セカンドオピニオンは、専門知識の妥当性確認や選択肢を出来るだけたくさん集めたいときに有効で、主治医以外の診察を受けたい患者さんが、意見を求める事ですが、要するに素人ではよく分からんからとにかくわかりやすく説明して欲しい人には便利ですよね。
wikipedia
だって、意見を聞くのが一人だと、もし仮にその一人がポンコツだったとしたら、もうどうしょうもない訳じゃないですか。
そんな時にセカンドオピニオンって、とってもいいリスクヘッジだと思いますよ。
え?お金がかかるって、もちろんそれは仕方ないでしょうね。
それがいやなら、信頼のおける専門家を最初から選択するしかないでしょうね。
ITのセカンドオピニオン
テレビの健康番組で、医者のセカンドオピニオンの事をやっていた時に、
WEB開発の現場や、ITの技術現場でも全く同じ事をやればいいのに
・・・と考えたんですが、いろいろな会社の社長さんからもそうした声を聞くことがあります。
企業の開発部門を担当した事がある人であれば、社長や経営陣がプログラマー出身でない限り、技術的な話がそもそも通じないという経験をした事があると思います。
こうした時に、社長は決まって、「エンジニアの言っている意味が分からん」と言うし、エンジニアサイドでは「こんな簡単な事、ちゃんと説明しているのに社長は何故理解できないんだ」と正反対のボヤキをしています。
もちろん、どちらの言い分も相手の立場に立って誠心誠意コミュニケーションを取れば解決することも多いのですが、ビジネスはスピード命という事で、回りくどい事をやりたがらないというのも事実です。
さらに具体的にこんな場面の経験はありませんか?
よくあるサービス拡大の壁
会社で販売しているITサービスの利用者が増えてきて、会社もいよいよ拡大してビジネスを伸ばすタイミング。
しかし、肝心のサービスが、これ以上ユーザーが増えたら、データがパンクしてしまいます。
現時点でもアクセスが集中する時間帯では、表示が遅くなっていて、それによってクレームが発生している事もサポート部門から報告が入っています。
経営部門としては、それなら、開発部門にもう少し資金投資をして、サービス自体の足元を固めるべく、対人数に対応できるように、機能アップすればいいのではないか?
ここで、開発部門にサービスのバージョンアップをするように依頼したところ、エンジニア達が全員で社長に対して講義をしてきました。
エンジニア:「社長!今のサービスはこれ以上拡大できません。何故なら、そもそものデータベース構造が拡大に耐えきれません。サーバー機器もですし、使っているSQLモジュールもこれ以上はキャパオーバーになってしまいます。」
- 社長:「それじゃあ、サーバーを新しくして、SQLモジュールも拡大に耐え切れるものにかえればいいじゃない?」
- エンジニア:「そんな事をしたら、開発を一からやり直すのと同じ事です。とてもじゃないけどそんな時間はありません。」
- 社長:「それじゃあ、これからの事業拡大についてどうすればいいか提案してよ」
- エンジニア:「とりあえず、同じ構成でも別のサーバーにサービスを構築すれば、理論値2倍になります。想定10倍であれば、サーバーが10台必要です。」
- 社長:「サーバーを分けたら、それぞれのユーザーは連携できるの?そもそもこのササービスはコミュニティサービスが基本だよ?」
- エンジニア:「連携はできなくなりますが、物理的に収容は可能です。連携に関しては別途連携プログラムを構築するように計画してみます。」
- 社長:「・・・」
社長の気持ち
僕が社長なら、「本当にこれでいいのか?もっといい方法はないものなのか?」と考えると思います。
こうした時に、社外のエンジニアにセカンドオピニオンが聞けたら、どれだけモヤモヤがスッキリするでしょうね。
決して自社のエンジニアがポンコツというわけでは無く、今現在の仕事が忙しいが故に、新たな状況に置き換えることに対して抵抗がある事も理解しているし、今まで構築してきたものを崩すことに抵抗がある事もよくわかる。
でも、そうした人情論と経営論は基本的に別。
もしかしたら、もっと画期的な提案をしてくれるエンジニアがいるのではないか?と考える人は、セカンドオピニオンを使ってみてはいかがでしょうか?
セカンドオピニオンってどうするの?
システム関連のセカンドオピニオンはどのようにして得ることができるのでしょうか?
これは非常に簡単な話で、他者のエンジニアに聞くのが一番です。
でも、そこがIT系ではない経営者の弱いところで、飲み友達はたくさんいるけど、ITエンジニアとすぐに話ができる関係を持っている経営者は、なかなか少ないようです。
それも、こうした高度な技術問題に対して、提案してくれる人と知り合っている確率なんて、極めて少ないでしょうね。
でも、今はIT時代「
StackOverFlow」も日本語サービスを開始しているし、「
Yahoo知恵袋」でも、j他にも質疑応答してくれるWEBサービスは山のようにあります。
確かにこうしたサイトはエンジニアの巣窟なので、迂闊な質問はしづらいし、会社の貴重なサービスセキュリティをさらしかねません。
そうした心配がある人は、エンジニアの集まるビジネス交流会などを使って、直接自分で聞いていけばいいんです。
確かに、「どうやって聞けばいいの?」とか「わかるように返答してくれるか不安」という事もありえますよね。
困っている会社が多いという事を考えて、株式会社MYNTで「ITセカンドオピニオンサービス」を始めます。
ITセカンドオピニオンサービス(β版)始めます。
とりあえず、僕の周りの経営者でこういう事を聞く機会が多かったので、限定的に行ってみたいと思います。
※知り合いでなくてもお問い合わせください。
商品名
ITセカンドオピニオンサービス by Mynt, Inc.
どんな成果が得られるの?
・現行開発員と違う視点での意見出しやご提案。
・経営視点での考え方を考慮して課題に対しての解決策があるかどうかの判断。
・プロダクトアウトとマーケットインの中間である、グロースハック思想でのサービス設計の考え方。
・同じ問題が起きた時に他社ではどのように対処しているかという調査(可能な限り)。
・似たような構成のサービスでは、どういう思考で設計や開発を行なっているか調査(可能な限り)。
・その他、発生している課題に対する対応策のご提案。
お問い合わせ
下記URLのお問い合わせフォームにて、お困りの内容を記入してお問い合わせください。
株式会社MYNT | ITセカンドオピニオンサービス
0 件のコメント:
コメントを投稿