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StarLinkという衛星wifi回線を手にした話

2026/06/11

テクノロジー 日記

t f B! P L
eyecatch このブログで、数年前から、ことあるごとに書き続けていますが、ウチの光回線がたまに激遅くなります。 ダイヤルアップから、ADSL、光回線と、国内インターネットの歴史を体験してきた自分としては、 動画がネット上でリアルタイムに再生できるなんて、非常にすごい世の中になったものだ・・・と感心してしまいます。 でも、うちの回線は、たまに(特に月曜日の午前中)、1MBpsにも達しない速度になることがあります。 もちろん公衆回線の方がスピードが早いですし、単なるホームページを開いても読み込みに数分かかってしまう感じです。 今の動画リアルタイム時代にこんなことある??? そう思って、NTTに調査を依頼したら「プロバイダが悪い」と返事が来て、 プロバイダに相談したら、「NTTの基地局の問題ではないか」と、曖昧でまるで事態が改善する兆しがありません。 そもそも、回線がブラックボックスで、プロバイダが、NTTから先のことが理解できない構造なのも良くないですね。 ケーブル回線のように、NTTの電話網と関係ない場合は、対象のケーブル会社のプロバイダにクレームを入れればいいのですが、 今現在のNTTは、もはやオワコンでもあるし、お金を支払っている品質を担保できるという信頼すらありません。 ということで、今自分にできることは、副回線を用意して、徐々に宅内LANをそっちに移行して、ゆくゆくは光回線をバイバイしてしまおうという計画を企てました。 そこで、ケーブル回線や、Nuro光などの独自回線網ではなく、アメリカ企業が以上に執着し始めている衛星ネットワークを先走っている「StarLink(スターリンク)」を手に入れてみました。

StarLink知らない人のために

最近、日本国内のキャリアでも、スターリンクと提携して、サービス提供するCMを流しているのを見かけますが、イーロンマスク氏の手がける会社の製品で、衛星を経由してインターネット接続を提供するサービスです。
https://starlink.com/jp 個別宅(できれば戸建て住宅)への提供が主とされていますが、「StarLink mini」というサービスでは、全世界で使える移動してもOKなローミングサービスも提供されています。 ただし、現時点ではA4より少し大きいサイズのアンテナガジェットを、持ち運ぶ必要があり、車に設置したり、場所確保ができる場合以外は使いずらいようにも思えます。 アパートやマンションでも使えるようですが、北向きの角度に設置するアンテナ設置が非常に大変という話はネットでも良く見かけるので、お試しできるキャンペーンやっている時に、自宅を確認してみるのも悪くないですね。 ウチは、戸建て住宅で、上空に遮るものが無いので、何の問題もなく快適な速度が出ていますけどね。

設置作業

とりあえず、窓際に置いてみたところ、速度が不安定だったので、屋根の上のアンテナに増設する形で設置しました。
色々な電波を受け取る屋根の上のアンテナですが、中央あたりにあるのが、StarLinkアンテナです。 これだけみると簡単に設置できているように思えますが、事前に以下の作業を行いました。
- 部屋の中へのケーブルの引き込み - wifiケーブルとの並走(標準ケーブルが15mなので、LANケーブルも同じ長さで設置) - 雨や日光からケーブルを守るケーブルカバーの設置 - 既存のアンテナポールに増設するための追加ポールの購入
楽に1日は潰れましたね。

回線速度調査

StarLinkは、190MBを常時保証すると、うたっているのでアクセスしてみたところ、確かに、ピッタリと190MBをキープしてくれます。(設置初回の計測) 日中や、夜中なども含めて、10分おきにロギングしてみました。

2回戦の比較

Starlink
NTT光回線
総評 starlinkは、安定しているとは言えないけど、200Mbpsをまあまあ維持してくれている印象です。 一方、NTT光は、瞬間的に1Gbpsを計測できているけど、割合で言うと、かなり絶望的な感じです。 注目すべきは、NTT光は、底辺を這いつくばっている想定通りの数値で、1Mにも満たない時も数多くあったので、 こりゃあ、仕事に使うにはしんどい回線であることが改めて判明しました。

計測に使ったコード

ご自宅の計測をしてみたい人は、今回使ったコードを紹介しておきます。 (うちの環境は、Mac mini M4です) そして、環境にNodejs(24以上)と、Pythonのインストールが必要です。 speedTest.sh (計測モジュール) #!/bin/bash export NVM_DIR="$HOME/.nvm" source "$NVM_DIR/nvm.sh" DATE=$(date "+%Y-%m-%d %H:%M:%S") SPEED=$(/opt/homebrew/bin/fast --single-line 2>&1) echo "$DATE,$SPEED" >> ~/web/tools/SpeedTest/speed_log.csv graph.py (グラフ化モジュール) import pandas as pd import matplotlib.pyplot as plt # CSV読み込み df = pd.read_csv( "~/web/tools/SpeedTest/speed_log.csv", names=["datetime", "speed"] ) # 日付変換 df["datetime"] = pd.to_datetime(df["datetime"], errors="coerce") # 数値だけ抽出(エラー文字列はNaNに) df["speed"] = ( df["speed"] .astype(str) .str.extract(r"([\d.]+)")[0] ) df["speed"] = pd.to_numeric(df["speed"], errors="coerce") # 不正データ削除 df = df.dropna(subset=["datetime", "speed"]) # ソート(地味に重要) df = df.sort_values("datetime") # グラフ plt.figure() plt.plot(df["datetime"], df["speed"]) plt.xlabel("Time") plt.ylabel("Speed (Mbps)") plt.title("Internet Speed Log") plt.xticks(rotation=45) plt.tight_layout() plt.show() ※うまく動かない人は、AIに調べてもらうと、正常に動くように教えてくれますよ。(おそらく環境設定の問題)

今後の予定

しばらくStarLinkを使って、仕事も含めて運用してみて、光回線が不要と感じたら、プロバイダーも含めて解約しようと考えています。 そっちをサブ回線として保持してもいいんですが、実はそっちの方がコストが高いんですよね・・・ 今後、衛星回線をAmazonをはじめ、Googleなどの大手企業も衛星を打ち上げていて、このビジネスの後を追っているという情報を聞いているので、 群雄割拠な状態になることは間違い無いので、そうなれば、それらで複数回線を持つ方がよさそうですね。 そもそも、安定した1サービスがあれば、複数回線なんていらないんですけどね。 ちなみに、光回線が現時点でなくなったら困る点としては、 プロバイダー提供されている「固定IPサービス」によって、仕事でのIP制限環境へのアクセスができなくなるので、これだけが困るんですよ。 いっそのこと、そういう仕事も辞めてしまうという選択肢もあるんですけどねwww 公開サーバーなどを立てたければ、DDNSをちゃんと設置すれば、問題ないとも思うので、光回線の使用は年内いっぱいぐらいかな〜という感じです。

あとがき

今回、思い切って、StarLinkを導入してみましたが、思いの外安定していて非常に満足感いっぱいです。 もっと早くサービス導入しておけばよかったと感じたのは、StarLinkの初回機材購入で3万円ちょっとかかるんですが、これを以前、初期機材無料キャンペーンみたいなのをXでやっていたので、この時に導入しておけば・・・と少しだけ後悔しています。 ただ、その時はまだ starlink mini が無かったので、どこが正解かは、自分次第ということですけどね。 自宅の安定的なインターネット回線を検討中の人がいたら、参考にしてもらえると幸いです。 地方で、回線を業者任せにしている場合などは、値段や、回線引き込み工事なども含めて、starlink一択だと思うんですけどね。

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