SEOで、希望のキーワードで一位を取るのって、簡単じゃないんですよね。
SEOはもちろん、Google検索です。
そらそうですよ、世の中の9割以上がGoogleの検索結果からWebサイトに訪れているサイトが多いことを考えると、
インターネットで販売やブランディングを行っている会社にとってはSEOは、重要な収益アップの手段ですからね。
先日、とある会社さんのホームページを作った時に、「SEOでも一番上に来てもらいたいのでお願いね」と軽く言われて対応して、1ヶ月半ほどでようやく1位になりました。
その時にやったことや分かったことなどを今後読み返して役立てるように備忘録しておきたいと思います。
Web制作している人にも役立つ情報かもしれませんが、このサイト特有なことが多いのでこれらの方法で絶対に1位になるという保証はないので事前に伝えておきますね。
SEOってなんぞ?
このブログをここまで読んだ人でSEOを知らない人はいないと思いますが、SearchEngineOptimyzationの略です。
要するに、検索エンジン(最近では主にGoogle)で一
番上に表示されるホームページを構築(改善)する事。
その会社特有の条件
こんな釈迦に説法的なことは置いといて、SEOにとって重要なのはキーワードです。
今回はご依頼頂いた会社さんの社名で1位にしたいという比較的難易度は高くないと思われたSEO対策でした。
通常同名の会社がなければ、放って置いてもSEOは1位になるはずなんですが、この会社さん、同名の会社が存在しました。
ていうか、その会社と提携している会社で、ほぼ同名で、ご依頼いただいた会社には、会社名の最後に「東京」と付いている状態でした。
しかも、その提携会社さんと同じサーバーに、これまでは
数ページだけページを置いてもらっていたという事でした。
なので会社としてちゃんとしたホームページを持ちたいという事で今回ホームページ制作のご依頼をいただいたワケなんですが、SEOは難易度が低くはなさそうだな〜という感じだったんですよね。
チャレンジ1回目
ということで、とりあえず、無事にホームページは作り終えて、サーバーにアップして公開したんですが、公開後2週間ほどして検索してみると、
検索結果の順位は
5位でした。
まあ、何もしてないので当然といえば当然ですが、その上位の4つの検索結果は、これまで設置してもらっていた連携会社のサイトだったので、改めてこの順位を入れ替えるという意気込みが生まれた瞬間でした。
SEO対策基本
まず、
アナリティクス(GoogleAnalytics)と
サーチコンソール(SearchConsole)に登録。
この時、ドメインのDNSでのTXT登録で、
ドメイン所持者の確認ができたら良かったんですが、今回はドメインはタッチすることができなかったので、
ホームページ制作側でできるのは、SearchConsoleの設定でできるサーバーにファイル設置で行える証明方法で行いました。
次に、検索エンジンにページを登録するために、
サイトマップを作って登録です。
※サイトマップを手作業で作る時は、下記のページを参考にしてください。
サイトマップ(sitemap.xml)のテンプレート : https://www.tech-memo.com/2024/09/sitemapxml.html
そして、サーチコンソールにxmlを登録します。
ステータスが「成功しました」とならない場合は、XMLの記述が間違っている可能性が高いので、自己責任ですったもんだやらなければいけません。
どこかのサイトでurlを入力すれば、xmlを自動で作ってくれるwebサービスがあったように記憶しているので、そういうのを探してみるのもアリですね。
この状態で、1週間から2週間ほど放置します。
チャレンジ2回目
2週間ほどすると、検索結果が変わり、
5位から3位に上昇しました。
サーチコンソールを見てみると、トップページが検索エンジンに登録されているのがわかり、検索結果からアクセスされているという事もわかります。
そして、今回の対応の最大の難関が、新たなドメインではなく、これまで設置されていたドメインの子階層でのホームページ設置だったので、どうしても
ドメイン元でしかもこれまで10年以上設置されていたホームページの順位よりも上に持って行くにはどうすればいいか、暗礁に乗り上げました。
キーワードの登録とコーディング調整
SEOに影響するのは、ホームページ内のヘッダタグ(H1~H6のタグ)というのは有名な話なので、ページの構成を見直して、ちゃんとしたキーワード設置を行いました。
あと、metaタグのkeywordsや、descriptionなどの設定を見直して、適切なコーディングをし直しました。
ちなみに、見直し対象は以下の内容です。
- titleタグ
- ヘッダタグ
- meta description(メタディスクリプション)、viewport
- noidex・nofollowタグ
- OGPタグ(SNS対応用)
- imgやaタグのalt文字列
こういうのは、本当はページ制作の時にお作法としてやっておくのが良いんですよね。
なかなか要望されないと、ここまで神経質にやらないもの事実です・・・
SSRの設置
今回のサイトは、静的ページだったので、簡易フレームワークによる、ページコンテンツをAJAX読み込み方式で数ページの設置だったのですが、
これは、CSR(ClientSideRendering)になり、SEOでは有効になりにくい方式でした。
サーチコンソール内で、「重複したページが存在します」みたいなエラーメッセージの原因になるので、phpを利用して、SSRになるようにセットし直しました。
※CSRからSSRへの変換方法は、サイトによっても変わってくるし、お使いのフレームワークでその機能があればそれを利用するのがいいでしょう。
チャレンジ3回目
2週間ほど経ってから検索してみると、無事に検索結果で1位になっていることが確認できました。
その会社名「株式会社」の有り無し、東京の部分の英字(tokyo)と漢字、どのパターンでも結果1位だったので、無事に作業完了を認識。
あとがき
いや〜長かった・・・1ヶ月半ぐらいかかった作業でしたね。
その会社さんへのお値段は・・・信じられないほど安い金額でお受けしたんですよね。
まあ、社長さんが友達というのと、その会社の懐事情を知っていたので、知り合いの友達の、片手間作業価格というので対応してあげたんですよ。
でも、自分としても、SEO対応を仕事でちゃんと行ったのは初めてだったので、色々と勉強できて、お値段は
プライスレスという事で納得することができました。
ちょっとSEOに詳しく慣れた気もしたので、これからこういう対応もどんどんしていきたいな・・・
いや、自分のサイトのランク上げろよ・・・と自分に言い聞かせたい。
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