[Book] 非エンジニア、文系、ビジネスマンのための人工知能入門: 数式が苦手なあなたにオススメ

2016/11/14

AI レビュー

t f B! P L
本を読んでいると、非常にリア充な感じが持てるし、ストレスが無い感覚でいられるので、読書は常にやっていたいですね。 今回はAIの勉強をとある理由により急きょしなくてはいけなくなったので、kindleで沢山の本をピックアップした中の一つで 「非エンジニア、文系、ビジネスマンのための人工知能入門: 数式が苦手なあなたにオススメ」 という、とっかかりにはもってこいのタイトルです。 しかも、kindleを持っていれば0円で閲覧できるので、その点でもオススメです。 (2024-04-10追記: 今現在、絶版してました・・・)

簡単な内容と評価

amazonストアで☆がまだ付いていなかったんですが、僕の評価は以下のようにしました。
★★★☆☆
機械学習の勉強をするというよりは、「機械学習とはなんぞや?」という事を答えられるようになる本で、数式などはほぼ書かれておらず、 機械学習の基本てある「教師あり学習」「教師なし学習」「強化学習」のそれぞれの特性を説明してある事と、 Google、IBM、Microsoftといった、その中で人工知能の研究進捗をアウトプットしている大手企業の事例を紹介してくれていたり、 分かりやすい構成で読み進められます。 ただし、エンジニアリングとしての機械学習を目的とする人としては、全く筋違いな本と感じる人もいるかもしれません。 確かにタイトルに書いてあるとおり、エンジニアリングを得ようとする人の本で無いことはよくわかります。 僕の個人的な意見としては、書かれている内容をもう少しコアな事例を載せていただきたかったので、★をちゅうぐらいにしておきました。

この本を読んで得られた知識

基本的に本は読んだ後で、必ず何かしらの得られるものがあるモノという思い込みがあります。 読書好きの人は、このベネフィットを得るために読み漁っているに違いない。 そして、得られるものが無かった本は、酷評してしまうわけですが、それでも、一つ見出す努力をするのが、本当の読書好きなのかもしれませんね。 そんな視点で僕なりにこの本のベネフィットポイントを絞り出してみました。
画像認識アルゴリズムが、数式を載せずに全体像が書かれている(初心者が理解できるレベル) 進化計算の章は、ニューロンの多層化で読者にも色々な発想をさせてくれる。
こんな感じで、読んでおいても損はないと思いますよ。

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