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インターネットサービスを徹底的に考え抜く男、ユゲタです。
インターネットが世界を変えて、人の生活から、人生をも変えてくれる時代です。
そんなインターネットは、使い方を考えないと、良くも悪くもなります。
ビジネスでインターネットを活用したサービスを提供している会社はたくさんあると思いますが、
その中でも、広告収入を基盤に据えている会社についてのお話です。
そして、広告収入が主流になっている会社は扱っているWEBサイトの流入による広告表示が、収入源となってきます。
ここで重要なのは、いかにwebサイトの流入を確保し、それを維持し、増加させる仕組みが作れるかどうかというのが、
生命線になってきます。
最近、そうしたAD収入基盤の会社のwebシステム構築をお手伝いすることになったので、
ユゲタなりの、広告収入モデルについての見解をブログに書いておきたいと思います。
SEO依存の実態
あまり細かな話はいいませんが、ボクのお手伝いすることになった会社は、とある業界における専門家サイトを立ち上げており、
それを一般の人たち(コンシューマ)が閲覧して、その表示するための広告収入と、プレミアム会員登録した人の会費によって、
収益をを得ています。
現在は、広告売上が圧倒的に多いため、WEBサイトへの流入を下げるわけには行きません。
でも、季節要因や、社会現象要因などによって、インターネットサイトは、大きく流れが変わることは、容易に想像できます。
例えば、テレビ番組でサービス名が言われた場合に、瞬間アクセスが爆発していわゆるバズった状態になることもあれば、
SNSなどで、人気のあるインフルエンサーの人が言った商品名が、飛ぶように売れて、入荷まで集ヶ月待ちになってしまうような現象って、サクセスストーリーとしてたまにテレビで見かけます。
お金を出さずにこういうメリットを受けようとすると、宝くじを当てるようなラッキーでしか通常はありえませんよね。
でも、SEO検索をして、流入をして、広告表示するというのが、実際のサイトの割合の9割近くも締めていることを考えると、Googleの検索順位ロジックを深堀りしていくことになるのですが、
GoogleのPageSpeed Insights
で高得点をとる事も必要な要素ですが、ここの点数を100点に近づけても、SEOが上位ランクされるわけではありません。
また、
Search Consoleを整備して、サイトマップから、キーワードなどを整理する事も重要ですが、
はたしてこのやり方だけを追求してSEO向上がどのくらい見込めるのか・・・いろいろな対策をやった挙げ句、50歩100歩という結論になったとしたら、非常に寂しくなってしまいますよね。
少なくても、ユゲタのお手伝いする会社さんは、SEOがいろいろな社会要因でダウンしてきているのをなんとか、向上するように仕組み化したいと考えていました。
そこで、ユゲタの考えたことは、
「被リンク」です。
バックリンクとも言われる、これが何かというと、そのサービスサイト以外のwebページに、そのページへのリンクが存在する割合が、SEO結果に非常に影響するということは、いろいろな人がブログに書いているので、言わずもがなですが、
被リンクとは?SEO効果や良質な被リンクの増やし方など徹底解説!
どうしても詳しく知りたいという人は、こちらのページを見て見るといいでしょう。
こうして、システムに手を入れずに、SEO効果を上げる事は可能なのだということもわかります。
被リンクのデメリット
外部リンクをたくさん作れば、webページのSEO順位が上位に鳴るというメリットばかりではなく、デメリットもあることを認識しておきましょう。
これは、かつて、SEOでの順位を上げることだけを目的にしたいわゆるSEO会社という人たちがやっていた、大量にサブドメインでの、リンクのみが表示されているページに、
大量に目的のページのリンクを貼り付けて、被リンクの数を膨大に増やすというやり方です。
こうしたやり方に業を煮やしたGoogleは、SEOロジックの仕組みで、優良サイトの被リンクでない場合に(内容の無いページは低評価ページ)被リンクでの評価自体も下げるという機能を設けたとのことです。
なので、このブログでも書いているような、記事の中に引用として自然と入れ込まれているような被リンクは有効なリンクで、
リンク集などのページは、減点されてしまう被リンクとカウントされるので、まずはこの仕様をちゃんと理解して被リンク対策を行うといいでしょう。
北風と太陽で考えるユーザービヘイビア
今回、お伝えしたかった、内容は実はここからになります。
SEOを上げるために、その会社では、エンジニアが現状行っていた機能追加や、各種作業を止めて、SEOの向上をするように、GoogleInsightの点数上げ作業に徹していたとのことで、
結果的に、それがいい方向に向かうかどうかもよく分からずに、作業を進めていました。
そのまま続けて、結果的に流入数が向上しなければ、やったことに対する意味もなければ、通常の作業を止めてまで行っていた事がむしろマイナスに感じてしまい、
会社の売上向上もなし上、エンジニアのモチベーションはだだ下がりになりかねません。
そこで今回ユゲタが考えたことは、目の前の事での対応ではなく、別のより効果のあるやり方を模索する事で、全員がハッピーになれるという道もあるのではないかという話でした。
「北風と太陽」というおとぎ話がまさに、ソレということを思い出しました。
さらに、この会社さんに限った事を言うと、専門家に対する対応は手厚く行っていて、そこのパイプは非常に太く構築されているのですが、
一般ユーザーへのメリットという事も視野に入れて、まさに一般ユーザーがそれぞれのSNSやブログなどで、この会社のサービスをツィートしたり、紹介してくれることで、
優良な被リンクがどんどん増えるという仕組みを作ることが、会社全体もしくは、ユーザーメリットがあるのであれば、利用者、このサービスの関係者全てがハッピーになれる施策なのではないかと、
こっそりと頭の中で考えたことを、ブログに書いてみました。
さて、会社さんにどのように伝えるかな?
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