アイデアってナゾナゾのようなモノです。
ナゾナゾは、答えを知らない時は不思議な感覚だけど、答えを知ると何だか
知識を得て賢くなった感覚が味わえますよね?
でも、ナゾナゾとアイデアの
決定的な違いがあります。
ナゾナゾは、納得のいく答えが一つ用意されているのに対して、
アイデアは、答えが1つだけじゃなく、時には複数個ある場合もあります。
世の中の成功しているビジネスは、アイデアの答えの中の極上の一つである場合もあるので、先人の知恵は参考にするとして、そこからさらに自分がアイデアを考えるという事をする人に、輝ける未来があるんだと思うんですよね。
でも、アイデアってそんなにポンポンと思い浮かばないと思いません?
それはアイデアを生み出すのに頭の中でだけ考えているからです。
今回は極上のアイデアを生み出すための多くの人が実践していないポイントをこっそりとお伝えしたいと思います。
アイデアは1回の思考にしてならず。
「ローマは一日にして成らず」という言葉は、ものすごく繁栄したローマも短期間でできたわけではなく、構築までに数年を費やした事から、出来上がりだけを見てモノをいう人達を皮肉った言葉かもしれませんね。
同じように、短期間では成し遂げられない事を伝えていることわざや格言はたくさんあります。
・千里の道も一歩から
・石の上にも三年
・継続は力なり
・一粒万倍
・大木を育てるには、まず小さな苗から
どれも、気を長く持って、コツコツと継続することの重要性を言っている言葉です。
アイデアもまさにこれと同じであると考えてもいいと思います。
ここで言いたいのは、年月をかければいいアイデアが生まれるという事ではなく、アイデアは、思考する回数によって磨かれて育てられていくモノであると考えてください。
ちょっと考えただけで頭に浮かんだアイデアというのは、他の多くの人も似たような事を思い浮かべるアイデアでもあります。
どこかで聞いた言葉、誰かが言っていたフレーズ、記憶のどこかに残っているインスピレーションなどが、アイデアとして頭に浮かぶ事が多いでしょう。
それはアイデアの原石であって、それをそのまま完成系のアイデアとして公開するには稚拙すぎるんですよね。
アイデアは、その原石を磨いて磨いて、鏡のように綺麗になるまで磨き続けた結果が、誰が見ても
良いアイデアだと言ってもらえるようになるんです。
体を使ったアイデア思考術
作家や物書きをする人は、
散歩をするとアイデアが浮かぶ人が多いようです。
実際に体を動かしている時に、何か頭にフと浮かんでくるイメージみたいなものがあって、それをメモに書き留めておく事で、後からさらにそのアイデアを膨らませていく事ができます。
また、寝ている時に見る夢から、アイデアをひらめく人もいます。
意識して見る事ができない夢は、目が覚めて覚えている感覚をメモして、支離滅裂になっている内容をまとめていく事で、つじつまのあうアイデアとして育てられます。
どちらも机上の空論ではなく、踏ん張って頭で考えておらず、フと閃いたインスピレーションをメモしておいて、後からそれを磨いていく事で作られたアイデアです。
もちろん、多くの場合、夢で見た内容って覚えていなかったり支離滅裂すぎてまとめきれなくなったりします。
単に頭に浮かんだものを磨くにはその次のテクニックが存在する事を知っておく必要があるんですね。
レゴブロックアイデア術
同じ形状のブロックを、繋ぎ合わせて一つの大きな形を作っていくレゴブロックは、子供のおもちゃと考える人も多いと思いますが、大人でも活用できる思考術と精通しています。
良いアイデアというのは、多面的に見てできる限り穴が無い状態の事を言いますが、一面からしか見ていないとアイデアというのは穴だらけになってしまいます。
3次元的というか、多面的にアイデアを考えるというのは、多数のアイデアを組み合わせる事でもあるし、色々な立場の人になりきってそのアイデアを見てみるという視点転換を行う事が必要になります。
自分でとっておきのアイデアをひとつ思いついた時に、自分では極上のアイデアだと思っているけど、そのひとつのアイデアだけでは、何か物足りないと感じたことはありませんか?
また、自分でものすごく良いアイデアだと思っていたのに、友達に話したら、軽くあしらわれてしまって、そのアイデアのクオリティを伝えきれなかったなんて経験した人も多いのでは無いでしょうか?
これは、プレゼンテーションの能力不足という力量もあるかもしれませんが、多くの場合は、アイデアの多面的クオリティが低くて相手から見たら穴だらけのアイデアに聞こえてしまったんでしょうね。
色々な関連するアイデアをレゴブロックのように、繋ぎ合わせて穴を埋めていく作業を事前にやる必要があります。
結構な時間がかかると考える人もいるかもしれませんが、慣れるとこのアイデア組み合わせは瞬間的に行えたりもします。
無限大のアイデア
アイデアを考えるのを苦痛に思う人と、楽しいと思う人がいます。
仕事で命じられたり、誰かの代わりにアイデアを考えるとなると、やる気も含めてモチベーションを上げるところから始めないといけないのですが、
自分で絵を描く時や、趣味で何かを作る時、自己活動の一環で文章や資料を書くときなどは、そのアイデアを考えるのが楽しく感じると思います。
ここで一つだけハッキリ言えることは、アイデアを考える前に事前準備ができるという事を知っておきましょう。
自分のアイデア手帳を普段からつけている人は、アイデアを考えるのではなく、アイデアを組み合わせるという思考になっているんですね。
そのアイデア手帳に何かしらアイデアを追加する作業はなんとも楽しい作業でもあるはずです。
そんな感じで、アイデアって、至る所で必要になるけど、それを事前準備できている人はあまりいないという現実があります。
世の中に必要なのは、誰も思い浮かばないアイデアではなく、穴の少ない極上のアイデアなんですよね。
こうしたアイデアが自分でポンポンと生み出せるようになったら・・・と考えると、何だかワクワクしてきませんか?
将来の自分のために、
アイデア貯金を今から始めて見るのも悪く無いかもしれませんね。
そんな極上をアイデアを生み出すためのアイデア術というブログ記事でした。
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