あなたは、価値がある人間ですか?
そんな質問をされたら、日本人は、多くの人が、「いや〜〜〜・・・」と答えるか、何かしら謙遜する人がほとんどです。
そりゃそうですよね。胸張って、「自分は価値があります!」なんて言い切る人って、ちょっと我が強い人と思われるんじゃないかな〜と頭によぎるはずです。
でも、海外では、胸を張って答える人の方が多いんだそうですね。
そんな、少し引き気味の日本人である自分が改めて胸を張れるような自分の価値について考えてみたいと思います。
自分の価値って何?
何か得意な分野というものを持っている人は、自分の価値をその分野で話すことができそうですが、
割と多くの場合、自分の得意分野というモノのを持っていないという人が多いのが現実のようです。(話すと即座に得意があるかないか分かりますよね)
スポーツが得意、楽器や音楽が得意、絵を描くのが得意、プログラミングが得意、他の人が出来ないことが得意・・・
得意な事に自分の価値を見出すのは、他人よりも優れている事を価値と感じてしまうからかもしれません。
人のアイデンティティにおいて、他人よりも優れているという事は大きな自信につながるので、それを価値に感じてしまうのは当たり前なのです。
この書籍のように「生きてるだけで価値がある」と感じるのは、何かしらの大病を患った人や、何か大きな壁にぶつかった人が感じる事ができる感覚なのでしょうね。
価値は目に見えないモノ
多くの場合、自分の価値というのは、目に見えるものではありません。
目に見えないので、それを見つけることが出来ない人が多いのもうなづけます。
ただ、容姿や見た目が良いと言う場合に、見ることのできる価値を感じる場合もあるので、そうした人は自分の価値に気が付きやすいかもです。
では、自分の価値に気がついていない人が、どうやったら見えない価値に気がつくことができるのでしょう?
価値は自分で作るもの
人は多くの場合、他人よりも優れているコトや違っているモノに対して価値を見出しやすい傾向があります。
誰にもできないけど、自分はできる。
同じものを作った時に、他人よりも評価が高かった。
極端に好きな趣味嗜好がある。
こんな理由で自分の価値を感じやすい人もいると思います。
そうです、自分の価値というのは、自分で勝手に作り上げる事が普通なんですね。
それが他人とは価値観が違っていたとしても、自分で価値があると思ったものは自分だけの価値観です。
自分の価値を他人に話せる人と話せない人
他人が何と言おうと自分だけの価値観ですが、この価値観を、人に説明することが出来ない人、苦手な人もいるようです。
でも、自分の価値は他人に話すことでどんどん価値が高まっていくという事を知らない人というのも少なくありません。
そして、自分の価値を他人に評価してもらうことで、価値の比較をすることができて、自分だけの価値が、世の中の人が認めてくれやすくなるレベルの価値が理解できるようになるんですね。
自分の作ったモノや、何かを見たり聞いたりしたモノの自分の価値を意見としてアウトプットするというのは、実は自分を育て上げる重要なファクターでもあったという事がわかります。
人に胸を張って自分の価値を話せるようになるポイント
でも、自分に自身がない人や、他人に評価されるのが怖い人、自分のことを話すのが極端に恥ずかしいと感じる人は少なくありません。
もちろん、勇気を振り絞って他人と話す事は重要なのですが、他人と話したことがないけど、強烈に自分の価値に対して魅力を感じている人は、物怖じをしない傾向があります。
要するに、自分の価値に自身が持てているかどうかというのも大きなポイントかもしれませんね。
他人に話すほどのモノではない・・・というような発言をする人がいますが、他人に話して初めて価値の価値を見いだせるという事もあるし、このセリフ言う人は話をしても面白くない場合が多いので、他人から興味を持たれない人とも感じられてしまいますね。
あとがき
冒頭の質問は、「あなたは価値のある人間ですか?」と聞かれたら、全ての人、存在するものは、何かしらの価値を持って生まれてきていると感じませんか?
改めて、「あなたの価値はなんですか?」と聞かれたらどう答えるでしょう?
自分は、他人とは違う絶対的な自分という意識を強く持っているというところに価値観を感じています。
人がやらないことを楽しんでやる趣味や行動力。
何かをやり遂げようと思った時の行動力。
初めて合った人と話した時に、よく言ってもらえる「話がわかりやすいですね」という言葉。
これらに自分の価値を大きく感じています。
そして、他の人の価値に対しても大いに興味が湧いてきます。
人はその人の価値によって成り立っていると言っても過言ではないですよね?
0 件のコメント:
コメントを投稿