仕事が早いって言われるの何でだろう?

2024年8月29日

効率化 日記

t f B! P L
eyecatch よく「仕事が早いですね」と言われます。 自慢しているわけではなく、お引き受けした仕事をこちらは普通に作業をして、納品(提出)しているだけなんですが、 何故か頻繁に、「早いですね」と言われます。 こちらからすると、これが早いと感じるなら、普段どれだけ遅い仕事をしているのか?と疑いたくなる感じですが、 ここは、ネガティブに考えずに、言ってきた人の事をプロファイリングしてみることにしました。

作業完了の想定時間よりも本当に早かったのでビックリしている。

Web制作に関してで言えば、通常の制作期間は、数ヶ月ぐらいのプロジェクトスケジュールで進めることが多く、 早くても1ヶ月ぐらいは掛かるのが一般的な感覚ですが、 これを1〜2週間ぐらいで納品したらやっぱり早いと感じるのかもしれませんね。 ただ、外部会社でのスケジュールは、多大なるバッファという余分な期間などを考慮しているので、実質の作業時間はさほど変わらないんじゃないかと思います。 裏側の話をすると、そのバッファもお値段に反映されて、クソ高くなっている場合もあるので、Webサイトを発注する側が、それを見極める力も必要なのかもしれませんね。

こちらのやる気を上げるためのヨイショ

SESのような契約で、仕事のお手伝いをさせていただく会社さんでよく感じることがあります。 「仕事早いですね」とか「本当に助かります」という、お褒めの言葉をいただくことが多いんですが、いわゆるヨイショしているようにも感じるんですよね。 自社に正社員を雇うよりも、契約をして雇用の責任を持たなくても良い業務委託者でビジネスを進める会社が増えているそうです。 リスクとしては、契約満了で簡単に仕事を切り離すことができるので、個人にスキルが溜まってしまうような会社であれば、ずっと契約を更新し続けてもらえる方がありがたいと思うんですよね。 なので、ヨイショは、ビジネス継続の重要な手段でもあるかもしれません。

「早いけど雑だよね」を省略して言っている。

仕事が早い人の特徴として、クオリティが高くない場合が多いんですよね。 もちろん、クオリティ高くスピードが速い人もいますが、さすがに、よほど身近な人じゃないかぎり、「仕事雑ですね」とは言いずらいでしょう。 そこで、「仕事早いですね」と言って、良いように言っている風に聞こえるけど、もっとゆっくり仕事した方がいいんじゃない?という別の意味にもとれる言い方をしているんじゃないかと感じます。 個人的には、こういう言い方をするのは、日本人の悪い特徴で、もし本当に雑だと思ったら、どこがイケていないのかをピンポイントで伝えるスキルが欠けているのかもしれません。

言っている人が本当に仕事が遅くて、こちらに嫉妬してる

普段から仕事が遅い人からすると、周囲のほとんどの人が、ハイスピードで仕事をこなすスペシャリストに感じるかもしれません。 そんな中で、少しばかり早いスピードで仕事をこなす人は、スーパーマンにしか見えないかもしれませんね。 そこで、「仕事早いですね」という言葉が本音で出てしまうというのも、なんとなくわかる気がします。 自覚がある人であれば、「自分仕事遅いんで・・・」と言ってくれる場合もあるんですが、そういう人根は良い人という印象ですよね。

時間の経過が違う(遅い)世界から来たディメンショントラベラー

SFチックに考えると、別次元に住む人たちが、お互いに向き合ったら、それはそれで違和感を感じるでしょう。 時間の進み方が違っていて、人の動く速度が違う次元(世界)の人で、今自分のいる世界よりも遅い時間の進み方をする世界からきた人であれば、 周囲の人が高速に動いている感じに思えて仕方がないでしょうね。 思わず、「仕事早いですね」と口に出してしまう気持ちも分かります。 なんか、ドラえもんの映画の世界にありそうな設定ですね。

その会社では仕事以外の仕事がたくさんあって本来の仕事がまるで進まない事に対する皮肉

結構ありがちなんですが、会社で仕事をしていると、本来やるべき仕事以外の作業って結構多いんですよね。 日報をつけたり、自分があまり関係ない(発言しない)会議への参加、周囲の人とのコミュニケーション、経費生産、広告書や議事録の作成・・・ そんなことを1日の半分以上時間を費やしている時もありました(過去のサラリーマン時代の話)。 すると、自分の仕事に使える時間って、ほんのわずかという状態になるので、作業完了まで遅くなってしまうのは当たり前なんですね。 意味のない社則が多い会社や、暗黙の了解的な業界ルールがはびこっている会社などにはありがちな状態です。 そういう人からすれば、フリーランスの人は自分の仕事だけやっていればいいからラクだろうな・・・と考えてもおかしくないし、 その皮肉も含めた「仕事早いですね」という言葉だとすると、言われたこちらも喜べないような気がします。

遅漏

下ネタ的な話で恐縮ですが、どんなに頑張っても、フィニッシュが遅くなってしまう人はいます。 体質や病気と考えてもいいんですが、本人が遅いことを気にしているのであれば、自身でなんとかするしかないかもですね。

あとがき

確かに、これまで社会人をしてきた経験からすると、自分は仕事が早い方だと思います。 自分が仕事を早くするのは、遅くるするのが怖いからという心理が働いているというのも自覚しています。 いつも、同じ仕事を周囲の人がやったら、どのくらい時間がかかるのかを考えてそれよりも早く終えるように意識してしまいます。(実は自分としては、病気的な思考だと思ってるんですよね。) でも、早く終えると、次の仕事もできちゃうので、個人会社でやっている自分としては、たくさんの仕事をこなすことができるようになるのは、悪くない事でもあるんですよ。 効率という言葉をよくブログでも使っていますが、 同じ作業を二回以上する場合、二回目以降は一回目よりも早い作業時間で終える事を念頭に置いていますし、 できれば自動化する、コピペで完了できるような状況にすることを考えています。 やはり、ワーカホリックな自分だと気が付きました。 残業にも縛られない1人会社の自分としては、日数短くモノを作り上げるのって可能なんですよね。 このカラクリ、作ることができたら、もしかしたら人はみんなラクになっていくのではないか?と密かに考えてしまいました。

人気の投稿

このブログを検索

ごあいさつ

このWebサイトは、独自思考で我が道を行くユゲタの少し尖った思考のTechブログです。 毎日興味がどんどん切り替わるので、テーマはマルチになっています。 もしかしたらアイデアに困っている人の助けになるかもしれません。

ブログ アーカイブ