働かなくてもいい世界はテクノロジーで作ることができるのか?

2020年8月20日

テクノロジー

仕事と趣味と日々の生活のバランスを完全に超越した、ユゲタです。 テレワークという言葉を日本国内で、誰もが認識してきたら、色々なwebサイトで、「企業のテレワークのメリットデメリット」という記事をやたらと見かけるようになりました。 テレワークを1度でもやったことがある人であれば、通勤という時間と労力と交通費の無駄を心の底から感じたと思いますが、多くの人がサボっても会社にバレないという事に気がついたと思います。 もちろん、店舗販売などの接客業や、お役所機関などは、テレワークとは程遠い職種と考えられますが、テレワークの恩恵を受けられる全ての人は、RPAなどの自動処理を徹底的に利用して、働かなくてもいいという仕事をゲットすることが可能なのか?という事を考えてみたいと思います。

本日のIT謎掛け

「テレワーク」と、かけまして・・・ 「際立ったコスプレをしている人を見かけた時」と、ときます。 そのココロは・・・ カメラが必要になります。

労働時間の矛盾

これまで、1日8時間労働、それ以降は残業という考え方をテレワークはいろんな意味で覆してしまいました。 会社で働く8時間には、出勤や帰宅の交通時間は含まれていないため、片道1時間程度の交通時間がかかっている場合に、1ヶ月でおよそ40時間ほどの通勤時間が使われていることになります。 あれ?40時間って、週休二日の会社であれば、1週間の労働時間やないかい・・・ なんと、1週間分働いた時間を単に移動するだけの時間で使っていたなんて、全く無駄としか思えません。 そして、会社にいると、仕事ができる人は、仕事をどんどん頼まれて、そうでない人は、誰かを頼って仕事をこなして行く事が多い反面、テレワークは、随時接続している場合でなければ、意識してその人にアポイントを取らなければ、まともに話ができません。 ようするに、会社のオフィスって、仕事のできる人のしごと時間を奪い、できない人にラクをさせる、労働力を平均化させる効率無視の世界に食わべて、テレワークは、効率命の働き方にできます。 同じ仕事をしても、8時間かけてやる人もいれば、1時間程度で完了させてしまう人もいる事を考えると、労働時間というよりは、成果報酬という給料形態の企業が現れてもいいかもしれませんね。

いっそのこと働かない世界

効率のいい仕事をしたとしても、労働時間がゼロになることはありません。 でも、人のやることを、何でも機械にやらせてしまった最終形態は、人が仕事をしなくてもいい状態にはなると思います。 ここで、仕事を機械に奪われて、自分の収入が無くなってしまうと、恐怖を感じる人は、負け組で、自分のロボットを会社に貸し出して、ロボットの労働力で賃金を得られるという仕組みになっていくでしょう。 そんな世界の映画を過去にいくつも観たことがありますが、現実とリンクさせる思考の人は、今現在でもまだまだ少ないでしょう。 でも、いまの技術で、人でしかできない仕事というのが、かなりの領域減ってきている事は事実です。 そもそも、不労取得で、高額な収入を得ている人は世の中にたくさんいて、ITがそのジャンルの領域を増やしているだけと考えるほうが自然です。 その領域に気がつく人と気がつけない人がいるのも事実なので、どちらのタイプの人になりたいかということを考えてみるのも悪くないでしょう。

頭でっかちな日本人

とにかく、思い込みが激しい日本人は、世界的にもテクノロジーが進まない原因もその国民性にあるようです。 「英語がしゃべれない」「機械が苦手」「大多数の意見が絶対正しい」、こう考えて、右へ倣えの生活と思考を繰り返していて、効率を度外視しがちなため、高度経済成長という過去の栄光にすがりついて、未だに日本が世界一と信じて疑わない井の中の蛙がなんと多いことでしょう。 英語が喋れるようになるだけで、仕事の幅も思考の幅もかなり膨らむし、コンピュータが得意になるだけで、IT関連の仕事の効率化は計り知れません。 みんなと一緒で安心する思考をなくして、何が正しくて自分がどうしたいかを、ちゃんと主張できるようになるだけで、どれだけストレスが減る世の中になるかを考えると、今の世の中の矛盾がたくさん見えてきます。 もちろん、自分のわがままを通すだけの社会を作っているようでは、未熟なコミュニティしか出来上がらないのですが、ペイフォワードの心を尊重する事が大前提での世界では、きっと素晴らしい世の中になることは間違いないでしょう。 もはや、会社のために・・・という思考って、ある意味、宗教活動となんら変わらないような気もしてきました。、 どうせ働くのであれば、会社や人のためではなく、自分のためと考えるのは、決して悪ではないでしょうね。

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