ラズパイにゲームエミュレータのLakkaをインストールした話

2021年4月16日

テクノロジー

eyecatch ゲームをあまりしないけど、ゲーム好きな、弓削田です。 以前に、RetroPieというRasberryPiにインストールすることができる、 システムを使って、懐かしのファミコンゲームを自宅に構築した話をブログに書いたんですが、 今回は、あのRetroArchが提供している、Lakkaというシステムを同じくラズパイにインストールしてみたという話です。 ただ、色々と実験した内容や、RetroPieとLakkaのどちらがいいかというのを比較してみたいという思惑もあったので、 そちらの内容をベースに、ブログに書き残しておきます。 ちなみに、Lakkaのインストールは、いろいろなブロガーの人が書き残してくれているし、 本家のダウンロードサイトに書かれているので、そちらを見てもらいたい。 本家ダウンロードサイト

ラズパイについて

以前の会社で、さんざんラズパイの研究をしていたということもあり、 僕の自宅には、これまでのラズパイのバージョンがいくつか転がっています。 そして、ついこの間、最新のラズパイ4 8GB RAMというバージョンを購入したので、 それも踏まえで、すべてのバージョンにLakkaをインストールして、スペックを確かめてみたところ、 8GMのRAMが付いている最新ラズパイは、フレームレートが常に60超えという、まったく処理落ちをしない 素晴らしい結果でした。 ただ、古い端末の中では、ラズパイ3が、60フレームを出せる唯一の機体という事がわかり、 それより下の端末は、ほぼ使い物になりませんでした。 ラズパイ1で、ファミコンエミュレータを走らせると、音飛びがする始末です。

オーディオの問題

モニタにHDMI接続するということであれば、ラズパイ4を使うのがいいのですが、 今回、こちらの環境で余っているモニタを使うということで、 古いモニタ端末で、HDMIが無く、D-subのみの接続しかできなかったので、そちらで使うことにしたんですが、 ラズパイの仕様で、HDMI端子から、画像出力をした場合に、音声もHDMI出力になるのがデフォルトなので、 エミュレータゲームを立ち上げると、最初は音がならない状態でした。 amixer設定で切り替えて、音が出せることがわかったんですが、 なんと、ラズパイ4では、現段階でstableではないため、オーディオ出力がHDMI以外で機能しないということが 海外の掲示板などを見てもだれも成功していないという事がわかり、 今回はラズパイ3で行かざるを得なくなった事がわかりました。 HDMIが使えるモニタであれば、迷わずラズパイ4を使いましょう!

問題発生!!!

ここで、大問題が発生しました。 僕はもともとMSXを愛機としてたくさんのMSXゲームを所有しているんですが、 これらのMSXロムが、Lakkaでは、全く起動しません。 おそらく、coreのインストールがちゃんとできていないんだと思われますが、 ファミコンやスーファミが起動できて、MSXは、デフォルトになっていないという点は、 少しマイナスポイントですね。 あと、Lakkaは、確かに設定は簡単にできますが、 osを独自に改良されているので、rasp-confなどのコマンドが入っていなかったりして、 ところどころ、細かい箇所に手が届かないのが、少しヤな感じですね。 というわけで、RetroPieを採用にしたいと思います。 さらば、Lakka!! ところで、今日のブログ、なんの意味があったのだ? あ、そうそう、Lakkaで、キオスクモードに切り替えると、元に戻せなくなるぞ! 使う人気をつけて!!!

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