Amazonで星3.8の実力書籍です。
資料作成をする時に行なうプランニングをいかに効率化して行えるかを、いくつかの独自ハック技術で書かれていて、効率を求める人、アイデアを出し続けたい人などにうってつけの書籍です。
「すぐれたアウトプットは、綿密な準備とシステムから生まれる」って、非常にいい言葉ですね。
ここで言うシステムは、ITサービスなどではなく、アウトプットするための色々な道具の事ですね。
Hackって何?
「仕事はプロジェクトの積み重ね」というのは非常によく分かる言葉ですね。
プロジェクトをいかに効率よく進めるかが、仕事の要になるという事なんですが、そもそも最近よく聞く「ハック」ってどういう意味なんだろう?と疑問に思いました。
コンピューター侵入者の事を「ハッカー」と言ったりするのに関係しているのかと思ったら、どうやら、2004年にアメリカの記者である、ダニー・オブライエン氏が
ITの技術者の仕事の質や、効率を上げたりする事、それらを高く維持し続けることを、「ライフハック」と言ったことが始まりのようだ。
IT技術者以外でも世の中はハックすることで、質や効率を上げられることは沢山あるのだが、うまく活用できている人は意外に少ない。
この本に書かれている考え方の基本や、創意工夫をするために思考法などは、非常に役に立つし、ハックの基本であるとも思える。
おもしろポイント
著者の方が、実際に自分で行なっている講義の様子が巻末の方に会話形式で書かれているんですが、その内容は生々しくて結構面白く読めました。
僕が個人的にお気に入りの内容は、やはりアイデアの出し方の為に、手帳やメモをどのように活用するか。ですね。
この本の最も魅力的なのは、色々な「ハック」が書かれている点だと思います。目次をみてもワクワクします。
- 企画システム・ハック
- アイデア発想ハック
- プランニング・ハック
- プロジェクト・ハック
- プレゼン・ハック
- コンセプト・ハック
これらの各項目を細かく色々な斬新なアイデアで実際に著者の人が実践してきた経験談も踏まえて書かれています。
これを見て、「自分はアイデアなど関係ない仕事をしている」と考えている人、きっと仕事がつまらないと感じているんじゃないですか?
どんな仕事もアイデア次第で楽しめるということがわかりますよ。
業務効率化の話
業務HACKというのをFacebookなどでよく見かけるようになりました。
ライフハックもそうですが、Studyハックや、Mindハック、クリエイティブHackっていうのもあるそうです。
既存概念を破壊して、より効率的に物事を考えるようになることは、全くもってそれだけでワクワクしますよね。
ITが時代を変えたように、さらに今現在HACKという言葉を使って、また色々と変革されようとしているんだと感じます。
世の中には、変わることが嫌いな人の方が多いという風に言われていますが、一方で、変わることが大好きな人もいます。
できれば自分はそっちの側に立っていたいと強く思っていきたいですね。
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