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自分の欲しいものだけを作るクリエーター

2026/06/16

マインド 日記

t f B! P L
モノが作れる人は、作ったものを他人に評価されたがるけど、仕事で作る場合は、特に自分が作りたいものを作るわけではないです。 プログラミングやエンジニアの仕事をしていると、特にそれを感じるんですが、開発費を出している会社の作りたいものを作るワケであって、自分の作りたくないものを作る不毛な開発も数多くあるでしょう。 でも、どんな時でも、自分の思考が入らないモノでも、作るモノに関しての品質を担保するというのが、プロのクリエーターというのもお金をいただく以上の最低限の常識でもありますからね。 そして、エンジニアで生計を立てている自分が、最近強く思うのでは、もうそろそろ自分が作りたいものを作る時期なのではないか?という思考が強くなってきました。 誰に頼まれるわけでもなく、自分で作りたいものを作って、なんならそれで生計を立てるということは、今のクリエーターとして重要な要素とも思えてきたんですよね。 結構多くの人が、こう考えているけど、どうしても踏み出せないという理由がある場合もあると思いますが、自分なりの思考をブログに書いて、似たように考える人の背中を押してみたいと思います。

他人の評価で作るものと、自分の衝動で作るもの

仕事としての制作は、どうしても「誰かの目的」を達成するためのものになります。 クライアントの意図やビジネス要件を満たすことが最優先であり、自分の感情や好みは二の次になりがちです。 それはプロとして当然の姿勢であり、むしろそこに価値があるとも言えます。 一方で、自分の内側から湧き上がる「これを作りたい」という衝動には、まったく別のエネルギーがあります。 誰かに頼まれたわけでもなく、評価される保証もない。 それでも作りたいと思うものは、自分自身の価値観や世界観が色濃く反映されるものです。 この二つは対立するものではなく、むしろ両輪のような関係にあると感じるんですよね。 他人のために作ることで技術や品質への意識が磨かれ、自分のために作ることで創造の根源に触れることができるんです。

「作りたい」を後回しにし続けるリスク

多くの人が、自分の作りたいものを持ちながらも、それを後回しにしています。 理由はさまざまでしょう。
・時間がない ・収益化できるか分からない ・失敗が怖い
どれも現実的で、無視できない問題です。 しかし、後回しにすること自体にもリスクがあります。 自分の中にあったはずの熱量が、少しずつ薄れていくことです。 最初は鮮明だったアイデアも、日々の業務に埋もれていくうちに、「いつかやればいい」という曖昧な存在に変わってしまう。 そして気づいた時には、「本当にやりたかったのは何だったのか」が分からなくなってしまう。 この状態は、クリエーターにとっては静かな消耗です。 だからこそ、「今じゃなくてもいい」という思考には、少しだけ疑いを持ってもいいのかもしれません。

小さくてもいいから、自分の作品を持つ

いきなり生計を立てるレベルのプロダクトを作ろうとすると、どうしてもハードルが上がります。 だからこそ、最初はもっと小さくてもいいと思います。 完成度よりも、「自分が納得できるかどうか」を基準にした制作です。 たとえば、誰にも公開しないツールでもいいし、ニッチすぎて需要があるか分からないサービスでもいい。 重要なのは、「これは自分が欲しかったものだ」と言えるかどうかです。 その積み重ねが、自分の中に確かな軸を作っていきます。 他人の評価ではなく、自分の基準で価値を判断する経験は、思っている以上に大きな意味を持ちます。 そしてその軸があるからこそ、いざ他人に向けたものを作る時にも、ブレない判断ができるようになります。

「作りたい」で生きるという選択肢

自分の作りたいもので生きていくというのは、決して簡単な道ではありません。 むしろ、安定という意味ではリスクのある選択です。 それでも、今の時代はその可能性が広がっているのも事実です。 インターネットを通じて、自分の作品を直接届けることができる環境が整っています。 評価も収益も、必ずしも大きな組織を介さなくても得られるようになりました。 だからこそ、「誰かに作らされる」だけでなく、「自分で作って生きる」という選択が現実的になってきています。 重要なのは、一気にすべてを変えようとしないことです。 仕事としての制作を続けながら、自分の作品を少しずつ育てていく。 そのバランスの中で、徐々に比重を変えていくというやり方もあります。

あとがき

クリエーターとして生きる中で、「何を作るか」は常に問われ続けるテーマです。 他人のために作ることも、自分のために作ることも、どちらも間違いではありません。 ただ、自分の中にある「これを作りたい」という気持ちだけは、できるだけ無視しないでいたいものです。 それは、技術やスキルとは別の次元で、自分自身を支える原動力になるからです。 もしその気持ちがあるなら、小さくてもいいので形にしてみる。 その一歩が、思っている以上に大きな変化を連れてくるかもしれません。

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