テレビリモコンのアルゴリズムから考えられる最適仕様について

2021/04/04

日記

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eyecatch 毎朝、家族で一番最初に起床する、弓削田パパです。 たまに、嫁が先に起きるケースもありますが、そんな時でも、僕の役割りは、 起きたらまず最初に、「テレビのスイッチを入れる」です。 嫁は、台所にまっしぐらで、朝ごはんを作ってくれるので、 リビングでの作業は、自分の仕事という事ですね。

今どきのテレビスイッチの入れ方

最近では、音声認識スピーカーが発達してくれているので、 「リビングに誰かが入ってきたら、テレビのリモコンスイッチON」という仕組みを導入してもいいんですが、 実は以前にそうしたセットをしようと思って、外部赤外線を一括管理できる、学習リモコンというのをamazonで購入してみました。 赤外線リモコンに対応する、ガジェットであれば、最近では安いものがたくさんあると思います。 これを、Alexaや、なんちゃらHomeなどでアクセスできるようにセットすればいいので、 その設定さえしておけば、「アレクサ、テレビ付けて」というだけで、テレビのスイッチが入ってくれるし、 リモコン式のLEDライトなどや、エアコンなどなど、大多数の家電に対応できるという、 スマートホームが完成です。

イケていないテレビリモコンの実態

でも、このテレビリモコンのセットをした後で気がついたんですが、 テレビのリモコンって、ON/OFFのトグルスイッチなんですね。 要するに、テレビが付いていない時にスイッチを入れると、ONになり、付いている時に押せばOFFになるという仕様です。 当たり前のこの仕様ですが、リビングに入ってきたらテレビのスイッチを入れるという仕組みにしていたとしたら、 テレビを見ている時に、誰かがリビングに入ってきたら、スイッチが押されて、テレビが消えてしまうという風になってしまいます。 一人暮らしをしている人であれば、こうした仕様でもいいかもしれませんが、複数人が同居している家だと、まあまあトラブルが想定されます。

リモコン・アルゴリズムの現状

通常、プログラミングをする時は、今現在の状態を確認して、「テレビをONにする」とした場合、 今現在OFFの状態であれば、ON信号を送り、ONの状態であれば、何もしない。 そんな感じで条件分岐させたいところですが、テレビの電源がONなのかOFFなのかを判断するのは、 人の目で見て、テレビが付いているという事は容易にわかりますが、アレクサなどは、容易には理解できないようです。 そもそも、こうしたトグルスイッチのリモコンというのは、今現在の状態を判定してくれるものも少なく、 家で使っているエアコンなんかは、リモコンでONスイッチを押すと、リモコンもONの状態であろう判定をして、 リモコンの液晶パネルが表示になります。 でも、赤外線の角度が悪くて、正常に本体がONにならない場合は、リモコンはON状態だけど、本体エアコンは、うんともすんとも動いていないという 間抜けな状態になっていて、その後スイッチを入り切りすると、お互いに互い違いになってしまいます。 ほんと、こうしたリモコンのアホさ加減に少しイライラしてしまうのは、僕だけではないはずです。

リモコン・アルゴリズムの在り方

少なくても、赤外線の仕様上、送信はできるけど、受信はできないという特性なため、本体の電源がいまどうなっているかを把握することはできません。 なので、送信信号は明確に分割するべきだと思います。 「スイッチON」「スイッチOFF」は、分割しておいて、それぞれ信号を送る方式にすれば、 あとは、正常に端末側に、信号が送るかどうかの判定だけを心配すればいいので、 わざわざ、不確定な状態で、ON/OFFを送信側で判断するなんていうのは、あまりいただけない仕様ですよね。 まあ、ここで文句を言っても始まらないので、できないことは、テクノロジーで解決するのが、エンジニアたるもの。 何かしらのIoTを開発してみる必要がありそうですね。 そもそも、リビングテーブルの上に、いろいろなリモコンが山積みになっているのも、正直気に入らない点でもありますからね。 リモコンスタイルver2という時代が来そうですね。

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