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仕事で、他の会社のホームページを作る時に、画像素材などの資料が欲しいと言ったら、PDF資料が送られてきた。
画像が抜き出せないと突き返したら、パワポ資料が送られてきた。
おそらくPDFは、パワポから書き出したモノだと思われたが、パワポの資料を作る時に使った画像素材が欲しかったのだが、
パワポファイル内には、元素材が全て入っているので、それをぶっこ抜きする方法を知っておくと、仕事で使えるので便利だぞい!
ちなみに、Windowsであれば、比較的簡単に作業することができるが、Macの場合はもうひと手間必要になるので、その方法も含めて解説をしたいと思う。
パワポツールは無料で扱え
Officeと言えば、会社で使うナンバーワンアプリのMicrosoftOfficeの中のアプリでしょう。
その昔は1ライセンス50,000円ぐらいしていたのを記憶していますが、今では無料で使えてしまうんですよね。
office365
もちろん有料で使ったほうがメリットがあるんですが、5GBまで無料で使えるので、自分も会社を立ち上げて8年目になりますが、Officeライセンス買ったことがありません。
こうしたサブスクになったアプリで、利用しやすくなるものもあれば、
Ad*b*のPh*t*sh*pみたいな、買い切りアプリの方が良かった製品もあるので、こちらは無くても全然仕事に困らないという事が理解できて、フォトショからの離脱に成功できました。
でも、今回の技は、パワポアプリなんて不要なんですよね。
パワポぶっこ抜き技
パワポから中で使われている画像を抜き出す手順です。
1. パワポのファイルの拡張子を、.pptxから.zipに変更
.pptxの拡張子を
.zipに変更します。
※事前にOSの設定で、ファイルの拡張子が表示されるようにしておいてください。
2. 普通にzipファイルを解凍する
Windowsの場合は、ダブルクリックしてもいいし、簡単に回答することができると思います。
が、Macの場合は、エラーが出ます。
なので、Macの場合は、特定のアーカイバアプリを使わなければいけません。
The Unarchiverというアプリを使えば、なんの問題もなく解凍することができます。
AppStoreから無料でDLできます。
https://apps.apple.com/jp/app/the-unarchiver/id425424353?mt=12
3. mediaフォルダに画像が一式入ってる
解凍したフォルダの中に、
ppt/media/という階層があるので探しましょう。
その中に、そのパワポで使われている画像が一式入っています。
矢印や罫線なども画像として入っている場合もあるので、内容を確認して、必要な画像ファイルを別のフォルダにコピーするといいでしょう。
4. 拡張子変更した.zipを.pptxに戻す
zipファイルを解凍したフォルダは、削除してもらってもいいのですが、拡張子を変更した.zipファイルは、.pptxに変更する(戻す)と、
元のパワポファイルに戻すことができます。
結構簡易な作りをしていたパワポファイルの中身が理解できる裏技でしたね。
間違ってもHTML出力なんてやっちゃだめ
Macで安易にHTMLファイルにすると画像などが一括でimgフォルダに入れてくれると思って、
KeyNoteでHTML出力を行うと、画面の表示がそのままレンダリングされた画像がHTMLの画像フォルダ内に配置されます。
そして、元画像はどこにも見当たらないので、この方法はまるで意味が無い方法というのが分かりました。
あとがき
比較的知ってる人は知ってる裏技ですが、知らない人からすると、目からウロコの技です。
あと、デザインなどを仕事でやってない人は、各種デザインツールのファイル形式などわからず、
JpegやPNGと言った画像の特性や、ファイルフォーマットなんて理解もしてないので、PDFかパワポで送ってくることが非常に多いです。
いちいち「元画像ください」なんてやり取りをするぐらいなら、今回の技を使って、自分で作業したほうが100倍早く仕事がこなせますよね。
あ、でも、PDFで送ってくる人には「それじゃ無理」って伝えてあげないといけないので、コミュニケーションも重要な技ですよ。
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