
毎日仕事で夜遅くまで働き、朝ちゃんと満員電車に乗って通勤しているサラリーマンエンジニアの方をとても尊敬しています。
僕もB2Bビジネスでサービス構築している会社に勤めていた時は、朝から夜までというスタイルと同時に、土日はしっかりと休みが確保できていました。
平日になかなかプライベートの時間を作るという事が難しく、昼休みや、通勤電車で、趣味の読書をしたり、土日にやる事の思考をまとめたりしていましたが、実は、仕事とプライベートは、切り分けない方が、はるかにいいという事に、独立をした後で気がつきました。
プライベートとは何か?
まずはじめに考えたいのは、プライベートの定義ですが、
多くの人が仕事の事を考えないで自分の好きな事だけをする時間・・・というイメージを持っていると思います。
もちろんプライベートで何かしらの趣味があり、その作業を行う場合、思考を切り替えなければいけません。
しかし、ここで勘違いしてはいけないのが、仕事の事を考えないのがプライベートという風な思考になっている人。
プライベートは、仕事の対義語ではありません。
恐らく、仕事とプライベートを明確に切り分けたがる人は、アルバイトのような時間単位での仕事を望んでいるのでしょう。
確かに辞書に載ってのは、プライベートは「私的」ですが、仕事との対比で使うのはいささか、違うのではないでしょうか?
エンジニアのプライベート
少なくとも、僕も経験して来た、エンジニアという職種において、仕事での何かしらの仕掛かり作業は、四六時中頭の中にあり、お風呂に入っている時に、いいひらめきをするという事は良くあります。
プライベートで、別作業をしなければならない時は、頭の切り替えをしなければいけないので、そうした事は一旦リセットする必要がありますが、複数の全く違う案件を同時にこなすのは、物理的に難しいでしょう。
しかし、関係した案件を同時にこなす事は、もしかしたら、できる可能性もあります。
どちらかが完了すると、もう片方も進捗しているというような事ですね。
仕事でも2つの違う案件を同時にこなすというのではなく、共通する箇所を見つけて、同時にこなす工夫もあります。
プライベートにおける同時にこなす内容としては、会社でプログラムを書く仕事をしている人であれば、趣味でプログラムを行う人もいるでしょう。
それは、会社で覚えた技術は、自分のスキルの肥やしになっているという実感があると思います。
しかし、会社でプログラムをやっているので、家ではパソコンも触らないというエンジニアは、スポーツやアウトドアなどの趣味を持ってもいいですが、ここに、何かしらの仕事とプライベートの関係性を持たせる事をお勧めします。
例えば、ジョギングを趣味でやっている人などは、走っている時に、プログラムのアルゴリズムを考えたり、ビジネスアイデアなどを志向するいい環境とも言えます。
また、2つの別のシステムを別案件として組んでいるんですが、相互に同じ関数が使えるように構築したりもできます。
ようするに着眼点
仕事とプライベートを切り分けたいと考える人は、要するに仕事をやっていることに満足感が無い人が多いようです。
本音で、楽しくもない仕事は、仕事と割り切って、自分の楽しめる本筋をプライベートで行うという割り切り方により、仕事を問題なくこなせるという考え方。
まったく間違っていませんが、仕事を楽しめるという思考もより効率アップや、自分のストレス軽減の為に役立ちます。
そもそも、仕事が嫌だという思考は、「職場に嫌な人がいる」とか、「ヘマをすると叱られる」というような、コミュニケーション障害が根本の原因であることがほとんどなので、自分が頑張れる環境へ変わる、または変えるという事を努力するだけで、いいんですね。
仕事とプライベートは切り分けないほうがいいんです
あくまで僕の思考ですが、仕事とプライベートはわざわざ切り分けようとしなくてもいいのです。
プライベートで楽しめることを仕事にできるって非常に素敵な事だと思いませんか?
また、自分の知らなかった事を仕事で体験し、すごく好きになるという事もまた、趣味が増える感覚で楽しいと思います。
その時に、プライベートはまた、仕事と同じ事をやっていると、相乗効果で自分が磨かれていく体験が出来ますね。
頭を休めるために、仕事を忘れるのではなく、マインドフルネスのように、脳みそをいったんリセットする事は効率に繋がりますが、思考を都度切り替える事を都度していると、非常に脳みそが疲れるだけでしょう。
仕事もプライベートも、同じであるというぐらい密着している方がいいと考え、素敵なビジネスライフを謳歌する方が、幸せだと思いませんか?
仕事を楽しめるか楽しめないかは、自分次第です。
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