自作サーバー購入記

2021/08/02

テクノロジー

t f B! P L
eyecatch 10年以上ぶりぐらいに、PCの自作をすることになる、ユゲタです。 もともと、windows端末を、いかに高スペックに、そしていかに安く、さらに、カスタマイズ性や汎用性を重要視するために、 自作PCは、好きなジャンルでもありました。 が、Apple製品を仕事で使い始めてからは、自作とはしばらく掛け離れていて、 もう10年以上も自作PCをやっていないという自分に気が付きました。 そして、自宅サーバーがそろそろハードもOSも新しくする必要が出てきたので、重い腰を上げて、自作サーバーを構築してみようと思います。

要件定義

もちろん、自分のパソコンとはいえ、きちんと要件を定義しておくことは重要です。 これから自作をしようと思っている人に覚えておいて欲しいこととして、 今どきのPC自作は、何を重要視するかで、まったく構成が違ってくるので、 重要ポイントをリストアップしておくことをオススメします。 おそらくショップに言って、店員に「自作したいんですけど」と言ってみると、 必ず、「どんなスペックにするか?」「何をするPCなのか?」というような質問を返されます。 多くの自作初心者がこんな時、「動けばいいです」とか「スペック高めで、値段安め」という風なトンチンカンな返答をしてしまいガチですが、 リストを作っておくことで、自分の頭の中でも色々とまとまってくる事があるので、 是非リストアップやっておきましょう。 そして、今回のリストは次のとおりです。
  1. webサーバーとデータバックアップ用のファイルサーバーとして利用するので、処理能力は低めでOK
  2. ファイルサーバーの容量を極限まで増やしたいので、SATAコネクタができるだけ多いマザーボードが良い
  3. 自宅で眠っている古いPCのパーツをできる限り使うので、必要最低限のパーツ購入に抑える
  4. ゲームなどは一切やらないので、GPUもマザーボードオンボードで十分
  5. メモリはMB最大限載せたい
簡単ですが、必須項目はこんな感じですね。 そして、今回購入しなければいけないのは、次のパーツです。
  1. マザーボード
  2. メモリ
  3. CPU
他のモノは、過去に作った自作PCで今は立ち上げてもいないのが自宅にいくつか転がっていたので、 そこから持ってくる予定です。
  1. PCケース
  2. ハードディスク(RAID用に購入済み)
  3. 電源
  4. キーボード、マウス

今どきはゲーミングPCだらけ?!

自宅から歩いていける距離にドスパラショップがあるので、まずはそこまで言ってみて、その日にすぐに購入できるものを買おう!と心に決めて行ってみたところ、 CPUはintelのcore i7クラス以上しかなく、 どうやらゲーミングを意識したラインナップばかり並んでいたので、店頭での購入は厳しい印象を持ったまま、店員に声を掛けてみたところ、 ユゲタ「すみません、自作PCのパーツを買いたいんですが・・・」 店員「・・・」 「いらっしゃいませ」も、「なにかお探しですか?」という言葉もなく、オタクっぽいガリやせの若手男性の店員が、キョトンとした顔で、こっちをじっと見つめています。 ユゲタの心の声「おいおい、この店、接客という文化はないのか???」 そして、今回の自作の趣旨を伝えたところ、「店内には展示している商品しか在庫がないので、細かな商品が欲しかったら、ネットでBTOしてくれ」という感じの返答をしてきた。 まあ、半分ぐらいはそうだろうなと予想していたこともあり、その残念な店舗を後にして、向かいにある、その店の姉妹店舗の「じゃんぱら」に向かいました。 この店は、中古専門なのだが、PCパーツなどが展示されていて、古くてもいいので、想定しているパーツが買えればそれでいいと思って入店。 ガラスケースに入ったPCパーツをくまなくみていると、「ケース内お見せしましょうか?」という若くてカワイイ感じの女性店員が接客してきた。 普段であれば、ウザがってしまうが、なんてベストタイミングで声を掛けてくるんだ!と思って、マザーボードとCPUとメモリが欲しい旨を伝えたところ、 15年前のモデルだが、とりあえず店内にあるということを教えてもらい、ざっくりと内容確認をしてもらいました。 そして無事に購入して帰って、いよいよ自作!

自作も一筋縄にはいかんのう!!!

自作の細かい内容は、後日写真付きで、書こうと思っているんですが、 今回購入した中で、メモリの相性が合わずに、アマゾンで買い直したという経緯があり、 ショップに戻しに行ったところ、IT製品にはクーリングオフが適用されないという事を知ったので、改めてこうした事を知らない人たちの為に、 次の事を覚えておきましょう。 まず、基本的に「通信販売」に対してはクーリングオフは適用されないので、ネット販売などでの購入の場合に、十分に規約を確認しておく必要があります。 ただ、今回はこれではなく、中古機器販売ということで、購入時に、規約ペライチの紙を必ずつけてきていたのでそれをみたところ、 相性による返品は、ショップ側としては、「買取」という手段で行う旨書かれていました。 買取値が売値の90%だったので10%の利益ということですね。 まあ、自作パソコンのリスクは、まさにここにあると言っても良いかもしれません。 初期不良品で合った場合は100%返品ができるようなのですが、こうしたことを知らないと、安易に中古パーツを買って、100%返品できない事実に少しモヤモヤしてしまうかもしれませんね。 まあ、そんなこんなを乗り越えて、無事に相性のいいメモリも手にすることができたので、次回はいよいよ、自作パソコンの組立てです。

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