
毎日何かを積み重ねて歴史に残る天才になった実績の事をまとめてくれている書籍を読んでみました。
天才と言われれる人たちは、先天的な生まれ持って天才の人はほぼおらず、
努力を積み重ねて天才になった人が大半だという事がよくわかります。
継続がどうしてもできないという人の思考を180度変えるための書籍にも感じましたね。
レビュー
★★★★☆
歴史的には世界に影響を及ぼした人を天才として認知されていますが、
この本には、そうした誰もが一度は耳にした事がある偉人の生活習慣について書かれています。
寛順な習慣から、理解できない不可思議な習慣までいろいろとありますが、
その偉人がその習慣によって、どんな影響があり、偉業を成し遂げたかという解説もなかなかの納得感です。
ただ、評価が満点じゃないのは、どこかで聞いた事がある話、ネットでよく見かける話も多くあり、それらの寄せ集め感を感じてしまった評価です。
でも、チョイ読みする内容としては、全く悪くはありません。
これまで知っていたけど、曖昧だった雑学レベルの偉人の習慣が、おそらくちゃんとウラをとってくれているだろう内容で、
まあまあ細かな粒度で書かれているので、個人敵には、好きなジャンルの書籍でした。
お気に入り4選
本を読んでいる時に、覚えておきたいことをメモしたりマーキングしたりする人も多いと思いますが、
今回の書籍はKindle端末で読んでいたので、ハイライト機能を使ってマーキングしていた4つのハイライトを紹介します。
ノイズの習慣
コンピュータの父としても有名な、フォン・ノイマンは、うるさいところで仕事をする習慣があったらしく、
彼は静かなところよりも、その方が集中力が高まるんだそうです。
誰もがそうした方がいいというわけでは無く、自分の特性をよく理解している人が、他人は同感されなくても、
あえてそうしている習慣は、自分を高める手段をよくわかっている証拠ですからね。
逆に静かな環境じゃないと集中できない人(こっちのほうが多いと思いますが)は、ホワイトノイズという、自然の音(風や草などの音)を聞く程度の方が効率があがるそうですよ。
知る人は好む人に勝てない、好む人は楽しむ人に勝てない
ペニシリンを発明した、アレクサンダー・フレミングは、カビで遊ぶ天才だったそうです。
仕事でも扱っていたカビの管理を怠って失敗したカビを使って色々と遊んでいる時にペニシリンを見つけたという逸話は有名ですが、
そこから改めて、いつもカビを使って楽しんで遊んでいた彼だからこそ見つけられたと言ってもいいでしょね。
物事に詳しい人 > その物事を好きな人 > その物事を心の底から楽しんでいる人
この勝敗関係は、かなりの納得感がありますからね。
毎日5分のアイデア思考
ソフトバンクのトップで有名な孫正義さんは、昔から毎日5分だけ
新しいアイデアを考える習慣を持っているようです。
毎日必ず5分というと、簡単そうですが、普通の人はこの5分の時間も作れない人が多いのも事実です。
5分を過ぎて考えるのは、NGという独自ルールも持っているらしく、さほどハードルが高い継続習慣でも無い事がわかります。
でも確かに、毎日の5分だけど、その内容は
新しいアイデアという極めて魅力的な内容で、自分がブログを毎日書いている事と繋ぎ合わせて共感爆上がりの内容でした。
紙の書籍のドッグイヤー
物理学者で有名なアイザック・ニュートンは、読書する時に独自ルールを持っていて、
重要な事が書いてあるページの端を追って、逆しおり状態にする人も多いと思いますが、
その重要度を折り目の大きさにしているルールを持っていて、ガンガンページの橋を折りまくっていたらしいです。
本の中にペンなどでマーキングしていくのも悪くは無いと思いますが、見返す時にマークを探すのってなかなか大変ですからね。
あと、コメントを書き込んでいくというのも悪く無いですが、それらの機能をデジタルで持っているkindleはやはり便利だな〜と再認識できました。
あとがき
自分は、継続が得意なので、毎日のルーティンに、やりたいことを組み込む事が苦手ではありません。
この段階で、他の人とは差がつけられる要因であることを、比較的若いうちから理解できていたので、これまで思考トレーニングをする時のメタ認知はなかなか良いクオリティでモテていたんじゃ無いかと思います。
でも、今回この書籍を読んで、「そうか!まだこんな方法があったのか!!」という内容がてんこ盛りで、さらに自分の習慣に磨きをかけてくれる知識の習得に非常に感銘を受けた書籍でもありました。
偉人たちのライフハックは、とても興味深いものばかりですが、今現代を生きている人の、リアルで特殊なライフハックもなかなか興味深いものを感じるので、引き続き色々な人の習慣についてのウォッチを怠らないようにヒアリングしていきたいと思います。
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