失敗談の有効性

2018/03/10

トラブル 学習 日記

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人には誰にも言えない失敗を持っているものです。 過去にやらかした失敗で、墓場まで持って行こうと心に決めている人もいます。 でも、人はそうした失敗を抱えて生きていると、それだけでとても大きなストレスを感じてしまいます。 そうした失敗した過去はどのようにして克服すればいいのでしょう? 答えは簡単です。身近な人に話してしまうことです。 もちろん、そんなに簡単に話せないから、心の奥底に閉じ込めているんですよね?

やっちまったをチャンスに変える思考法

過去の失敗は大体が「どないしょう、やっちまった!」と本人が焦っている事情で、思い出したくも無い失敗が多いでしょう。 でも、それを抱えていて同時にストレスも抱えているぐらいなら、人にさらけ出すことで、自分のデメリットをメリットに変えることも可能です。 人に話せないと考えている人は、何故話せないのでしょうか?
1. 人に話すのが恥ずかしい 2. 話すと誰かが傷つく 3. 失敗の責任を取らなければいけなくなる
話せない内容は大体こんなところでしょうか。 もちろん他にもあると思います。 しかし、人は他人の失敗は聞きたくなる生き物です。 「人の失敗は蜜の味」とはよく言ったものです。 自分は話したく無い人程、他人の失敗に首を突っ込みたくなるのも事実です。 でも、どうしても話したくない人は無理に話をしなくてもかまいません。 ただ、一皮むけると、誰かに話したくなるので、今回のブログを見て考えてみてください。

僕の過去の大きな失敗

僕も今まで誰にも言ったことの無い失敗はあります。 でも、こういう機会なので、ブログで公開してしまいましょう。 是非、この記事を読んだ方、見て笑ってやってください。

失敗その1

過去に勤めたとあるゲーム会社で、マスターデータを一生懸命CD-ROMに焼き込んだ末、本来であれば、社長室の棚に片付けて置くべき所を、自分のデスクの引き出しの奥に仕舞い込んでいて、退社時にダンボールに詰めて持って帰ってしまっていました。 その後、そのゲームの第2弾を作る時に、1作目のマスターデータが無く、大騒ぎした話を聞きました。 もちろん犯人は僕ですが、当時連絡もなく後日談で聞いて、どうしてもその場で「自分が犯人」と言えませんでした。

失敗その2

これは、1996年ぐらいの話でインターネットが世の中で広がり始めた時の話です。 HTMLを覚えた人はみんな自分のホームページを作ってポートフォリオを載せるというのが流行り始めた頃、 僕は調子に乗って、CGIを勉強がてらプログラミングを楽しんで行っていました。 映画が好きだった僕は、映画の評価やキャストや色々なリンク集をDB化したWEBサイトを作って日々更新していた時、 データボリュームが膨大になりすぎて当時はまだSQLすら知らなかった僕は、プログラムの不具合も気が付かず、WEBサーバーにプログラムをアップロードして、サーバー負荷を極限まで上げてしまい、結果サーバーダウンに陥ってしまいました。 この時、プロバイダー側から、始末書を欠かされましたが、周囲の人には恥ずかしくて話せませんでした。

失敗その3

これは、僕がとあるエンターテイメントの上場会社で、情報システム部門に配属された直後の事です。 その中にSoftEtherが出てきて、画期的なソフトウェアHUBに魅了され、会社でうまく使えないものかと、会社PCにセットして検証していた時のこと。 金曜日にセットして、そのままPCを起ち上げたまま帰り、土日を迎えて、翌週月曜日に、役員に呼び出され、とある匿名通報で、僕の端末HUBから外に公開状態になったインターネット回線があったことを暴露されてしまいました。 幸い、その役員は僕の非常に理解者であったため、事を公にせずに、ないないに沈めてくれましたが、情報システム部門のマネージャーという立場であった僕が犯した失敗は、との時の周囲にはほぼ知らされずに、未だに誰にも話すことができていません。

確かに人の失敗はおもしろい

会社で失敗した部下を叱る上司を見たことがある人はわかると思いますが、 部下が下を向いて黙っていても上司の怒号は止まりません。 この時、人間の脳の中で人のことを怒っている人は、アドレナリンが分泌されて、いわゆる「快感」を感じているようです。 想像してみましょう。起こっている人は、自分の部下に対して、「自分は良いことを言ってやってる」という押し付けのありがた迷惑のトランス状態に入っているという事です。 恐ろしいですよね。麻薬と一緒です。こうなったら、誰にも止められないし、本人は、味をしめると、次々と人を怒り始めるでしょう。 人が失敗すると、そうして他人は責め立てる事ができますが、本人は誤ることしかできません。 確かに迷惑をかけた人がいたら、誤るべきだし、謝らなければ、その後にずっと蟠りが残り続ける可能性もあります。 人が失敗したら、面白がらずに、その人がどうするべきか一緒に考えてあげる事で自分もスキルアップできるかもしれませんね。

失敗は成功のチャンス

クレーマーという言葉があるぐらい、企業に対してクレームを付けたがる人が多くいるようです。 最近の企業は、こうしたクレームの内容を金を出して購入する会社が増えてきていると聞きました。 何故、クレームなんて誰も対処したくない案件を、お金を出してまで購入するのでしょう? それは、誰もやりたがらない領域だからこそ、それを解決できれば、誰もが喜ぶサービスになる可能性があるからですね。 何故クレームになったのか、分析するスキルを自社でモテるということは、自ら課題解決できる体質になるという事で、結果、クレームが少なくなるという事に繋がるはずです。 個人として考えても、自分の悪い所を人から聞くことで自分をより魅力的な人物に成長させていく事ができれば、素敵な未来があると思いませんか? 過去を振り返る事ができ、自己PDCAによって強く成長を遂げる事が可能になる事で、確実に成長できるのであれば、人から自分のデメリットを聞くこと、また、自分の失敗を話すこと絵、より自分の成長に繋がるという風にも言えます。

失敗は結構笑い話になる

基本的に「成功談」はイヤミにしかならない事が多く、謙遜するのが良く。 失敗は、より面白おかしく話すことで自分も他人も面白くなる方が、より人に対して失敗を話したくなります。 他人からすると、ただでさえ蜜の味の失敗が、面白く聞こえるのであれば、それに対してお咎めをする事はないでしょう。 むしろ、自分の失敗を面白おかしく話せるようになれば、ストレスもたまらないし、非常にトーク術の長けた、素晴らしいスキルの持ち主であるとも言えます。 失敗談をどれだけ笑いに変えられるかで、その人の笑いのセンスが磨かれる事になり、小さな失敗を大きく話す技を覚えてみることをオススメします。 ただし、ウソは基本的にだめですね。 ここは難しいのですが、ウソと分かるウソであればいいのですが、分かりにくいウソはNGです。 そんな色々なテクニックを身につけるためにも、自分の負の要素は取っ払ったほうが、良さそうですね。

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