
エンジニアとして働いていると、よく聞く言葉があります。
「当たり前のことを当たり前にやるのが大事」
これは間違いではありません。
むしろ、かなり重要な考え方です。
でも実は、この言葉には大きな落とし穴があります。
それは、
「当たり前だけをやるエンジニア」は、
ずっと
三流のままだということです。
視座の高いエンジニアの人に読んでもらいたい、今日はそんな話をします。
当たり前とは何か
まず「当たり前」とは何かを整理します。
エンジニア界隈で言う当たり前はだいたい次のようなものです。
・コードを丁寧に書く
・コメントを書く
・命名をちゃんとする
・Gitで管理する
・レビューを通す
・テストを書く
どれも正しいです。
むしろ やっていないと怒られるレベルの話です。
つまりこれは、
プロとしての最低ラインなんですね。
三流エンジニアの特徴 : third rate
三流エンジニアは基本的にこういう思考をしています。
・言われたことをやる
・仕様通りに作る
・問題が起きたら直す
・作業を終える
そしてこう思っています。
「ちゃんとやってるのに評価されない」
でもそれは当然です。
なぜなら、それは
全員がやるべきことだからです。
当たり前の普通のことをやって、プラマイゼロですから、評価もゼロなんですよ。
二流エンジニアがやること : second class
二流エンジニアになると、少し視点が変わります。
・仕様の矛盾に気づく
・より良い実装を提案する
・作業を自動化する
・将来の変更を想定する
つまり、仕事を処理するのではなく、改善する。
ここから
エンジニアっぽさが出てきます。
一流エンジニアがやること
さらに一流になると、行動がもっと変わります。
・問題が起きる前に仕組みを作る
・チームの生産性を上げる
・技術選定を変える
・新しい開発スタイルを作る
つまり、仕事のやり方そのものを変える。
このレベルになると、エンジニアというより
システムデザイナーに近くなります。
当たり前だけの人が上に行けない理由
理由はシンプルです。
会社にとっての価値は
"価値 = 改善量"だからです。
当たり前だけをやる人は
"改善量 = 0"ということです。
エンジニアがやるべき本当の仕事
エンジニアの本当の仕事は、コードを書くことではありません。
自分が考える本当の仕事はこれです。
・問題を見つける
・仕組みを作る
・改善を繰り返す
つまり、「作る人」ではなく「変える人」これがエンジニアだと思うんですよね。
作れるというのは当たり前で、システムを適正に判断して、より良い提案ができないエンジニアは、エンジニアではなく単なる作業員という認識でもおかしくないという事。
あとがき
当たり前をやることは大事です。
でも、それは、
スタートラインでしかありません。
エンジニアとして上に行きたいなら、
・当たり前をやる
・当たり前を改善する
・当たり前を作り替える
この3段階を進む必要があります。
そして最後に一つだけ言うなら、
本当に強いエンジニアは、「当たり前」を作る側に回った人です。
今日あなたがやっている「当たり前」も、もしかしたら誰かが作ったルールかもしれません。
さて、エンジニアのあなたは、
当たり前を守る側ですか?
それとも作る側ですか?
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