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[書籍レビュー] 失敗学見るだけノート

2026/04/11

レビュー

t f B! P L
eyecatch 世の中に成功がある以上に失敗はその何倍も存在します。 そんな失敗にも、「良い失敗」と「悪い失敗」があり、それはいったい何が違うのか、どうすれば失敗から学びを得ることができるのかが書かれている書籍を読みました。 この手のマインド啓蒙書籍は、挿絵が多くて、字間を広く取っているので、ソッコーで読めてしまうのが良いですね。 ちなみに、今回は、お風呂15分ぐらいで、5日間で読破してしまいました。

レビュー

★★★★☆
知っている内容ばかりでしたが、陳腐化しずらいポイントを思い出させてくれる内容と、 理解しやすい内容のアプトプットで、なかなかの好印象な書籍でした。 一つだけ残念だったポイントは、今回はいつものようにKindleで読んだのですが、 挿絵が見開きでの構成になっていて、左右のページを別々にページめくりで見なければ行けなかったので、その点がもどかしかったですね。 iPadなど大きな端末(PCでも可)で良いので、見開きで見ることをお勧めします。 通常のkindle端末は、見開きページは見れませんでした・・・。 というぐらい、この書籍は、挿絵とその絵の中に書かれている人のセリフ(吹き出し)が非常に秀逸で、その挿絵によって、内容の理解が深まるという構成でした。 実際の人の姿を見ながらセリフを聞くことが、どれだけ思考に刺さるのかが、よくわかる読書体験でもありましたね。

この書籍の学習ポイント

他人の失敗を我ごとのように思考することができると、今後の自分の人生に役立つことでしょう。

そもそも「失敗」とは何か?

失敗学は、ちゃんとした失敗の定義を理解しておかなければいけません。 辞書で調べると以下のように載っています。
「やってみたがうまくいかなかった」 「し損なうこと」 「しくじり」
この書籍では、以下のように定義されています。 人間が関わって、1つの行動をした時、望ましくない予期せぬ結果が生じること

失敗への向き合い方

定義にも書いてあるとおり、失敗は行動をした結果に対して発生することであり、 行動をしなかったことは失敗でもなんでもありません。 「運動ができなくてダイエットに失敗した」 これも失敗ではなく、単なるやるやらないの選択ミスです。 このように失敗学は、ちゃんと行動して、その後の失敗改善につながるより良い結果をもたらすかなり前向きなモチベーションの学問なんですね。

「失敗=能力がない人」ではない

失敗を「間違った解答」と考える人がいますが、能力がある人は必ず失敗をします。 能力があるからこそ失敗をすると言っても良いですね。 そもそも、能力が無く、失敗しない人というのは、「チャレンジしない人」と言っても良いかもです。 スキルの高い人ほど、失敗の数も人一倍こなしているという事。

「良い失敗」と「悪い失敗」

良い失敗は、成功の種になるが、 悪い失敗からは、学びが生まれない。 ケアレスミスを繰り返すような失敗は、学びの無い失敗なので、悪い失敗と考えましょう。 なので、悪い失敗は避けて、良い失敗を選ぶようにするのがオススメなのだそうです。 本当にそんな取捨選択ができるのだろうか?

失敗の原因は「逆演算」で改名する

失敗をした時に、原因を見つけるのが難しい場合があります。 一発で原因を見つけるのが難しい場合は、因果関係を追求していき、連鎖的に起こった失敗の原因を追求していく泥臭い作業が必要な場合があります。 通常はなかなか見えてこない問題点を見つけた時には、難解なクイズが解けた気持ちよさも生まれるでしょう。

失敗の原因を6つの項目で記載する

失敗の原因を言語化することは非常に重要な学びにつながるし、組織であれば、強力なナレッジになります。 次の6つの工程を文章で記録しておくことが、次の失敗回避につながります。
1. 事象 2. 経過 3. 原因 4. 対処 5. 総括 6. 知識化

失敗はカビのように増幅する

人間の死亡率のナンバーワンである、ガンと同じ(本書にはカビと書かれてました)ぐらいの繁殖力があるのが、失敗という出来事です。 突然発生する事故などの原因は大体が、失敗の積み重ねで発生していて、ちゃんと問題発覚の時に対処しておくことで、大きな失敗を防ぐことは可能になる場合が多いようです。 テレビのニュースなどで流れる大事故を聞いていると、多くの場合に「アレが原因で、こうしておけばよかったのに」と他人事であれば勝手に言えるんですが、 いざ自分がその立場になると、なかなか対応が後手後手になってしまうのも人の常かもしれませんね。

失敗の予兆

小さな失敗は、積み重なると、後に大きな雪だるま的な失敗となって大事故になることがあります。 一つ一つの失敗から逃げずに向き合うという、失敗への向き合い思考が重要です。 小さな問題を、「これっぽっち」と考えるか、「大きな事故を防ぐ要因」と考えるか、それに気づけるかは、失敗学から学びましょう。

失敗の表裏

エジソンも言っている通り、成功の裏には必ず失敗があります。 失敗をしたからこそ気づける成功の方が世の中では多いのも事実です。 現代では、失敗データを大金を出して買う企業すらもあるぐらい、失敗は大きな成功、発見、安定につながるんです。

挑戦の成功確率を上げる失敗

「千三つ」という言葉は、賭けに勝つのは、1000回に3回ぐらいという意味ですが、 チャレンジして、誰もがなるべっく失敗をしたくないと考えるはずなので、その成功する確率を上げるために、 「失敗を見積もる」ことをしてみるのも悪く無いでしょう。 あらかじめ予測できる失敗を、たくさん書き殴ってみるだけで、何もしないよりは成功確率は上がるはずです。

失敗を評価する文化を作ることが大事

日本の組織は、「原点評価」の心理が働きます。 何かに失敗したら、マイナスに思えてしまうのは、日本文化の特徴かもしれませんね。 まずは挑戦したことを褒め称えて、誰がやっても失敗しただろう内容だった場合は、それは次に活かせる良い失敗の場合が多いです。 そうした点を評価するのが、世の中的に良い文化だと言えます。 ネットなどでの心無い言葉を投げかけるのではなく、失敗した人を成長させる言葉を投げかけられるのは、本人ではなく、周囲の人間でもありますからね。

コンプライアンスの本来の意味

日本では「法令遵守」と教えられるケースが多いですが、英語を直訳すると「柔軟性」という意味です。 コンプライアンスを企業などの責任逃れの意味として使うのではなく、何かの変化に柔軟に対応する本来の意味で考えた方がいいでしょう。 この言葉を言っている人は、もしかすると、何も考えずに、「組織の失敗の原因はコンプライアンス違反」と、責任逃れをしているだけかもしれませんよ。

あとがき

失敗学は、本当にためになる学問だと思います。 ぜひ、義務教育にも取り入れるべき内容だとも思いますね。 企業の従業員研修などで、積極的にこれを取り入れることで、優秀な人材育成にもつながるし、社会不適合者が失敗から逃げがちというポイントを見事に克服できる可能性が高いかもしれません。 これまでこのブログでも失敗について色々と言及してきましたが、書籍を読むと、改めて学習に身が入りそうです。 それこそがチャレンジですね。

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