
自作Windowsマシンのケースを新しいケースに載せ替えたいという話の続きです。
DIYしようと思い立ったが、どう考えても、市販でいい感じのケースを買ってきて、その中にマザボやら電源やらストレージやらをぶち込んだ方がはるかに楽だという事に改めて気が付きました。
そらそうですよね。
でも、そうすると、古いパソコンケースがゴミとして残るので、今どきのSDGs魂を奮い立たせて、そのケースのパーツを利用して新たないい感じのケースを組み立てるという構想を立てました。
構想案
一昔前の自作パソコンのケースというのは、内部は鉄フレームに囲われて、外側はプラスチックで覆われているパターンがほとんどです。
自分のパソコンももはや10年以上前の購入物。
壊れている箇所があるものの、ザ・鉄というシロモノです。
その鉄はよくみるとパーツが組み合わせてあるだけの本当に鉄の塊になっているのですが、それらを分解することができたら、鉄素材が手に入るという事で、
アルミフレームなどは別途購入しなくても流用できるのではないか、という案です。
そして、今どき自作PCケースにしたければ、アクリルパネルとLEDピカピカにすれば、一丁上がりというワケですよね。
鉄分解作業
そんなわけで、まずは、マザボや電源などを取り外して、本来のパソコンケースの工場出荷状態にもどします。
そして、できる限り分解してみます。
ネジを外すのはこれが限界。
よく見てみると、鉄どうしは、ビスやナットなどのネジではなく、鉄をそのまま溶かしてビット接合してあるような感じです。
(接合の正式名称わかりませんが・・・)
さて困った、ハンダで溶かせるわけでもなく、ペンチで潰してもビクともしません。
そして思いついたのが、鉄ドリルで、ぶち抜いてしまえばいいのでは?という案。
おそらくネジのような感じで上下が鉄で穴を通してあるだけなので、その穴をドリルで穴を開けてしまうというやり方です。
電動ドリルで、鉄用ビットで、グリグリと回してみると、案の方、ポロッと取れました。
※今回は、3.5ミリのサイズがちょうど良かったようです。
解体完了
そのままの勢いで、ケースの鉄ビットを全部ぶち抜いてみました。
見事に鉄板やら鉄パーツをバラバラに分解することに成功しました。
あとがき
今回は、鉄フレームの分解を徹底的にやるTTY(T:てってい、T:てきに、Yやる)を実践しただけですが、
手を切らないように気をつけたり、ドリルの回転をフルにすると、鉄の摩耗であまりよろしくないとのことで、回転数を抑えながら少しずつやるという小賢しいマネをしながらの作業でした。
でも、どう考えてもエコでしょ?
パソコンケース、捨てずに、新たなケースを作ってしまうなんてアイデア、これみんなやればいいのに。
完成したモノが素敵に見えたらマネする人いるかもしれないね。
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