昔、学校の先生から、授業で問題を解く時に間違った答えを言うと「よく考えろ!」と言われた事を思い出しました。
自分がよく考えて出した答えが間違っていて、さらによく考えろと言われても、思考が回らなくなった記憶があります。
以前所属していた会社でも、とんでもないパワハラ上司だった人が、その人の部下の失敗に対して、「お前何も考えてないんやな〜」とバカにしたような言い方を毎日の様に繰り返していましたが、その上司が似た様な失敗をすると笑って誤魔化していました。
その上司も、よく考えていなかったのか?
いったい考えるってどういう事なんだろう?
そんな疑問が頭の中に生まれてきました。
よく考えたら失敗はしなかったのか?
何も考えていない人って何を考えているんだろう?
人生を変えることができる考え方というのがもしかしたら存在するのではないか?
何も考えていないワケではない?!
人は生きている間、寝ていても起きていても必ず何かしら考えています。
考えていないのは、思考停止している人かと思うかもしれませんが、人の思考停止は、バッテリーが切れたスマートフォンとは違い、別のことを考えてしまっています。
失敗をした時に、考えていなかったんではなく、
考えが足りていなかったと言われることもありますよね。
将棋で言うところの先の手を読むスキルです。
失敗をしたくないのであれば、自分のこれから後の事をシミュレーションしていくつかの予測分岐が考えられるので、どれを選択したらどうなるかを考えればいいだけなんですが、
その選択肢がたくさん思い浮かぶ人が、深く考えることができる人で、思いつく選択肢が少ない人が考えが浅い人というのが、思考の深さのように思えます。
考えると言う言葉の意味
かんが・える【考える】 の解説
1. 知識や経験などに基づいて、筋道を立てて頭を働かせる。
2. 関係する事柄や事情について、あれこれと思いをめぐらす。
3. 工夫する。工夫してつくり出す。
4. 問いただして事実を明らかにする。
5. 占う。
参考 : Goo辞書
「知識や経験などに基づいて、筋道を立てて頭を働かせる。」コレ!
考えることは、知識や経験がすごく大事という事ですな。
本を読んだり、実際に体験する事は、深く考える事にすごく関連があるという事。
考えることが得意ですか?
クリエーターやアイデアマンといった、思考を自分の給料に変えている様なタイプの人は、考えることが得意な様に思います。
学歴が低いと、考えることが苦手なのではないかと感じてしまいます。
こんなステレオタイプな思考は何も考えていないのと同じです。
考えを深くできる考え方
人は自分の好きなことは、とことん考えるし、嫌いなもの苦手なものはなるべく考えないようにするハズです。
と言う事は、考えることが得意な人は、他の人よりも好きなことが多く、苦手なものが少ない人なのではないか?と考えてみました。
好きな事を増やして生活をしていると、毎日興味津々の思考が常に降り注ぎます。
自分が苦手と考えている事に、少しだけ興味を持つと、自分が何故それが嫌いなのかを考え始める場合があります。
食わず嫌いが、最も思考停止状態なのかもしれませんね。
あとがき
考えることって学校で習ってないので、自分で自分なりの考え方を見つけていくしかないんですね。
考える事を鍛える方法というのは、人それぞれにいろいろなやり方があると思いますが、この方法を見つけようと思った人は、考えている人なのかもしれませんね。
何も考えていない人というのは、自分の考える方法を一度も考えたことがない人なんじゃないかな?
何も考えない事を目的としたマインドフルネスが流行ってますが、たまにボ〜ッっとする事は、脳にとって良いみたいですが、
そんな時にスマホを手に取ってしまう癖を治さなきゃ!と考えてしまう、ユゲタでした。
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