
自分の会社、自分のやっていること、自分の特徴を人に説明する時に最善なのは、できるだけ短い言葉で簡潔に的確に説明できることです。
人とのコミュニケーションにおいて最悪なのは、「話が長い」という事なんです。
そんな中、一言で全てを説明できる方法があるとしたら、その術を習得したいと思いませんか?
そんな一言トーク術を今回はブログネタとして考えてみました。
それ、本当に「伝わって」る?
頑張って説明してるのに、
「で、何が言いたいの?」と言われることありませんか?
ついつい、話したい背景から順を追って話しちゃう、というのが話が長くなる原因です。
気がづけば自分でも何を言ってたのか分からなくなる事は、自分も良くあります。
そんな時は、「話が長い証拠だと自覚できるんですけどね」
原因は「話が長い」ではなく「言いたい一言が決まっていない」ということかもしれませんね。
よく「結論から話す」というトーク術を見たり聞いたりする人も多いと思いますが、
言いたい事というのを一言で言えばいいだけなんですよね。
サンプル
Before
このプロジェクトはの背景は、以前に〇〇な問題があって、
それを解決するために、何が必要かを考えてみました。
いろいろな人にヒアリングして課題解決の方法を検討してみたところ、
△△という方法があり、それができるシステムを作る事で対応できます。
After
〇〇な問題は、△△という方法で解決できます。
「つまり・・・」で要約してみるクセをつける
最近いろいろな人と話をしていると、良く聞く言葉があることに気がつきました。
「つまり、何が言いたいかというと・・・」
というセリフです。
その人が自分の話が長くなったことに気がついて、自分で要約してくれる流れになります。
こちらが、聞いているけど「話なげ〜な〜」という雰囲気が伝わったのかもしれないし、
会議の時間が遅くなってきたことに本人が気がついたのかもしれませんが、
自分で要約してくれると、長かった話のまとめが聞けて、本来それだけ言えばいいのに・・・と思ってしまいます。
自分の話が長くなったと気がついた時に、話している内容を一旦止めて、「・・・つまり・・・」と要約をいきなり始めても何の違和感もありません。
むしろ相手が長い話を求めている場合は、「細かい箇所聞かせてよ!」とせっついてくるので、
相手の感情も確認することができます。
ちなみに、相手がせっついて来ない場合は、「あなたの話に退屈していた」という風に受け取るのがいいかもです。
「一言でいうと・・・」は魔法の枕詞
一言トーク術なので、当たり前のように思えるかもしれませんが、
人は、相手と話をしている時に、
ここぞ!という場面では、話が長くなりがちです。
そこで、ここぞ!のタイミングで「一言で言うと・・・」と言い始めることで、
自分の意識的にキラーワードを頭の中で探して、抜群の一言を発することが可能になります。
まさに魔法を使う時の、「詠唱」がコレです。
ハリーポッターで言うところの「エクスペクト・パトローナム」です。
ただし、使いはじめの慣れていないうちは、キレの悪い一言が出てしまうかもしれないので、
そうした時は、その後で、どんな一言を言えばよかったのかを自分で反芻しながら考えておくと言う日々の思考を繰り返すことで、
次第に一言魔法が簡単に繰り出せるようになります。
話す前に「3秒考えて、10秒で話す」
初心者向きのテクニックとして、考えながら話すのではなく、
少し考えて、考えた内容を話すようにすれば、少しの時間ぐらいであれば、相手は待ってくれます。
考えずに話をしようとするから、話しながら考えて、考えている事をそのまま言葉に出しているのが、話が長い人の特徴です。
これは、自分がこのタイプで話が長いから良くわかります。
実際に話しているうちにゴールが見えてきたら、その時点で、「つまり・・・」技を使って、自ら話を終了させるようになるんですが、
相手は少しウザがっていることがよくあるので、
最初に少し考えてから話す、というというクセをつけると、
いきなり破壊力抜群の一言が繰り出せるスキルのようにも見えますからね。
ちなみに、相手に待ってもらわなくて、相手の話している時が、自分の長考タイミングと考えてもいいかもしれません。
ちゃんと相手の話は聞くことも忘れないようにしましょうね。
相手が話が長い人であれば、じっくりと試行できて、相手が1分ぐらい話したけど、こちらは
3秒で秒殺できるという、コミュニケーション力の差を見せつけることも可能になります。
あとがき
一言トークは“脳内整理術”と言ってもいいかもしれません。
そもそも話が下手と言う人も同様に思考が足りていないので、言うべき一言を考えてみるのもいいですし、
話が長すぎる人は、この一言トーク術を身につけることで、思考力の向上につながる事は間違いありません。
そう考えると、話を短く端的に言える能力って、思考力のスピードにも関連していると言う事で、
普段から気にしていることで、脳の活性化につながると言う事かもしれませんね。
もはや、脳トレを同時に行うことができる「一言トーク術」是非オススメです。
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