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話し方が下手な人の話を聞いていると、イライラしてしまう、半世紀ほど生きてることになる、弓削田です。
仕事で人と話をしていても、仲の良い友達と話をしていても、
なんだか、もたつく話をする人は、顔は笑っていても、
どうしても、本音はイラついてしまいます。
まあ、短気な自分もよく理解しているんですが、
とにかく、話している本人は、自分がどれだけ人をイラつかせているか、
気がついていないという事に対して、追い風のごとく、ムカついてしまいます。
嫁と息子との会話
先日、自宅でのほほんとした休日を過ごしていたときのこと。
この春から、生きたかった大学に無事に合格できた息子が、春休みの間、羽根を伸ばして(ダラダラして)いたんですが、
部屋にこもって、仕事をしていて、基本的に在宅ワークなのに、家族との会話が少ない自分としては、
たまの休みに、一家団欒を味わいたく、リビングで仕事をしていました。
夕方に差し掛かった頃、テレビで、池江璃花子が、オリンピック代表に決まったというニュースが流れていて、
白血病を克服して、また水泳で頂点に立った彼女がすごいな〜ということを、僕がボソっと言ったときの事です。
うちの嫁が、
「そうそう、その子ね〜すごいよね〜」
・・・と、ニヤニヤしながら話してきて、
何かおもろいニュースでも握っているのかと思って、耳を傾けてみたところ、
「H(息子の名前)がさ〜・・・」
何やら息子がと、池江璃花子が何か関係している話のようだ。
すると、横にいた息子が、
「言うな!」
と話を遮って、嫁の話を止めにかかりました。
こりゃあ、めちゃくちゃ、おもろい話を嫁が握っているに違いないと、革新した僕は、
早くその内容を聞きたかったので、身を乗り出して嫁に話すように促してみた。
嫁も、「だからさ〜」と話しかけると、
また息子が、止めに入る・・・
(この時点で、少し苛つきはじめる僕)
こんな攻防が15分ほど続き、嫁は、晩御飯の支度をしなきゃと言って、去っていった。
まるで、生殺し状態である。
さぞ面白かろう話を、しかも、テレビの関心のある女の子と、うちの息子の何かしら関係のある話・・・
嫁が去った後、無性に怒りがこみ上げてきた。
なんか、焦らされて、結果的に生殺しにされた気分で、
嫁と息子は、内容を知っていて、ニヤけながら、楽しんだのに、
僕だけ、ハブにされて、これではまるで、家庭内仲間はずれではないか。
こいつら、身の程を知らないにも程がある。
結果的に、どのくらい面白い話だったのか!?
そして、その後風呂に入って、1時間ぐらいした時に、
嫁も作業が落ち着いて、椅子に座って、息子とテレビを見ていて、
まるでさっきの話は無かったかのようになっていたので、
一旦テレビを消して、「先程の話をじっくり聞こうじゃないか」と切り出す、僕。
少し起こり口調で話している僕に、息子は観念したような顔になり、
嫁は、部屋の中が静かになったことに少し戸惑っている。
人のことをさんざん焦らして、さぞかし面白い話なんだろうな!と詰め寄って見たところ、
同じニュースが、昼時にも流れていて、
息子が、「池江璃花子」の事を「小池百合子」と良い間違えた・・・というだけの話とのこと。
・・・!!!・・・
オーマイガ!!!!!!!!!
こんなアホな話に1時間以上も踊らされていた自分が情けない。
改めて話が下手な人、死ねばいいのに・・・
正直言って、これだけ苛ついたことも久しぶりだったのだが、
こんな事で、イラついている自分が悪いのか?
話しかけたトークを、最後まで責任もって負えられなかった、嫁が悪いのか?
どうでも良いことを、恥ずかしがって、親の会話に割って入ってきた息子が悪いのか?
その夜、モヤモヤした中で僕がたどり着いた答えは、
やはり、話をするのが下手な嫁が悪いという結論に至りました。
話をしていて一番盛り上がっている時に、少しパワーは弱いけど、オチをしっかりと言わなかったことが
今回のクソくだらない、おもしろくもない話を、輪をかけて、駄話にしてしまった嫁が一番悪い。
その場で言っていれば、多少は笑って済ませてあげてたのに、
話し方の稚拙で人の思考を読み取れない、無能さが故に、オチを言った後、
無音質に入ったときのような静けさになってしまう原因を作ったのが、自分の責任であることに
その後も気がついていない様子だった。
改めて思ったが、話が下手くそな奴は、心底嫌いです。
二度と僕の前で、口を開けないでください。
そして、このブログを書いて、スッキリとする、僕でした。
読んでくれた人、あまりのくだらなさにページを閉じてもいいですよ。
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