人手が足りないという会社は思考が足りない

2024年8月4日

仕事

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eyecatch 会社が売上好調で忙しくなってきて、人員を増やして売り上げを大幅に上げたいという相談をいただきます。 次に取るアクションとしては、採用活動なんですが、多くの会社がお眼鏡にかなう優秀な人材がいなくてどうやって採用をすればいいか分からないのだと言っている。 まあ、なので相談を受けるわけなんですが、この手の相談されるの非常に困るんですよね。 だって、採用活動をペットを飼うような感覚で人選していて、大手企業でもないのに求職者に対して愚痴ばかり言っているんです。 ※全ての会社というわけではないですが、これまでお名刺交換させてもらった会社はだいたいこのパターンでした。 こういう採用思考が足りていない会社って一体どうすれば良いんでしょう? 優秀な人材を雇いたいは裏を返せば会社で便利に使える人材を確保したい(んでもって、頭がキレるタイプで、できる限り低給料で・・・) アホか!・・・と・・・言いたい。 そんな思考だから採用がうまういかないのがわからないのかね? こうい話を受け入れてくれる会社は、ユゲタの思いの丈をぶつけてコンサルティングしてあげるんですが、まったく耳を貸さない企業(担当者)も多いですよ。 と言うわけで。会社の採用における人確保って、どうすればいいの?シリーズ、優秀な人を採用できる会社についての話を今回はブログに書いてみたいと思います。

優秀な人材を採用できる会社は、優秀な人材を採用しようと考えていない

コレなんですよ。 優秀と言う曖昧な定義で採用をするから、思考が破綻してしまうんですよ。 個人的にですが、以前いた会社でエンジニア採用を担当していた時に、面接をしていたら、みんな求職者の人がかしこまった態度をとるのが非常に気になりました。 優秀な人材とは、会社の利益に貢献できる人ではなく、しっかりとした自分形成ができている人なのではないかと考えてみた。 確かに自分形成が発展途上の場合の人もいますが、その場合は原石を見るように人を鑑定するのがポイントですね。 ちなみに、採用担当者がクソかどうかを見分けるポイントは、「将来なにがやりたいですか?」という質問をする人。 この質問をする会社に入って、その質問をした人の下のポストに付くと、間違いなく困った感じになることが想定できます。 求職者は、せっかく転職をしようとしているのであれば、いい先輩のいる会社にはいりたいモノですからね。

会社の質は従業員の質で決まる

会社の質って、売り上げの高さですが、従業員の人数規模ですか? それとも、経営者のカリスマ性ですか? そのどれも指標にはなりますが、会社の質は従業員全員の質で決まります。 不正が横行している会社やトラブルの多い会社はそれなりにトラブルホルダーの従業員がいるし、 どうみてもレベルの低い従業員のいる会社はやっぱりレベルの高い会社には道程見えません。 営業マンの人柄でその人から物を買うかどうかを決めるロジックというのがありますが、従業員レベルもこれと似ているかもしれませんね。 では、レベルの高い従業員っていったいどういう従業員なんでしょう? 優秀、不出来で判断するのか? 個人の嗜好性で、問題解決能力の高さで判断するのかは、業種職種によって様々ですが、人事査定の評価がこれと連動していれば問題はないでしょう。 ※連動していなければ、大問題なんですが・・・

教育できない会社は採用するな

正直言って、人手が足りない、採用がうまくできないという会社は、給料が高めにセットされていて、労働条件などがグレーなところがおおい会社、いわゆるブラック企業が多い印象です。 そして、そういう会社は、採用しても従業員教育をせずにいきなりOJTという名目で本番作業に立ち会わせるケースが多いんです。 キツイ言い方ですが、従業員教育ができない会社は人を採用してはいけません。 同じ業界からの転職だとしても、その会社なりのルールやしきたりのようなものがあるし、何が良くて何が悪いかと言う、組織の価値観的な善悪判断は、教育によって身につけるしかありません。 それを、他の従業員に聞いて自分で理解しろという会社は間違いなく、カブトムシの羽ぐらい真っ黒です、

生産性を上げるという杓子定規

果たして、人を採用して人員を増やせば、生産性があがるのでしょうか? キングダムを見ても分かる通り、人が多い方が戦術的に有利なことは多いです。 でも、仕事で繊細な作業と考えると、生産的労働のような工場のベルトコンベアの場合は、人が増えた方がいいと思いますが、 コンサルティングなどは、担当の人が変われば言うことが180度変わることもシバシバあります。 そうです、人の数によって、作業が楽になるのは頭を使わない肉体労働がほとんどなんですね。 少しでも頭を使う系の仕事というのは、それなりに思考の教育が行われないといけないという事になります。

あとがき

いまだに、採用を手伝ってほしいというご依頼を数多くの会社さんからいただくのですが、手伝ってもいいけど、採用を保証はできないというのが本音です。 採用面談って、いわゆる結婚を前提にしたお見合いのようなものですからね。 合コンのノリで考えている企業が多いのも事実ですね。 軽いノリで進めると、軽い思考の従業員しか採用できませんよ。 ・・・と言いたい。

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