を使ってほしいんだと思いますが、そこまでする必要はなく、
読み込み秒数を0.2秒以内にするのが効果的という風にも言われています。
これは、webサイト内で使用する画像の容量をできる限り減らしたり、
無駄なライブラリなどの読み込みを無くしたり、
エンジニア視点で言うと、無駄なデータベース構造を排除して、シンプルな構造にするだけで、
0.2秒は簡単にクリアすることはできます。
・・・が、wordpressや、無料でホームページが作れるようなサービスでは、絶対にこの秒数はクリアできないので、
やはり安易に作られたwebサイトである場合は、見直しをする必要はあるかもしれません。
5. バックリンク(外部サイトから自分のwebサイトへのリンク)を増やす。
Googleの検索結果だけでなく、SNSなどからの流入でwebサイトのアクセスが格段に伸びるというケースは意外と多いのですよ。
Twitterでバズったりすると、webサイトがパンクしたりするのは、そういう事ですね。
あと同時に、そうした他のドメインからのリンククリックが多いということは、同時にGoogleの検索結果も向上するという
相乗効果もあります。
なので、結果的に、サイトの流入を伸ばす事がSEOにとっていい影響があると言ってもいいかもしれませんね。
6. オウンドメディアを立ち上げる。
キーワードをいつだけに絞るよりは、ブログなどのような、自分で情報提供できるようなサイトにすることで、
ブログ記事を書くことで、その記事を目当てに人が流入するようになります。
流入した人に対して、適切なサイトないの案内を促してあげれば、
購入ページや、問い合わせのページに誘導することもでき、
結果的に、売り上げを伸ばすことに繋がります。
ただ、このオウンドメディアは、次のような事ができなければ意味がありません。
・100記事以上を書く。
・できるだけ短いスパンで、できるだけ定期的に更新する。
ブログの書き方などは、「1記事1テーマ」「アイキャッチが重要」「テーマやジャンルの統一感」などのような文字のライティングだけでなく、
重要な要素になり、プロのライターを雇って書いてもらってもいいですが、安価に行いたいのであれば、自分でちゃんと情報発信するという事を
行う事をお勧めします。
最後に
今回紹介した、6個の方法は、あくまで最低限の方法という事を付け加えさせていただきますが、
SEO対策はこれだけで全てではなく、他にも何個もやり方は存在します。
ただ、こうした初歩の知識がない人が、まあまあ多いような気もしたので、この記事を読んで、SEOを自分で対応するという事に
トライしてもらえれば、合わせてWEBマーケティングに関する知識も向上してくるんじゃないかと思います。
エンジニアの人であれば、
「webサイトの表示速度はどうやったら上げられるのか」と言うことや、
IT知識のあまりない経営者の人であれば、
「IT音痴な自分は、どこまでできるのか?」という内容など、
お問い合わせをいただければ、個別にご対応させていただきますので、お気軽にどうぞ。
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