エンジニアとしてプログラミングが向上できたなら〜と考えている、駆け出しプログラマーの人は、
今回紹介する、TTHWとPHTの2つを意識できたら、きっとプログラミングレベルが格段にアップするでしょう。
TTHWとは?
Time to Hello World
ハローワールドまでの時間という意味ですが、プログラミングでお馴染みのハローワールドは、
言語習得の時のはじめの一歩として有名ですが、単に「Hello World」という単語を表示して喜んでいる場合じゃ無いです。
仕事や何かの実践でプログラムをする場合、何かしらの環境でプログラムを実行するという事が重要で、
それはいわゆる環境構築の設定時間です。
このTTHWは、その時間を意識づけるための言葉なんですね。
いち早く環境構築ができたら、その後は十分な時間を使ってプログラムを構築できますが、
環境構築がいつまで経っても終わらない人は、仕事においては、いつまでも本来のプログラミング作業が開始できない状態に陥ってしまいますからね。
単にホームページを作り始める場合だったとしても、TTHWが早い人、遅い人で、完成時間も大幅に変わってくることを知ると、TTHWを意識してみるというのは、上級エンジニアの第一歩という事がわかってくると思います。
PHTって何?
Programming Hot Time
プログラミングに、HOTとCOOLがあるとすると、なんとなくクールに考えられた方がいいと思いがちですが、
個人的にプログラミングは、頭がホットな状態じゃないと、効率の悪い作業になります。
思考に関してはクールに考えてもいいのですが、マラソンと同じで、頭の中が温まっている状態じゃ無いと、
まるで、プログラミングが進まないという時がたまにあります。
個人的な経験としては、「これ作りたい」と自分が思った個人開発は、3日を過ぎると、作りたいという情熱思考が薄まっていき、
その後はどんどん冷めていき、冷め切ってしまうと、同じものを作ろうとしているのにまるでプログラミングが進まないという状態になります。
作りたい度がアッツアツの状態が最もプログラミングが捗る状態と考えると、その時に作るプログラミングが最も効率的で、
スピードも早く、いいモノが作れる状態というワケです。
この作りたい情熱度合いがPHTという事ですね。
プログラミングは、時間と情熱が大事
TTHWもPHTを同時に組み合わせて、作ると決めてからのプログラミング作業は、まずは時間が勝負です。
とにかくいち早くなんでもいいから作ってみる、という作業をこなすと、その次にそれをリファクタリングするのは、また別のホットタイムが存在します。
1つの大きなプログラムを作り上げたかったら、こうして短いスパンで、モックアップを続けていくというのが、実は自分流のやり方で、
これによって、他人よりも数倍早いプログラミング開発と、数多い実績を作る事ができます。
スピードが早ければ、経験値も増えるし、プログラミングとしての、書いた行数(関数)分スキルアップする法則に従って、初級から中級、中級から上級に進むスピードも早まります。
自分の進行スピードや、モチベーションなども理解してコントロールできるようになると、仕事においても非常に優れたエンジニアになることは間違い無いでしょう。
あとがき
いつも仕事でhジョカのプログラマーの作業時間が遅すぎるな〜と思っている自分は、
おそらく、時間軸のベクトルが他の人とは違っているんだと思っていたんですが、
TTHWを意識しているエンジニアがほぼいないという事にも最近気がつきました。
いつもチュートリアルや、フレームワークを参考にして作業を進める人は、確実に作業している様でも、情熱もスピードも無い仕事をただこなしているだけに過ぎない
お役所仕事プログラマーだったんですね。
こりゃこの先もどんどんこの差は開いていく一方なんでしょうね。
もしかしたら、自分と並走できるTTHWを持っているエンジニアと出会うと、自分もさらなる成長を遂げられるかもしれませんね。
そんな戦士エンジニア、どこかにいないかな〜?
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