時間の自感

2017/12/16

マインド 学習

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時間を上手く使えていますか? こんな質問曖昧ですね。 何が上手くて何が下手なのかも不明です。 でも実は、質問が曖昧なのではなく、時間が曖昧なんですね。 そんな曖昧さを考えて時間を上手く使える知識を身に着けてみましょう。

曖昧な時間の解釈

「12時に駅前で待ち合わせしましょう。」と人と約束した時に、何時に駅に到着するのが正解でしょうか? 「5分前に待ち合わせ場所に到着しておくのが常識」と考える人、何も間違っていないですし、物事をきっちり考えられる人でしょう。 「30分前には待ち合わせ場所に行っている」という人、きっと、遅刻してくる人を許せないぐらいに見てしまうでしょう。 「少しぐらい遅刻してもいいだろう」という人、相手に対しての敬意が無いことが残念ですが、きっと友達からもルーズであると認識されているでしょう。 「12時ぴったりに到着するようにする」という人、もし交通機関で問題が発生したら、遅れてしまうかも・・・という発想によるリスクヘッジが少し足りないかもしれません。 色々なタイプがいると思いますが、これは一概にどれが正解というわけではなく、集まるグループの特性によって、遅れてくるのが正解になる場合もあります。 とにかく時間は人に多くの場合、曖昧にしか考えられていないという事を頭においていると、時間に正確な人が時間にルーズな人を見下すという思考は減るのではないかと思います。 あまり使いたくない言葉ですが「ケースバイケース」です。

時間に関する質問

ここで、この記事を読んでいる人に少し考えていただきたいのですが、以下のような質問にどのように答えますか?
Q1. 待ち合わせに自分が遅刻して良いのは何分(何時間)まで? Q2. 会議の時間は基本何分(何時間) Q3. 集合時間に来ない友人、どの位の時間待てる? Q4. 仕事でちょっと休憩って何分ぐらい?
ちなみに、僕の答えは、
A1. 0分(少なくても5分前が常識) A2. 会議の内容にもよるが、長くて30分が理想の設定 A3. 30分ぐらいは待つと思う。 A4. 法定休憩でなければ、5分くらい
この数値に個人差はあると思います。待つ側、待たせる側という立場が違えば数値も違うし、相手との親密度により数字は大きく変わるはずです。 少なくとも、社会常識というレベルで考えると、 この返答数値が同じ人は、大体感覚が同じようなグループだと思われます。 同じチーム内でそういう理解をしておくと、少なくともコンフリクトは色々と回避できそうですね。

上手く使う時間の概念

時間の使い方が上手い人というのはどういう人なのでしょう? 人は必ず同じ時間が存在し、同じ時間の進み方をするということを考えると、時間の使い方が上手い人がより得をして、時間の使い方が下手な人は損をすることになります。 同級生で同い年であるにも関わらず、頭の良い悪いや、スポーツが上手下手という違いがでるのも、大きく時間の使い方が影響している事が大きいでしょう。 とにかく時間の使い方が上手い人は、効率がいい、無駄がない、という状態です。 空いた時間を利用したり、気持ちの切り替え方が上手だったり、1日の計画性、予定した時間にキチンと終わらせるタスク管理能力が高い人なのです。 その逆に時間の使い方が悪い人は、作業にどのくらいの時間が掛かるか見立てられず、いつまでもズルズルと作業を遂行してしまうタイプ。 自分の周囲にいる人で時間の使い方の上手い人下手な人をウォッチしてみるといいでしょう。 思いもよらない技を持っている人がいるかもしれませんよ。

時間を制するものは全てが上手くいく

人が集中できる時間は、20分程度だと言われていますが、普段なにげに生活していると、そんな短い時間の事など考えていない人も多いでしょう。 この集中している20分の時間が、1日の中で最も自分の価値の高い時間ではないでしょうか? この20分を作るためにどういうルーティーンを用意するのか・・・ その20分を翌日もその翌日も、毎日同じクオリティで確保するにはどういう生活リズムが望ましいのか? そう考えていると、自然と規則正しい生活を送って、人との時間を大事にして、自分の時間のムダ使いを極限まで無くしたいと思いませんか? そういう思考に慣れて初めて得られる20分なのかもしれませんね。

最後に

過去に戻れる時間があるとしたら、いくらまで支払うことができますか? 以前、僕の友達と時間をお金に換算してみようと雑談している時にでた話で、 現代の技術では不可能ですが、タイムマシンが出来たとしたらその運賃はいくらかという事なんですね。 過去に思い出したくもない失敗をした時間に行って、その失敗をしないように自分を修正するとしたら、1万や2万って安いものでしょうか? いやいや、歴史を変えることは、その後の人生で思いもよらない失敗に出くわす可能性も増えるので、1円も支払う必要など無いという人もいました。 子供の頃の自分に会って、色々と忠告したいという人もいましたが、その人の過去にいったい何が起こったのかは話してもらえませんでした。 また、未来の自分をお金を払ってでも見たいとか、宝くじや競馬を当てる話にも発展しましたね。これは王道かもしれませんが。 でも、こう考えてみるのはどうでしょう? 会社って、「自分の時間をお金に変えている場所」で、そのお金を受け取らないとしたら、その空いた時間は、会社に居た時と同じ額支払っているのと同じこと。 仮にその時間を手に入れたとしたら、その時間を使ってさて、あなたは何をしますか? 人と同じことをやって、有意義な時間を過ごせる、または、楽しく過ごせるという、時間の質という価値観について、深く考えてみるキッカケになると幸いです。

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