キャッシュレス時代について考える

2017/12/13

テクノロジー 日記

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テレビの討論会で「キャッシュレス」について話し合われていました。 すぐ先の未来では、現金を持ち歩くことは無くなるのではないかという事で、その賛否であったり、技術についての現時点の情報を公開していましたが、世界において、キャッシュレス化が一番進んでいるのは、中国で、日本は4番目なのだそうです。 ただ、これはこのテレビ番組で言われていたことなのですが、WEBで調べてみると、日本は9位なのだそうですね。 現金支払いは時代遅れ?世界のキャッシュレス国ランキングTOP10
1. カナダ 2. スウェーデン 3. イギリス ... 9. 日本
※先進国TOP20ヶ国からTOP10を選んでいる資料だそうです。

仮想通貨とキャッシュレスの相関関係

今流行のビットコインやモナコインのような仮想通貨は、キャッシュレスに大きく関係していることは間違いないでしょう。 これらの仮想通貨が流行っていく背景には、日本国内だけでなく、世界的に銀行という金融機関において、細かく発生する手数料が、利用者からすると大きな負担になっていることは、僕もよく理解しています。 もちろん、金融機関もそうした事はルールとしてやっているのですし、実際に人が作業して工数が発生するのであれば、手数料として徴収しなければ、負担が増えるだけです。 ここ数年の技術革新により、色々な既存概念が破壊されている事を考えると、金融機関にもその波が来ていると考えれば、非常にそのとおりだと考えざるを得ません。 不動産業界における民泊サービス、タクシー業界のUber、日本国内でも法律をも動かし始めているこうした既得権益の破壊は、ITに仕事を取られたと騒いでいる人も多いですが、一方では恩恵を受けている人も多いことも確かです。 お金を扱うエリート集団である金融機関を既得権益ハックすると、ユーザーはどのようになるのでしょう? デジタルで自動で行われることに関しては、人の作業が無いので工数が発生しません。結果、手数料という概念が無くなります。 また、9時5時という営業窓口も無くなり、24時間いつでもお金のやり取りがインターネットを使って即座に行えるようになります。 クレジットカードを利用するECサイトは、クレジットカード会社というお金を立て替えてくれる会社が間に入り手数料を取られますが、仮想通貨は、それらの会社なども介入しない、通過なので、ありとあらゆる手数料が不要になります。 キャッシュレスが進むと確実に手数料が発生するサービスが駆逐されていくことがよくわかります。 だって、同じ金額のものを買う時に、1円でも安く変える方を選択する人が多いですからね。

仮想通貨のレートは現金と交換する時だけの基準

よく仮想通貨でレートが上がっている話でインターネットでは盛り上がっていますが、ああしたレートの話は、現金との仮想通貨を換金する際に発生する時のレートなので、世の中が全て現金が使われなく成り、仮想通貨に切り替わったとしたら、あのレートは全く無意味に成り、仮想通貨単位のみでのやり取りになるので、いち早く仮想通貨を自分の手元に入れておくという事は先見の目があるかもしれませんね。 でも、仮想通貨に確実に切り替わるという保証は現時点ではどこにもなく、当たり前ですが、金融機関では、危惧されている面なども指摘されています。 すでに仮想通貨での支払いが可能な実店舗なども出てきていますが、当面は現金と仮想通貨のどちらでも支払い可能という時代が続くでしょうね。 どちらかに傾いても、リスクが存在する以上、石橋を叩いて渡る日本国内で、早急にどちらかに統一されるという事も考えにくいでしょう。

仮想通貨に税金は掛かるのか?

どうやらビットコインに関して試算として申告をしなければいけないようです。 仮想通貨の税金は?確定申告に必要な情報まとめ ただ、現時点では、ビットコインを売却した時に得た利益という点では、株と同じ扱いのようです。 ということは、ビットコインを購入しただけでは、資産対象にならないでしょうか? 不明な点も多いので、もしかりに、近所のスーパーでビットコインでの買い物が可能になった時に、現金は不要になるでしょう。 そして、消費税なども含め、スーパーとしても売上計上を円換算で行なうのかビットコインとして行なうかで税金の扱いが大きく変わるはずなので、法律自体が大きく変わる可能性もありますね。 かなり大きな変換に思えますが、こうした未来はもう数年先というレベルなのではないかとも予想されています。

実際のキャッシュレス

現金社会である日本では、あまりイメージしづらいですが、クレジットカードを常に使っている人は、キャッシュを持たない便利さを体感していると思います。 電車で切符を購入せずにICカードの利用になり、誰もが券売機に並ぶことがなくなったのは非常に社会の効率化をアップさせたのは、誰が見ても明らかです。 高速道路も、ETCが当たり前になり、現金で払っている人のほうが少ないぐらいです。国土交通省の資料では90.8%という驚異的な利用率なのでそう感じるのは当たり前ですよね。 ETCの利用状況 | 国土交通省 外でもコンビニでSuica , Pasmoが使えたり、ファーストフードなどでも当たり前のようにICカードでキャッシュレス使えます。 もしかしたら、「自宅にお財布忘れた」という事は今現代ではあまり問題ではなく、ICカードや、スマートフォンを自宅に忘れたほうが、その日の生活に支障がでる場合が多いかもしれませんね。

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