オモロイ話の話し方

2025/01/30

コミュニケーション 学習

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eyecatch 初めて会った人に自己紹介をする時、 仕事で何かしらのプレゼンテーションをする時、 30秒ぐらいのエレベータトークをする時、 友達と談話する時、 これらの場面で面白い話をしたかったのに、できなかった経験ありませんか? もっと自分が面白い話し方をしたいと考えている人は是非今回のブログを読んで自分の話し方を見直してみてください。

面白い話は理論と経験

めちゃくちゃ面白い経験をしたけど、友達に話しても面白さが伝わらないという人って、いますよね。 自分が面白いと思って話したけど、相手はさほど面白いと感じておらず、キョトンとしている状況。 芸人的にいうと、スベった状態です。 こんな時、同じ経験をして、おもしろおかしく話ができる人と何が違うのかというと、 話のオチ(一番面白いと思う部分)が理解できているかどうかという、理論分解ができます。 難しく考えると、よく分からなくなるので、例を出して説明すると、 たとえば、友達と一緒に道を歩いていたときに、友達が道端の段差に躓いて転んでしまった事を話す場合を想定します。 面白く話せない人が話すと、
  • 友達と一緒に歩いていた時に、友達だけつまずいてすっ転んじゃったんだよね。
おそらく話している人は思い出しながら自分だけ爆笑している事でしょう。 一方で、面白く話す人が話すと、
  • 友達と一緒に歩いていた時に、 いきなりその友達が、たった1センチぐらいの段差につまずいて、ひっくり返ったんだよね。 あんなの能の演者でも転ばないよ!
きっと、これを聞いた人は、1センチの段差ってどんなだよ?と逆に突っ込まれるかもしれません。 この2つの話し方の違いは、オチのポイントが違う事です。 最初の人の話は、友達が転んだのがオチになっていますが、 次の人の話は、つまづいた原因がしょうもない事をオチにしている点です。 状況説明だけしている前者に対して、後者は、「こんなんあり得んやろ!」と、 聞いている人が突っ込みたくなるように話しています。 難しく理論的に考えているわけでは無いと思いますが、オチのポイントを明確にしているというのは、話し方のポイントのようです。

同じ話を何度もすると話の組み立て方がわかってくる

自分は、ほぼ毎日ビジネスマッチングアプリを使っています。 そこで知り合った人とオンラインで初めて話すことが多く、 何度も自己紹介や、自分のやっている活動を、面白おかしくはなす場面が多いです。 この時こそ、自分の話のオチをおもしろおかしく組み立て直すチャンスなんですよね。 個人的には、決まった自己紹介を台詞の様に話すのではなく、相手の顔色を見て、どんな話が刺さるのかを見極めながら話します。 IT系の話が刺さる人と、 これまでの仕事の経歴が刺さる人と、 クリエイティブな活動が刺さる人、 他にも、ビジネスにおけるお金の話が好きな人、 単に面白い話をしたがる人、 いろいろなタイプの人がいますが、タイプごとに話のオチが違うということも、経験を通してよくわかりました。 そして、それぞれの話もタイプ別にはなりますが、ほぼ同じ話を繰り返しているんですが、何度も話をしていると、自分の中でも オチポイントが明確になってきます。 これを繰り返していくと、話を面白くできるように自分でストーリーを組み立てているようにも感じますね。

何でも無い話を面白く話す人

芸人さんがテレビで、絶対にスベらない話を繰り広げていますが、 あとで考えてみると、たいした話をしていないことがよくあるんですが、 なんで、芸人さんが話すと面白いのかというと、 その芸人さんの事を聞く人がよく知っているという、前置きがいらないという点と、 芸人ならではの笑いの空気感の作り方がうまいという点です。 空気感の作り方は、その人それぞれで違ってくるので、一概にノウハウがあるわけではありません。 そして、前置きというのは、非常に重要なエピローグなんです。 オチのためにどれだけ前置きを作れるかというのが話の骨子で重要で、 たいしたオチじゃなくても、その前置きで壮大な期待を聞き手にさせる事でたいしたオチじゃなくても、それが面白く感じてしまうというテクニックも生まれます。 こういう話し方ができる人は、聞いている人が話が面白く感じて、オチよりも話の内容に引き込まれて、ストーリー自体を楽しめるというある種のトークテクニックですね。

ツマらん話を自意識持てない人は見えない暴力かも

学校で、魔法がかかって、どうしても眠くなってしまう先生って、学生時代一人や二人ほどはいたと思います。 中には、生徒からラリホーというあだ名をつけられてしまう先生もいて、逆に聞き手の生徒が眠らせる催眠術を分析していたケースもありますが、 多くの場合、相手が眠くなってしまうって、攻撃魔法に近いと思うんですよね。 逆に、面白く話が聞ける先生との違いを比べると、話し方や、ストーリーの組み立て方に大きな違いがあることが学べます。 学生時代に、授業の内容の勉強は、ほとんどしなかったんですが、先生の話し方分析で独自に自由研究みたいなことはよくやっていた事を思い出しました。 仕事でも会議中に説明をしていると眠くなってしまう様な人もいて、 これらの人の特徴が、話し言葉に自分の感情がほとんど入っていないという点があります。 話が棒読み状態になっている上、ほぼオチなどは考えられていない事をずっと聞かされると、人は眠くなってしまうんですね。 まるでお経。 もし夜眠れない人がいたら、そういう人の話を録音しておいて、寝るときに聞けばいいのかもしれませんね。

あとがき

この間、仕事で直接会ってお話をしたときに、めちゃくちゃ盛り上がってファミレスで7時間ぐらい居座って、 時間制限が2時間のお店だったのに、最後は店員に「混み合ってきた」と言われて店を追い出されてしまいました。 面白い話がお互いにできる人はもしかしたら無限にテンション高く話を言ったり聞いたりできるものなんですね。 ちなみに、その人のサービス(システム)を作って、会社のCTOもお願いされてしまいました。 盛り上がるって仕事もまとまる不思議な力もあると改めて考えてブログを一気に書いてしまったという今回のお話でした。 もし、話し方に悩んでいる人がいたら、是非ユゲタとお話しましょう。 いろいろなポイントを見つけて差し上げますよ。

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