お時間のある時にご対応くださいは相手を追い込む呪いの言葉

ありがたいことに、うちの会社、営業もまるでしていないのに、次から次へとシステム開発やWebページ制作の仕事が後を断ちません。 でも、おかげで本来の自社開発がまるで進みません。 自分の要領が悪いのかな〜と考えもしましたが、 さすがに、４案件の同時進行+新規案件の打ち合わせなどが並行していては、1人でのキャパを大幅にオーバーしているのは当たり前ですよねwww

モンスタークライアントはどこにでもいる

ホームページは一度作ってしまうと、それ以降運用契約をしていなくても、何かしらの問い合わせはやってきます。 手離れ良くしたいので、なるべく運用契約はしないようにしているんですが、会社のホームページは何かしらの事情により、更新作業は発生するものです。 多くの会社の場合、ランニングコストを嫌って運用契約をしたがらないので、これ幸いと思っていたら運用のたびにお見積書を作成することになりかねません。 では、自分たちでページ更新ができるように、Wordpressでの構築なんかやろうものなら、Wordpressの使い方を、初心者エンジニアよりタチが悪い感じで質問攻めに合ってしまいます。 クライアントさんには申し訳ないですが、こういうサポートを行うことを前提に、運用契約をするしかお互いにいい関係性を築ける事は難しいのでは無いかと思います。 都度見積もりなんてやっていると、見積もりする時点で、設計費やディレクション費が入るので、より高額になってしまいますからね。

お時間ある時にご対応くださいは常套句

クライアントさんから、ホームページやシステムの更新を依頼される時に、結構な無茶振りでも、「時間がある時に対応していただいて大丈夫ですよ」というニュアンスのメールをいただくことがあります。 これは数ヶ月仕事が埋まっている状態の自分としては、「３ヶ月後でも大丈夫なんかい？！」と考えてしまいますが、そんなワケがいいわけありませんよね。 きっと、「１ヶ月以内・・・」というような重要な文言が割愛されているに違いありません。 結果的に、いろいろな仕事をその日に終えた後で、寝る時間を削って対応をするという、他の会社では、残業天国となっているところを、うちみたいなフリーランスっぽい仕事内容の会社では、自身でブラック企業まっしぐらの活動をせざるを得ません。 きっと、先方は、キャパの広い心を見せて、恩を売ったつもりでいるかもしれませんが、全然そんな天使のような受け捉え方はできないのが本音です。（言わないけど）

ホームページ制作という仕事について改めて考えてみた

自分の独自で考えたデザインで、相手の会社さんのビジネスを支えることができるホームページ制作という仕事は、非常にやりがいもあり、 クライアントさんやそのページをみた人が、ページを気に留めてそれをもとに問い合わせをしてくれて、また次のホームページ制作につながると言う世の中のためになっている仕事というのは理解できていますが、 なんか最近、他人のホームページ制作をするのに疲れてきた。 ていうか、自分の会社の本来の仕事を据え置きにして、サブジョブであるホームページ制作に時間をかけているなんて、本末転倒なビジネススタイルのような気がしています。 ホームページ制作を仕事にしたい人はたくさんいるので、そういう人に受け渡してあげたいんですが、なかなかクオリティが見合う人や会社などがいないため、気軽に引き渡すわけにもいかないんですよね。 というわけで、今のところ、１つのホームページ制作作業を徹底的に効率化して、極めて作業負担の少ない制作工程で運用するというのが、自分の行き着いた制作業務です。 同じことをやっている会社って、これまで聞いたことがないので、きっと他社と差別化ができているポイントではないかとも思われます。

あとがき

システム開発やホームページ制作って、一度作ると、その後ずっといろいろな作業がつきまといます。 でも、それを理解しているクライアントさんが少ないのも事実なため、ホームページを作ると言うのを安易に考えているクライアントさんがおおいのも事実かもしれません。 「ホームページ作って」とお願いすれば、自分が思った通り（またはそれ以上）のホームページができあがる、ドラえもんのポケットのように思われているケースもよくあるので、 そうした人の目を覚ましてあげることも、制作会社の重要な役割だと改めて自覚ができた今日のブログでした。 そして、今日の愚痴でした。 こういう独自のWeb制作を身につけたいと言う人を弟子に取ることも考えているので、弟子入り志願したい人は是非、株式会社MYNTまでお問い合わせください。